未経験からフリーランスエンジニアになるには?初心者でも案件が取れる方法を紹介

  • 未経験でもフリーランスエンジニアとして案件獲得できる?
  • 未経験からフリーランスエンジニアになるまでの道のりはどんな感じ?
  • 未経験からフリーランスエンジニアになれる人にはどんな特徴がある?

未経験でもフリーランスエンジニアになることはできますか?

たとえ未経験であってもフリーランスエンジニアになることは可能です。この記事では未経験からフリーランスエンジニアを目指すための道のりについて詳しく解説しています。

フリーランスエンジニアになるにあたり、実務経験・IT業界の経験・スキルといのは必須ではありません。

たとえプログラミング経験がない人であっても、フリーランスエンジニアを目指すことは十分に可能です。

ただし未経験の場合、簡単になれるわけではありません。正しいステップを踏まないと、失敗してしまうことも多いです。

そこでこの記事では、未経験からフリーランスエンジニアを目指すための正しい道のりについて紹介していきます。

具体的なステップについて紹介していくため、ぜひ参考にしてください。

目次

未経験からでもフリーランスエンジニアになれる理由

未経験からでもフリーランスエンジニアを目指すことは可能です。

それには以下のような理由があるからです。

未経験からフリーランスになれる理由
  • エンジニアが不足しているから
  • 働き方が変化しているから
  • クラウドソーシングサービスの普及

未経験からフリーランスになれる理由①エンジニアが不足しているから

未経験でもフリーランスエンジニアになれる大きな理由は、IT人材不足です。

経済産業省の報告によると、2030年には少なくても約16万人、多くて78人ものIT人材が不足すると試算されています。

今後IT市場はさらに成長していきますが、少子高齢化によって十分な人材が確保できない可能性があります。

また、AIのようなIT技術に対応できるエンジニアが不足しているため、未経験からフリーランスエンジニアを目指しても十分になれる可能性があります。

需要が高い技術を身につけておけば、エンジニア未経験でもフリーランスとして案件を獲得できるはずです。

未経験からフリーランスになれる理由②働き方が変化しているから

近年は働き方の選択肢が増え、自由度が高くなってきています。

在宅でリモートワークで働ける企業も増えており、今後、兼業や副業も含めてフリーランスの数は増えていくことが考えられます。

世界的にもフリーランスの働き方が広がっており、エンジニアもフリーランスとして働きやすくなっていくはずです。

簡単な作業ならば、未経験者に任せることを検討する企業が増えていくことが見込まれます。

未経験からフリーランスになれる理由③クラウドソーシングサービスの普及

ここ数年で、クラウドソーシングサービス市場が急速に成長しています。

クラウドソーシングやエージェントといったフリーランスと仕事をマッチングしてくれるサービスが普及しているため、案件が取りやすくなっています。

IT市場が広がるとともに案件数も増えており、未経験でも受注できるプロジェクトも増加していくことが考えられます。

今後はますますクラウドですべてが完結する仕事が増えていくため、フリーランスエンジニアにとっても追い風になるはずです。

未経験からフリーランスエンジニアを目指す道のり

未経験からフリーランスエンジニアを目指す道のりについて詳しく解説していきます。

現在、仕事をしている人は、ある程度収入の目処が立ってからフリーランスとして独立するのがおすすめです。会社員と違いフリーランスは収入が保証されていないため、いきなり会社を辞めるのはリスクが高いです。

未経験からフリーランスへの道のり
  • キャリアプランを立てる
  • スキル・知識を身につける
  • ポートフォリオの作成
  • エージェントへの登録
  • 案件をこなして経験を積む

未経験からフリーランスへの道のり①キャリアプランを立てる

まずはフリーランスエンジニアとして、どのように働いていくのがキャリアプランを立てましょう。

エンジニアとして携わりたい業務や目標年収などを考えます。

キャリアプランを明確化することで、そのために何をすればいいのかが見えてくることも多いです。

また、フリーランスエンジニアになるまでの準備期間なども考えておきましょう。

未経験からフリーランスへの道のり②スキル・知識を身につける

実務未経験でフリーランスエンジニアになるには、一定のスキルと知識が必要になります。

受注したい案件に必要な言語や業務に役立つ知識を習得しましょう。

フリーランスエンジニアとして実際に成功している人から、どういったスキルや知識があるといいのか情報を集めるのも有効です。

どういった点で苦労したのか、何のおかげで上手くいったのかという情報があると、やるべきことが具体的に見えてきます。

未経験からフリーランスへの道のり③ポートフォリオの作成

ポートフォリオとは、スキルレベルを証明するための作品集のことです。

いくら学習して、スキルを身につけたとしても、それが相手に伝わらなければ意味がありません。そのため、スキルを相手に理解してもらうためにもポートフォリオが必要になります。

ポートフォリオの出来によって案件が受注できるかが決まってくるため、未経験の場合は早めに取り掛かり、スキルの向上とともにブラッシュアップしていくのがおすすめです。

未経験からフリーランスへの道のり④エージェントへの登録

案件を効率的に獲得するためには、企業と仲介してくれるフリーランスエンジニア向けのエージェントを利用しましょう。

エージェントを利用すれば、希望にあった求人を紹介してもらえるようになります。手数料はかかってしまいますが、自分から営業したり、事務処理したりすることを考えると、エージェントを利用したほうが効率的に案件をこなせます。

フリーランスエンジニアになりたての頃はわからないことも多いため、いろいろ相談できるエージェントに登録しておくのがおすすめです。

未経験からフリーランスへの道のり⑤案件をこなして経験を積む

フリーランスエンジニアになったとしても、最初のうちは思うように稼げないことが多いです。

高単価の案件を獲得できるようになるためには、案件をこなしてスキルと経験を積んでいく必要があります。

また、同じようなフリーランスエンジニアの仲間を見つけるのもおすすめです。今はオンラインのコミュニティもたくさんあるため、一緒に励まし合える仲間がいるとモチベーション維持にも役立ちます。

ひとりで動けるのがフリーランスエンジニアのメリットですが、幅広い情報を得るためには何らかのグループに属しておいたほうが役立つことが多いです。

>>プログラミングの副業は厳しい?未経験・初心者でもできる案件とは

未経験からフリーランスエンジニアを目指す際の注意点

未経験からフリーランスエンジニアを目指す上で、いくつか注意したい点もあります。

未経験からフリーランスの注意点
  • すぐに会社を辞めない
  • 少しずつ単価を上げる
  • 法律・税金の知識を身につける

未経験からフリーランスの注意点①すぐに会社を辞めない

フリーランスエンジニアになったからといって、すぐに稼げるわけではありません。

とくに未経験の場合は、なかなか案件が獲得できないことも多いです。

そのため、すぐに会社を辞めてしまうのではなく、今の仕事を続けながらフリーランスエンジニアになるための準備を進めるようにしましょう。収入がなくなってしまうと、学習どころではなくなってしまいます。

今の仕事がどうしても嫌ならば、エンジニアとしての経験を積める環境に転職するのがおすすめです。収入は下がってしまうかもしれませんが、そこで経験を積んでおけばフリーランスになったときに役立ちます。

未経験からフリーランスの注意点②少しずつ単価を上げる

フリーランスエンジニアとしてのスキルが浅いうちは単価が低いのも仕方ありません。

慣れるまではどうしても時間がかかるため、納品までに多くの時間を要してしまうこともよくあります。

しかし、だからといって低単価の案件ばかりを受け続けていると、疲弊してしまいフリーランスエンジニアとしてやっていくのが難しくなってしまいます。

そのためにしっかりスキルや経験を積み、少しずつでも単価を上げていくようにしましょう。

未経験からフリーランスの注意点③法律・税金の知識を身につける

会社員の場合、会社が税金についての処理などをしてくれましたが、フリーランスになると、すべて自分でやる必要があります。

経費などもしっかり計上する必要があるため、どういったものが経費として扱われ、どういうものがダメなのかも正確に把握しておかなければなりません。

また、フリーランスエンジニアとして仕事をやっていくには、知っておかなければならない法律も多いです。

こうした知識はフリーランスエンジニアになる前から、コツコツ勉強しておくことをおすすめします。

未経験からフリーランスエンジニアに向いている人の特徴

未経験からフリーランスエンジニアになるのに向いている人には、以下のような特徴があることが多いです。

未経験からフリーランスエンジニアに向いてる人
  • 需要の高いスキルを身につけている
  • 人脈がある
  • 営業力がある

未経験からフリーランスエンジニアに向いてる人①需要の高いスキルを身につけている

プログラマーとしての経験がなくても、需要の高いスキルやプログラミング言語を身につけていれば、フリーランスエンジニアとしてやっていくことができます。

需要が高い分野は常に技術者を必要としているため、採用される可能性が高いです。

必要な知識を身につけていれば、たとえ未経験であってもフリーランスエンジニアとしてやっていける可能性が高いです。

未経験からフリーランスエンジニアに向いてる人②人脈がある

家族や知人がエンジニア業界で働いている人も、フリーランスエンジニアに向いています。

業界に知り合いがいれば、自分のレベルにあった案件を紹介してもらいやすくなります。また、フリーランスとつながりがある企業を紹介してもらえることもあるため、フリーランスエンジニアとして仕事がしやすくなります。

未経験からフリーランスエンジニアを目指すならば、人脈も積極的に広げていきましょう。

未経験からフリーランスエンジニアに向いてる人③営業力がある

コミュニケーション能力が高い人はフリーランスエンジニアに向いています。

フリーランスの場合、自分から積極的に営業活動をしなければなりません。そんなときコミュニケーション能力が高ければ、スムーズに案件が獲得できます。相手を不快にさせない程度のPRができる人は仕事が受注しやすいです。

相手に気に入ってもらえるようなコミュニケーション能力がある人は、フリーランスエンジニアに向いています。

未経験フリーランスエンジニアの案件獲得方法

フリーランスエンジニアになったならば、いかに安定した収入を確保できるかが重要なポイントになります。

会社員ならば仕事を割り振ってもらえますが、フリーランスならば自分で案件を探す必要があります。

未経験のフリーランスエンジニアの案件獲得の方法には、以下のようなものがあります。

フリーランスエンジニアの案件獲得方法
  • 知り合いからの依頼
  • クラウドソーシングサービス
  • エージェントの活用

フリーランスエンジニアの案件獲得方法①知り合いからの依頼

未経験のフリーランスエンジニアの案件獲得方法として、知り合いから業務を依頼してもらう方法があります。

知り合いならば、一から信頼関係を築く必要もないため、安心して仕事が受けられます。

ただし、どうしても限りはあるため、新たなクライアントを開拓していく必要があるでしょう。また、いろいろなクライアントから刺激を受けたい人は、物足りなさを感じることもあります。

フリーランスエンジニアの案件獲得方法②クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングは、ネット上で案件を受注したり、納品したりができるサービスです。

クラウドソーシングの案件数はかなりあるため、自分の興味がある案件やレベルにあった案件が見つけやすいです。

クラウドソーシングサイトによって、掲載されている案件の種類が単価が異なるため、複数のサイトで比較してみるのがおすすめです。

一見すると高単価に感じられる案件でも、時給換算すると業務量に見合わないこともあるため、注意しましょう。

フリーランスエンジニアの案件獲得方法③エージェントの活用

自分で案件を探すのが難しいと感じたならば、フリーランスエンジニア向けのエージェントを活用しましょう。

フリーランスエンジニア向けのエージェントに登録することで、キャリアプランに沿った案件を紹介してもらえたり、クライアントとの交渉を代わりにやってくれたり、さまざまなサポートを受けることができます。

エージェントに登録することで、自分だけではたどりつけないようなクライアントの案件も受注できるようになるため、エンジニアとしてもさらにレベルアップできます。

また、契約更新の手続きなどもエージェントが代行してくれ、契約終了のときは新たな案件を紹介してくれるため、ひとりで営業するよりも安定して仕事を受けられるようになります。

未経験フリーランスエンジニアにおすすめのエージェント

フリーランスエンジニアが安定した収入を得るためには、フリーランスエンジニア向けのエージェントに登録するのがおすすめです。

そこで数あるエージェントの中から、フリーランスエンジニアにおすすめのエージェントを紹介します。

おすすめフリーランス向けエージェント
  • マイナビIT AGENT
  • ITプロパートナーズ
  • Midworks

おすすめフリーランス向けエージェント①マイナビIT AGENT

マイナビITエージェント

「マイナビIT AGENT」はIT業界の求人がとても多いため、ITエンジニアの転職を目指す場合は、必ず登録しておきたいエージェントです。

マイナビには、独自の飛行か求人がたくさんあり、これは登録しないと見ることができません。そのため、独占求人を見るためだけに登録する価値も十分あります。

また、独占求人は好条件のものが多く、福利厚生が整っていて高収入の求人を探している場合は、必ずチェックしたほうがいいです。

おすすめフリーランス向けエージェント②ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、週2日から働ける副業案件を多く掲載しているフリーランスエージェントです。

週2~3日といった副業レベルから、フルタイムで働ける求人まで、さまざまな案件を掲載しているため、起業までに貯金しておきたい人や余っている時間を有効に活用したい人にもおすすめです。

おすすめフリーランス向けエージェント③Midworks

ミッドワークス

Midworks(ミッドワークス)は、利用者からの総合的な評価が高い、IT系フリーランス専門エージェントです。

常に3,000件以上の案件を掲載しており、正社員並みの待遇で働けるのも大きなメリットです。

案件が急に途切れてしまったときの給与保障制度や生命保険料の半額負担などが、福利厚生として整っています。

税務保証制度や保険制度が充実しているため、フリーランスにうれしいサービスです。

未経験からフリーランスエンジニアを目指す上でのよくある質問

未経験からフリーランスエンジニアを目指す上での良くある質問とその答えをまとめました。

これからフリーランスエンジニアを目指そうとしている人は、ぜひ参考にしてください。

未経験フリーランスエンジニアが在宅で働くのは可能?

フリーランスエンジニアならば在宅ワークが可能です。
ただし、依頼された仕事をすべてひとりでやる必要があるため、それなりのスキルと知識が必要になります。

未経験からフリーランスエンジニアを目指すのにおすすめのプログラミング言語は?

未経験フリーランスエンジニアには「HTML」「XML」「CSS」「PHP」「JavaScript」がおすすめです。こうしたプログラミング言語を身につけておくと、プログラマーとして働くこともできます。

スキルなしでもフリーランスエンジニアになれる?

スキルなしでフリーランスエンジニアを目指すのはかなり厳しいです。
スキルがないと案件を獲得できないため、まずは副業などで経験を積む必要があります。

IT業界での経験がないとフリーランスエンジニアにはなれない?

経験がなくてもなれます。

大学在学中にフリーランスエンジニアになった人もいます。ただ副業でエンジニアとしての経験を積んだほうがフリーランスエンジニアとして活躍しやすいです。

まとめ

正しい手順を踏めば、未経験からでもフリーランスエンジニアになることは十分に可能です。

もしフリーランスエンジニアへの転職を考えているならば、在職中に副業としてエンジニアの経験を積むのがおすすめです。いきなり会社を辞めてしまうと収入が途絶えてしまうので注意しましょう。

IT業界は将来性がある業界です。

今後もまだまだ成長していくことが見込まれます。

フリーランスエンジニアは需要がある職業のため、転職を考えている人はじっくり経験を積んでスキルアップしていきましょう。

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