- プログラミングスクールに行くのはやめとけといわれるのはなぜ?
- プログラミングスクールは闇が深いって本当?
- プログラミングスクールはやめたほうがいいという理由は?

プログラミングスクールはやめとけという口コミをよく見かけるのですが、どうしてなんでしょう?



すべての人がプログラミングスクールに向いているわけではありません。中には向いてない人もいるため、「やめとけ」といわれることがあります。この記事では、プログラミングスクールを利用したほうがいい人と利用しないほうがいい人について解説しています。
プログラミングを学ぶのに、プログラミングスクールに通うことを検討している人は多いです。
しかしネット上の意見を見ると「スクールはやめとけ」「行っても意味ない」「通っても無駄」といった否定的な声を見かけることもあります。
プログラミングスクールの実態をよく知らずに通ってしまうと「やっぱり通わなければよかった」と後悔しかねません。
そこでこの記事では、プログラミングスクールはやめとけといわれる理由と、どういった人がプログラミングスクールに向いているのかについて詳しくまとめています。
これからプログラミングスクールに通うことを考えている人は、ぜひ参考にしてください。
プログラミングスクールは「やめとけ」「無駄」といわれる理由
では、そもそもどうしてプログラミングスクールが「無駄」「やめとけ」「意味ない」などといわれるのでしょうか。
プログラミングスクールが無駄と言われる理由として、以下のような内容が考えられます。
- 実践で使えるスキルが身につかない
- 受講料が高い
- 結局挫折してしまう
- 独学でもできる
- 卒業しても就職できない
プログラミングスクールが無駄な理由①実践で使えるスキルが身につかない
プログラミングスクールはやめとけといわれる理由として、たとえ卒業しても実践で使えるようなスキルがほとんど身につかないからといった声が多くありました。
プログラミングスクールを卒業しても、すぐに即戦力になるわけではありません。
スクールで学ぶ内容は、初歩的なものが多く、いきなり現場で活躍できるようなことはまずありません。
卒業してからも自分でスキルアップしていく必要があるため、わざわざプログラミングスクールに通う必要はないといわれているようです。
プログラミングスクールが無駄な理由②受講料が高い
プログラミングスクールの受講料は決して安くはありません。
スクールによって幅がありますが、10~100万円ほどはかかることが普通です。
複数の講座を受講すれば、100万円を超えてしまうこともめずらしくありません。そのため、多くの人は分割払いで支払うことになりますが、場合によってはスクールを卒業してもずっと支払い続けることになります。
もちろんそれによってエンジニアとして仕事につければ元は取れるでしょうが、仕事につけなければ、ただただお金を支払い続けることになります。
せっかく大金を支払って、それが役に立たなければ最初から通わないほうがよかったとなってもおかしくはないでしょう。
プログラミングスクールが無駄な理由③結局挫折してしまう
プログラミングスクールでは、挫折しないようなさまざまな工夫をしています。
しかし、結局は自分の意思で学び続ける必要があるため、せっかくプログラミングスクールに入ったにも関わらず、挫折してしまう人も多いです。
途中で挫折してしまえば、何十万円というお金が無駄になってしまいます。
そもそもプログラミングのスキルの習得には、かなりの学習時間と努力が必要です。
働きながらプログラミングを学ぼうとする場合、なかなか学習時間が確保できずに、結局止めてしまう人も少なくありません。
「毎日確実に時間を確保できる」「単調な作業を繰り返せる」といった条件を満たせないと、結局挫折してしまうことが多いです。
プログラミングスクールが無駄な理由④独学でもできる
今やネット上には、さまざまな情報が公開されています。
プログラミングについても学習サイトなどを調べれば、独学でも十分習得可能です。
プログラミングはスクールに通わなければできないものではなく、ひとりでも学べるものです。
それにも関わらず何十万円とお金をかけてまでスクールに通う必要があるのかと思う人もいるようです。
もちろんプログラミングスクールに通ったほうが、効率的に学習ができるでしょうが、そこまでの大金を使う価値があるのかどうかはよく考えておきたいところです。
独学で身につけた人から見れば「プログラミングスクールはやめとけ」と思われても仕方ありません。
プログラミングスクールが無駄な理由⑤卒業しても就職できない
プログラミングスクールはやめとけといわれる理由として、卒業したからといって就職・転職できるわけではないという意見があります。
多くの人はエンジニアになるためにプログラミングスクールに通っています。
スクールによっては就職・転職までしっかりサポートしてくれるところもありますが、中には卒業して終わりというところもあります。
こういった就職支援が一切ないプログラミングスクールの場合、卒業してから自分で求人を探し、提出書類を作成して、面接を受ける必要があります。
プログラミングスクールを出たからといって確実に転職できるわけではないため、ただただ大金を支払って仕事に就けない可能性も十分にあります。
そのため、プログラミングスクールは行っても意味ないといわれることが多いようです。


プログラミングスクールの闇とは?
プログラミングスクールについて調べていると「プログラミングスクールの闇」といった内容を見かけることがあります。
果たしてプログラミングスクールの闇とはどのようなものなのでしょうか。
- 収益構造
- ブラック企業を紹介される
- 違約金
プログラミングスクールの闇①収益構造
プログラミングスクールが収益を増やすためには受講生を増やす必要があります。
受講生が増えれば増えるほど、もらえる受講料が多くなるため、収益が増えていきます。
また、卒業した受講生を企業に紹介すると「エンジニア人材紹介料」といった形で企業からお金をもらうこともあります。
つまり受講生からも企業からも二重に利益を得ていることになります。
この収益構造が「プログラミングスクールは闇」といわれる大きな理由でもあります。
中には収益を増やすために教材の質を落としたり、講師のレベルを下げたりするスクールもあるため、せっかく通っても十分な成果が得られないこともあります。
プログラミングスクールの闇②ブラック企業を紹介される
プログラミングスクールを経由して人材がほしい企業は、人手不足なことが多いです。
求人を出しているにも関わらず、人手不足になっているということは労働環境がよくない可能性もあります。いわゆるブラック企業のことも多く、入社してから大変な目に遭ったという声もあります。
このように紹介された企業がブラックだった人が増えてくると「プログラミングスクールは闇」といった声も比例して多くなっていきます。
企業からの仲介料が目的なスクールは、たとえ卒業生の希望と一致していない場合でも就職を勧めることがあります。
プログラミングスクールの闇③違約金
無料のプログラミングスクールでは、違約金が設定されている場合があります。
学習を途中で止めてしまったり、スクールが決めているところ以外に就職した場合、違約金が発生します。
違約金はとても高額で、そのために借金を背負うことになる恐れもあります。
無料のプログラミングスクールに通うことを考えている場合は、違約金についてもよく調べておきましょう。
こういうプログラミングスクールはやめとけ!チェックポイント
数あるプログラミングスクールの中から、こういうところはやめておいたほうがいいというポイントを紹介します。
これらのポイントをよくチェックしておきましょう。
- 料金システムが明記されていない
- 決められた企業にしか就職できない
- 学習内容がはっきりしていない
こういうプログラミングスクールはやめとけ①料金システムが明記されていない
料金システムが明記されていないプログラミングスクールはやめといたほうがいいです。
普通のプログラミングスクールならば、公式サイトなどに受講料を記載しています。パンフレットなどに料金が書かれているところも多いです。
料金について明記されていないプログラミングスクールは法外な費用がかかる恐れがあるため、やめといたほうがいいです。
また、提示されたコース料金の他に、さまざまな追加料金を要求するスクールもあるため、全部でいくらかかるのか事前に確認しておくことが大切です。
こういうプログラミングスクールはやめとけ②決められた企業にしか就職できない
プログラミングスクールの中には、スクールが指定した企業しか就職できないことがあります。
こうしたプログラミングスクールはかなり怪しいため、やめといたほうがいいです。
紹介される企業がブラックである可能性も十分にあります。
悪質なプログラミングスクールだと、指定の企業に就職・転職することが受講の条件になっていることもあるため、事前によくチェックしておく必要があります。
せっかくプログラミングの技術を身につけたにも関わらず、ブラック企業にしか就職できないと、さまざまな可能性がつぶされてしまいます。
プログラミングスクールを選ぶ際は、しっかり支援があり、自分で就職先を選べるスクールを選択しましょう。
こういうプログラミングスクールはやめとけ③学習内容がはっきりしていない
プログラミングスクールの公式サイトを見ても、学習内容が具体的にわからないようなところはやめといたほうがいいです。
一般的なプログラミングスクールならば、どういった言語を学習するのか書いてあることが普通です。
カリキュラムの内容が明記されていないところは、明らかにすることでスクール側に何かしらの不都合があるケースも考えられます。
公式サイトを見て、何を学ぶのかよくわからないプログラミングスクールはやめといたほうがいいでしょう。
プログラミングスクールに向いている人の特徴
では、どういった性格の人がプログラミングスクールに向いているのでしょうか。
たとえば、以下のような特徴に当てはまる人は、プログラミングスクールに通うのに向いています。
- 積極的に学ぶ意思がある
- 1日中パソコンを見ていても大丈夫
- 自分で問題を解決できる
- 卒業後の具体的なイメージがある
プログラミングスクールに向いている人①積極的に学ぶ意思がある
プログラミングスクールに向いているのは、積極的に学ぶ意欲がある人です。
受け身でプログラミングスクールに通っていてもスキルや技術が身につきにくいです。
また、プログラミングの世界は新しい言語が生まれたり、新たなスキルを求められたりと、常にアップデートを迫られます。もともと学習意欲が高く、新しいことに触れるのが好きな人はプログラミングスクールに通っても、カリキュラムをしっかり自分のものにできる可能性が高いです。
プログラマーやエンジニアは常に学び続ける職業のため、自分から積極的に学ぶ意思がある人に向いています。
プログラミングスクールに向いている人②1日中パソコンを見ていても大丈夫
プログラミングは1日中パソコンに向かって作業することが多いです。
そのため、ずっとパソコンに向かい続けることが大丈夫でないと務まりません。
プログラミングスクールの中には、実際の教室に通うところもありますが、ほとんどがオンライン学習です。パソコンを使っているとすぐに疲れてしまう人は向いていないといえるでしょう。
学習中も就職してからも、ずっとパソコンの前に座り続けることになるため、それに耐えられる人ならばプログラミングスクールに向いています。
プログラミングスクールに向いている人③自分で問題を解決できる
プログラミングスクールに通っているからといって、ずっと受け身のままではレベルアップは難しいです。
何かあったときに自分で調べて解決できるようになっていないと、現場に出てから苦労することになります。プログラミングスクールに通っている人には、通うこと自体が目的になってしまい、受け身の学習しかしない人もいます。そういった人はたとえ卒業できても、その先やっていけない可能性が高いです。
自分で問題を調べて解決できる人は、プログラミングスクールに向いています。
プログラミングスクールに向いている人④卒業後の具体的なイメージがある
プログラミングスクールを卒業してから何をしたいかが具体的に決まっている人は、スクールに通うのに向いています。
なんとなくやとりあえずでプログラミングスクールに通ってしまうと、結局就職できずに終わってしまう可能性が高いです。具体的なイメージがないと、スクールから勧められるままにブラック企業に就職する恐れもあります。
スクールに通うことを目的にするのではなく、卒業後にどうしたらいいかが決まっていないと、せっかくのカリキュラムが活かせないことも多いです。
プログラミングスクールが向いていない人の特徴
先にプログラミングスクールが向いている人の特徴を紹介しましたが、向いていない人にはどういった特徴があるのでしょうか。
たとえば、以下のような特徴に当てはまる人はプログラミングスクールが向いていないかもしれません。
- スクールに通いさえすれば大丈夫だと思っている
- 目的がはっきりしていない
- 目標に向けた努力が苦手
プログラミングスクールが向いていない人①スクールに通いさえすれば大丈夫だと思っている
プログラミングスクールに入りさえすれば、プログラミングのスキルが身につくと考えている人は、スクールに通っても無駄になってしまう恐れがあります。
スクールに通うことが目的になってしまい、とにかく通ってさえいれば大丈夫だと考えていると、成長の機会を失ってしまいます。
大切なのは自分で学ぼうとする学習意欲です。
自分から積極的に学ぼうとしないと、なかなか知識や技術は身につきません。
せっかくプログラミングスクールに入ったからには、利用できるものをすべて利用するくらいの気持ちで積極的に取り組むようにしましょう。
プログラミングスクールが向いていない人②目的がはっきりしていない
プログラミングスクールに通う目的がはっきりしていない人は、プログラミングスクールに通っても無駄な可能性が高いです。
プログラミングを学習するには、いかにしてモチベーションを保つかが重要になってきます。
目的がはっきりしていないと、何に向かって頑張っているのかわからなくなってしまうため、モチベーションが維持できなくなってしまいます。その結果、挫折してしまう人も多いです。
こういった事態を避けるためにも、必ず目的を明確にしてからプログラミングスクールに通うようにしましょう。
プログラミングスクールが向いていない人③目標に向けた努力が苦手
目標に向かって努力することが苦手な人は、プログラミングスクールが向いていない可能性が高いです。
プログラミングスクールでは、さまざまなサポートがありますが、最終的にやるかどうかは本人のやる気にかかっています。
いくら素晴らしいサポートがあっても、本人にまったくやる気がなければ成長は期待できません。
ただ与えられた課題をこなすだけでなく、自分で考えて行動することが大切になってきます。
そのため、設定された目標に向かって努力ができない人は、プログラミング自体に向いていない可能性が高いです。
>>未経験でIT業界やシステムエンジニア(SE)はやめとけと言われる理由を解説
プログラミングスクールに入って後悔しないために
プログラミングスクールの受講料は決して安くはありません。
そのため、入ってみて「失敗だった」と後悔するようなことは絶対に避けたいところです。
後悔せずにプログラミングスクールに通うためには、以下のポイントをしっかり頭に入れておきましょう。
- 自分でプログラミングをやってみる
- 無料カウンセリングを受ける
- 受講期間を確認しておく
後悔しない方法①自分でプログラミングをやってみる
スクールでいきなりプログラミングに触れるのではなく、事前に自分で体験してみることが大切です。
無料で体験できるプログラミング学習サイトなどもあるため、まずは自分でプログラミングについて勉強してみましょう。実際にやってみて独学でも大丈夫そうだと感じたならば、わざわざプログラミングスクールに通う必要もありません。
実際に触ってみてもっと詳しく知りたいと感じたならばプログラミングスクールに通うようにしましょう。
知識ゼロで通うよりも、多少勉強してから通ったほうが知識の吸収率がアップするはずです。
後悔しない方法②無料カウンセリングを受ける
プログラミングスクールでは、無料カウンセリングが用意されているところが多いです。
カウンセリングでいろいろ聞いてみて、本当に自分に合っているかどうか改めて確認してみましょう。
カウンセリングは制限時間が設けられているため、事前に聞きたいことをメモしておくのがおすすめです。何も準備していないと、質問を考えているだけでカウンセリングが終わってしまう恐れがあります。
多くのカウンセリングは、内容に納得して入学してもらうことが目的です。
無理な勧誘などの心配もないため、安心して試してみましょう。
後悔しない方法③受講期間を確認しておく
プログラミングスクールには受講期間が設定されています。
どのくらいの期間が適切かは、その人の目的や状況によっても変わってきます。
なかなか時間が取れないから短時間で一気に学びたいのか、じっくり時間をかけて学びたいのかによっても選ぶべきスクールが変わってきます。
スクール選びの前に、自分の状況と受講期間をよく照らし合わせてみましょう。
コスパ抜群で高品質!おすすめプログラミングスクール
さまざまな情報を踏まえた上で、おすすめのプログラミングスクールについて紹介します。
プログラミングスクール選びでまよったときには、ぜひこの中から選んでみてください。
- RUNTEQ(ランテック)
- コーチテック
- Aidemy
おすすめプログラミングスクール①RUNTEQ(ランテック)


- 現場で役に立つ高い技術力が身につく
- ホワイト企業への転職実績が豊富
- 最大9ヶ月のサポートが受けられる
RUNTEQは、プログラミングスクール否定派の現役エンジニアでも通う価値があると認めるプログラミングスクールです。
RUNTEQの学習カリキュラムでは、実際の業務に近い課題でアウトプットが行えます。また、現役のエンジニア講師から現場目線でのフィードバックをもらいながら、実践的なスキルを身につけていくことが可能です。
RUNTEQでは受講生ひとり一人に専属でバディがつきます。このバディ制度のおかげで、挫折せずに最後までやり遂げられる人が多いです。RUNTEQでは他の学習仲間との交流も充実しているため、お互いに切磋琢磨しながらプログラミングに取り組むことができます。


おすすめプログラミングスクール②コーチテック


- オーダーメイドカリキュラムで効率的に学べる
- 挫折率が他のスクールよりも圧倒的に少ない
- 案件獲得サポートがある
コーチテックでは、最初にヒアリングを行い、その人に最適なカリキュラムを作成してくれます。
人それぞれプログラミングに求めるものは異なります。コーチテックでは目指すものにあわせてオーダーメイドカリキュラムを作成してくれるため、モチベーションも維持しやすいです。
コーチテックでは科学的なコーチング手法を研究し、それをプログラミング学習に活かしています。現役のエンジニアのコーチが時間単位の学習計画表を作ってくれるため、毎日何をすべきかが明確になっています。
一般的なプログラミングスクールの挫折率はだいたい10~30%ほどですが、コーチテックの挫折率はたった3%しかありません。ひとりの講師につき5人ほどの受講生を担当するため、手厚いサポートが期待できます。
おすすめプログラミングスクール③Aidemy(アイデミー)


- 講師のレベルが高い
- 週に1回マンツーマンレッスンがある
- 未経験から3ヶ月でAI人材になれる
Aidemyの講師は、AIの博士課程を修了した人やAI分野の博士課程に在籍している人など、他のスクールと比べてもかなりレベルが高いです。
AIの学習では、どういった順番で学習を進めていけば悩みがちですが、Aidemyではその人にあった学習計画を立ててくれるため、その通りに進めていけば効率的に学ぶことができます。
また、週に1回マンツーマンレッスン(学習相談)があるため、わからないところは遠慮なく聞くことができます。
Aidemyは教育訓練給付金制度の対象になっているため、条件を満たしていれば受講料の最大70%が国から支給されます。


まとめ
プログラミングスクールを卒業して、活躍できるかどうかは本人のやる気に大きく関わっています。
スクールを卒業したからとって、すぐに就職できるわけではないことを重々承知しておきましょう。
プログラミングスクールが無駄にならないためにも、具体的な目標を立てて学習する必要があります。プログラミングスキルを身につけて将来何をしたいのかをよく考えてからプログラミングスクールを選びましょう。
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