- 赤ちゃんにウォーターサーバーいらない?必要か?
- ウォーターサーバーでミルクを作ってもいい?だめ?
- ウォーターサーバーに子育てプランはある?
- 赤ちゃんに使えるウォーターサーバーで安いのはどれ?
赤ちゃんが生まれたことをきっかけにウォーターサーバーを導入する家庭も多いです。
ウォーターサーバーはいつでも冷水・温水が使えるため、ミルクを入れるのにも便利ですし、何より赤ちゃんにはできるだけ安全な水を飲ませたいと考えるご両親はたくさんいます。
この記事では赤ちゃんのためにウォーターサーバーを導入するメリット・デメリット、赤ちゃんのためのウォーターサーバーの選び方について詳しく解説していきます。
おすすめの赤ちゃん用ウォーターサーバーについても紹介しているため、ぜひチェックしてください。
赤ちゃんのためにウォーターサーバーを導入するメリット5つ
赤ちゃんのいるご家庭でウォーターサーバーを導入するメリットには以下のようなものがあります。
- ミルクを作るのが楽になる
- 安全な水を与えることができる
- 水を買いにいかなくていい
- いざというときの備蓄水になる
- ミルク用途以外でも使い途が多い
それぞれ詳しく解説していきます。
①ミルクを作るのが楽になる
赤ちゃんにとって粉ミルクは欠かせない存在です。
一般的に粉ミルクは70度以上でないと上手く溶けません。やかんやポットでいちいちお湯を沸かすのは大変ですし、時間もかかります。
ウォーターサーバーはほとんどの機種でお湯を使うことができます。
そのため、湧かす時間や手間をかけずにすぐにミルクを作ることが可能です。
赤ちゃんが新生児(出生後28日未満)のときは、約3時間おきにミルクをあげる必要があり、パパやママにとってはかなりの負担になってきます。そんなとき簡単にミルクが作れれば強い味方になってくれるはずです。
赤ちゃんが泣いたときにすぐにミルクが用意できるというのは新米のパパ・ママにとってとても心強いです。
②安全な水を与えることができる
生まれたばかりの赤ちゃんは胃や腸といった消化器官が未熟のため、水の中にミネラルやカルキが多く含まれていると、お腹を壊してしまうことがあります。
ウォーターサーバーの水は、ほどよく自然なミネラルが含まれている「天然水」か、特殊なフィルターで純粋に近づけた「RO水」がほとんどです。
どちらもミネラルが少ない軟水となっているため、赤ちゃんに飲ませてもお腹を壊すようなことはありません。
元々粉ミルクは栄養バランスを考えて作られているため、余分なミネラルが含まれていない水のほうが安心して与えられます。
ココに注意
③水を買いに行かなくていい
赤ちゃんと一緒に買い物に行くのはなかなかの重労働です。
普段スーパーなどでミネラルウォーターを買っている人だと、ベビーカーを押しながらの買い物はとても大変になってしまいます。
多くのウォーターサーバーは自動的に新しい水が届くようになっているため、わざわざ買いに行く必要がありません。
重い水を運ぶ必要もないため、だいぶ手間が省けます。
④いざというときの備蓄水になる
普段からウォーターサーバーを使っていれば、災害時などのいざというときに備蓄水として使うことができます。
もし水道が使えなくなっても水が確保されていると心理的にもかなり安心できます。
災害時に備えて赤ちゃん用のミルクはしっかり用意しておきましょう。だいたい7日分のミルクと水は供えておきたいです。
ウォーターサーバーがあれば、わざわざ非常用の水を用意しなくても備蓄することができます。
⑤ミルク以外でも活躍してくれる
だんだんと赤ちゃんが成長してくれば、ミルク以外に離乳食や麦茶などの飲み物が必要になってきます。
そんなときにもウォーターサーバーが活躍してくれます。
離乳食の中にはお湯で作るフリーズドライのものやお茶、イオン飲料などがあるため、ウォーターサーバーがあればスムーズに作ることが可能です。
授乳期を過ぎた子供の飲料水としても活用できるため、ミルク以外でもたくさんの使い途があります。
赤ちゃんのためにウォーターサーバーを導入するデメリット3つ
ウォーターサーバーの導入は、さまざまなメリットをもたらしますが、もちろんいいことばかりではありません。中にはデメリットに感じられるポイントもあるため、併せて紹介していきます。
- 設置スペースが必要
- 費用がかかる
- メンテナンスが必要
詳しく解説していきます。
①設置スペースが必要
ウォーターサーバーは小型化が進んでいるものの、それでもだいたいA4ほどの設置スペースが必要になります。
出産前後は赤ちゃんのベッドやグッズが増えるため、ただでさえ部屋が狭くなっているところにウォーターサーバーが加わると、不便に感じられることも少なくありません。
さらにボトルタイプのウォーターサーバーだとストックの水や使用済みのボトルを置いておくスペースも必要になります。
できるだけスペースをとりたくない人には卓上型のウォーターサーバーがおすすめです。
机の上などにも置けるため、部屋を圧迫することなくウォーターサーバーが使えるようになります。
②費用がかかる
ウォーターサーバーはだいたい月額3,000~7,000円ほどかかります。
水道水に比べるとどうしても割高です。冷たい水やお湯を使うためには電気代もかかるため、月々のコストも必要になってきます。
多くのウォーターサーバーは使った水の量によって料金が決まります。そのため、赤ちゃんがいる家庭では、月々どのくらいの水が必要になるのか計算してみましょう。
一般的に体重が10kgまでは100ml×体重が1日に必要になるといわれています。
もちろん赤ちゃんだけに使うわけではないため、普段どのくらいウォーターサーバーを使うかでも料金が変わってきます。
ウォーターサーバーの中には赤ちゃんや子供がいる家庭だと、料金が安くなるプランも用意されています。こうした子育てプランを上手く使えば、料金が節約できるため、契約する前に確認してみましょう。
③メンテナンスが必要
ウォーターサーバーは定期的なお手入れやメンテナンスが必要になってきます。
ウォーターサーバーはメンテナンス料がかかるところと、かからないところがあります。
メンテナンス料がかかるところは業者がやってきて、しっかり手入れをしてくれたり、1~2年ごとに本体を交換してくれたりします。
メンテナンス料がかからないところは基本的に自分で手入れすることになるため、その分手間がかかってしまいます。
しっかり手入れをしないとノズルに水垢がたまり、不衛生になってしまうため気をつけましょう。
ココがポイント
赤ちゃん用のウォーターサーバーを選ぶ5つのポイント
赤ちゃんのために使うウォーターサーバーを選ぶポイントを5つ紹介します。
新しくウォーターサーバーを導入する際は、必ずこれらのポイントをチェックしてください。
ポイント
- ミネラル分が少ない
- 手入れのしやすさ
- 温度設定
- チャイルドロック
- 子育てプランの有無
①ミネラル分が少ない
ミネラル分が多い水を硬水、少ない水を軟水といいます。
国内の水は軟水であることがほとんどです。赤ちゃんに飲ませる場合は軟水のほうが適しています。
ココに注意
さらにこだわるならばミネラル分が添加されていない「RO水」がおすすめです。
RO水とは、水道水などの原水からミネラルを含むすべての不純物を濾過した水のことです。ミネラルが含まれていないため、赤ちゃんにも安心して飲ませることができます。
ただし、RO水は基本的に無味無臭のため、おいしい水を飲みたいと思っている大人の方にはあまり向いていません。
普段飲むのならばRO水に比べて口当たりがまろやかでおいしい天然水がおすすめです。
ココがポイント
国内の天然水は軟水のため、赤ちゃんのミルクにも使うことができます。
②手入れのしやすさ
タンクの中を衛生的に保ちたい場合には、自動洗浄機能付きのウォーターサーバーがおすすめです。
ボタンを押すと、冷水と温水がタンク内を循環して殺菌してくれます。ただし、この間(30分~2時間)はウォーターサーバーが使えなくなってしまいます。
RO水のウォーターサーバーは業者のメンテナンスがあります。だいたい1~2年で本体を交換してくれます。
天然水のウォーターサーバーは基本的に業者によるメンテナンスは不要です。その代わり、自分でこまめに掃除する必要があります。
ココがポイント
③温度設定
赤ちゃん用のミルクは70~75度の温度で作る必要があります。
WHO(世界保健機関)のガイドラインで推奨されています。
やかんや電気ケトルでお湯を沸かすと熱湯になってしまうため、冷ます時間が必要になります。たった数分のことですが、ミルクを欲しがる赤ちゃんが泣いている状況で待っていると、とても長く感じてしまいます。
ウォーターサーバーは温度設定ができるタイプがあり、初めから70~75度の設定しておくことが可能です。
そうするとすぐにミルクが作れるため、赤ちゃんを待たせなくて済みます。

④チャイルドロック
小さなお子さんがいるご家庭では、温水の取扱に十分に注意する必要があります。
ウォーターサーバーにはチャイルドロックがついていることがほとんどですが、おすすめはボタン式のチャイルドロックです。
3秒の長押しが必要なものや、ロックの強度を調整できるものがあり、ちょっと触れたくらいでは温水が出ないようになっています。ボタンが高い位置にあると、より安全に使うことができます。
ロックが厳重なほど安全度は高まりますが、操作も面倒になったり、複雑になったりしてしまうため、ほどほどの強度のチャイルドロックを選ぶのがおすすめです。
ココに注意
⑤子育てプランの有無
5歳以下のお子さんがいる場合、さまざまなキャンペーンが利用できることもあります。
通常よりウォーターサーバーのレンタル代や水代が安くなることもあるため、気になるウォーターサーバーがあればチェックしてみましょう。
キャンペーン対象になるウォーターサーバーは子供がいても安心なようにチャイルドロックが頑丈になっているケースが多いです。
もちろんチャイルドロックがあるから絶対に大丈夫というわけではないため、くれぐれも使用方法には注意しましょう。
おすすめのウォーターサーバー5選
これまでのポイントを踏まえて赤ちゃんに使うおすすめのウォーターサーバーを5つ紹介します。
どれにしようか迷ったときは、この中から選べばまず失敗しないはずです。
①プレミアムウォーター


プレミアムウォーターには「PREMIUM WATER MOM CLUB(プレミアムウォーターマムクラブ)」という妊娠中から5歳以下のお子さんがいる家庭だけが加入できるプランがあります。
通常8,800円かかる設置料が無料になり、水やサーバー代も通常よりも安くなるうれしいプランです。
お水は非加熱処理のおいしい天然水でミネラルが少ない軟水になっているため、赤ちゃんにも安心してあげられます。
500mlあたり | 82円~ |
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レンタル料 | 無料~ |
月額費用 | 4,476円~ |
水の種類 | 天然水 |
宅配方式 | ワンウェイ |
支払い方法 | クレジットカード・キャリア決済・Amazon Pay |
②コスモウォーター


コスモウォーターのSmartプラスには冷水・温水の両方にチャイルドロックがついています。さらに子供の成長に合わせて3つのモードからチャイルドロックを選ぶことが可能です。
水の鮮度にもこだわっており、ボトリングから工場出荷まで48時間以内というスピード出荷となっています。
ボトルは下置きタイプになっているため、女性でも交換しやすいです。
500mlあたり | 85円 |
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レンタル料 | 無料 |
月額費用 | 4,578円~ |
水の種類 | 天然水 |
宅配方式 | ワンウェイ |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換 |
③アルピナウォーター


アルピナウォーターの水は純度99%のRO水となっています。他のウォーターサーバーだとミネラル成分を加えていることが多いですが、アルピナウォーターはピュアウォーターなのでミルクを作るのにもぴったりです。
エコモードを使用しているとお湯が70度に設定されるため、わざわざ熱湯を冷ます手間がかかりません。
値段が安いのも大きな魅力で、RO水の相場価格は1,400円程度ですが、アルピナウォーターは1,134円とかなり安いです。
2重チャイルドロックとなっているため、お子さんがいるご家庭でも安心して使えます。
500mlあたり | 47円 |
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レンタル料 | 629円 |
月額費用 | 3,897円~ |
水の種類 | RO水 |
宅配方式 | リターナブル |
支払い方法 | クレジットカード・口座引き落とし |
④FRECIOUS(フレシャス)


一般的なウォーターサーバーで使われるボトルは12Lのものが多いです。フレシャスは4.7L/7.2Lのパックと9.3Lのボトルとなっており、水の交換がしやすくなっています。
エコモードだと70~75℃に設定されるため、調乳時に活躍します。水ボトルは下置きでしかも外側からは見えないデザインになっています。
ママパパプランを使うと限定プレゼントがもらえたり、赤ちゃんの誕生つきにはお水がもらえたりするのもうれしいポイントです。
500mlあたり | 86円 |
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レンタル料 | 550円~ |
月額費用 | 4,960円~ |
水の種類 | 天然水 |
宅配方式 | ワンウェイ |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換 |
⑤アクアクララ


アクアクララには「子育てアクアプラン」という会員限定のプランが用意されており、月額料金が毎月550円割引になります。さらに「ママがよろこぶプレゼント」がもらえます。
チャイルドロックを搭載している上に注水口が通常のサーバーよりも8cmほど高くなっているため、子供がいたずらしにくくなっています。
グッドデザイン賞を受賞したスタイリッシュなデザインなので部屋に置いていてもおしゃれにつかうことができます。
500mlあたり | 58円 |
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レンタル料 | 1,100円 |
月額費用 | 4,608円 |
水の種類 | RO水 |
宅配方式 | リターナブル |
支払い方法 | クレジットカード・口座引き落とし |


まとめ
赤ちゃんがいると頻繁にお湯を使う機会があるため、すぐに適温のお湯が用意できるウォーターサーバーがあるととても便利です。
品質管理もしっかりしているため、安心して赤ちゃんに飲ませることができます。ミルクを作る際はミネラル分が少ない水を選ぶようにしましょう。
小さいお子さんがいると値段が安くなるプランも用意されているため、上手く活用してお得にウォーターサーバーを使いましょう!
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