嫌な仕事で耐えられない！仕事が嫌な時でも1年耐えるべき？転職するべき？

仕事が嫌だと思っていながら続けている人は多いかもしれません。

会社が我慢できないほど嫌な場合は、転職してしまったほうが上手くいく可能性が高いです。

この記事では、嫌な仕事を耐える必要がない理由や仕事が辛いときの対処方法、どんなときに辞めたほうがいいのか・辞めないほうがいいのかについて詳しくまとめています。

嫌な仕事を1年も耐える必要がない理由

自分が嫌だと思っている仕事を続けても、それがプラスになることはまずありません。

むしろデメリットのほうが多いため、早めに切り上げて他の仕事に就いたほうがいいケースが多いです。

嫌な仕事を続ける必要がない理由としては、以下のようなものが挙げられます。

耐えなくていい理由①心身に悪影響を及ぼす

自分が嫌だと思っている仕事を我慢して続けようとすると、心身に悪影響が出る場合が多いです。

嫌な仕事を毎日何時間もしていたら、モチベーションもあがりませんし、ストレスがたまってメンタルがやられる恐れもあります。

また長時間の残業や連続した休日出勤などがあると、体が休まる暇もありません。

こういった企業に勤めていると、どんどん体に疲労がたまっていき、体調を崩してしまう可能性が高いです。

ストレスがたまった状態で仕事をし続けると、うつ病を発症してしまう恐れもあるため注意が必要です。

耐えなくていい理由②スキルアップができない

仕事がイヤだとモチベーションもあがりません。そんな状態で働いていても、スキルは身につきません。

自発的に行動するようになって初めてさまざまなスキルが身につきます。

仕事をしていく上で、スキルはとても大切です。

会社でリストラが始まった場合、スキルがない人は真っ先に候補に挙がってしまいます。どんなホワイト企業であっても、業績が悪化してしまえばリストラの可能性はあるはずです。

自発的に仕事に取り組み、スキルアップしていかないと将来も不安になります。

つまらない仕事を我慢して続けるくらいならば、もっと自分に合った仕事を選ぶようにしましょう。

耐えなくていい理由③時間を無駄にしてしまう

イヤイヤ仕事をしていると、時間が経つのも遅く感じてしまいます。

さらにはそこまで頑張って、自分にとって無意味だったとわかったら、これほど辛いことはありません。

歳をとるほど成長する機会はなくなってしまいます。

人生の中の大半を過ごす仕事で時間を無駄にしてしまうのは、とてももったいないです。

また転職する場合も、年齢が高くなるほど求人数が減ってきて難しくなってしまいます。

嫌な仕事で時間を浪費するよりは、早めに切り上げて、もっと自分に合った仕事を見つけるようにしましょう。

耐えられない仕事を我慢せずに辞めたほうがいいケース

嫌な仕事を我慢し続けることは、自分にとってデメリットが多いです。

とくに以下のようなケースでは今の仕事を辞めたほうがいいです。

昇進・昇給が望めない

このまま働き続けても昇進・昇給が望めない場合、嫌な仕事を我慢してまで続ける必要はありません。

頑張ってやっただけの見返りがなければ、続けても意味があります。

労働の対価として給与をもらっているわけですから、社員の働きにより業績が上がったならば、当然その分社員にも還元されるべきです。

頑張っても頑張っても、待遇がよくならなければモチベーションが下がってしまうのも自然なことでしょう。

仕事が向いていない

「仕事が本当にいや」「毎日つまらない」などなど、今の仕事がまったく好きになれないような場合は、辞めてしまったほうがいいことが多いです。

このご時世だと、頑張った分だけ必ずしも報われるとは限りません。

しかし、何とか耐えて働いているのに、その分の報酬がなければ働き続ける意味はなくなってしまいます。

我慢して続けて意味があるのは、その先がある場合のみです。

ただただ今を耐えているだけならば、体を壊す前に切り上げてしまったほうがいいかもしれません。

ハラスメントが横行している

仕事を我慢している理由がパワハラやモラハラなどのハラスメントならば、今の会社は辞めたほうがいいです。

人間関係のいざこざは大きなストレスになり、自分だけでは解決できないことが多いです。仕事に関係ないことでストレスを感じるのはまったくの無駄ともいえます。

仕事上でのハラスメント行為は、足の引っ張り合いにしかならないことが多く、当然仕事の成果も伸びません。

こうしたまったく意味がない行為を耐えるくらいならば、早く職場を変えたほうがいいです。

会社に将来性がない

会社に将来性を感じない場合、我慢して続ける必要はありません。

嫌な仕事を何とか頑張って続けたとしても、会社自体がなくなってしまえばまったくの無駄になってしまいます。

「将来性がない会社でも最後まで働くべき」といった意見もありますが、会社のために自分の時間を無駄にする必要はないです。あくまで自分の将来のことを優先すべきでしょう。

会社の先行きや将来性に不安を感じたならば、早めに転職の準備を進めた方がいいかもしれません。

嫌な仕事を耐えるための対処法

頭では嫌だと感じていながらも、やらなければならない場合もあるでしょう。

そんな人のために、嫌な仕事に耐えるための方法を紹介します。

嫌な仕事に耐えるために①飲みに行く

お酒を飲むのが好きな人は、ストレス解消のために飲みに行くのがおすすめです。

気が合う同僚と行けば、現状の嫌なことを共感できますし、仕事に関する意見をもらえる可能性もあります。もちろん愚痴をいいたいだけならば友だちなどを誘ってもいいでしょう。

誰かに話すだけでもだいぶ気持ちが楽になることが多いです。

ひとりでためこんだままだとストレスがたまる一方で、やがて耐えられなくなり、体にガタがくる恐れもあります。

嫌な仕事に耐えるために②切り替える

社会人をながくしていると、どうしても嫌だと思う仕事を振られる機会があります。

そういったときは気持ちが憂鬱になりますし、会社に行きたくなくなります。

こういう場合は、仕事は仕事、プライベートはプライベートと気持ちを切り替えることが大切です。休みの日も仕事のことを考えてしまうと体も休まりません。

休みの日は趣味に没頭したり、ゆっくりお風呂につかるなどして、仕事のことを考えないようにしましょう。

スポーツなどをして体を動かしていると余計なことを考えずに済むことが多いです。

嫌な仕事に耐えるために③完璧を目指さない

あまりに完璧を求めすぎると、それだけで疲れてしまうことも多いです。

仕事はあくまでも及第点を目指すようにして、100点を目指さないほうが結果として上手く回ることが多いです。

細かいことまでこだわりだすと、だんだんと嫌になってしまうこともよくあります。これで大丈夫と思ったら、そこまでで切り上げ、また別の仕事に取り組むようにしましょう。

嫌な仕事に耐えるために④無理をしない

嫌な仕事は無理してまで続ける必要はありませんが、かといって今すぐ辞めるわけにはいかない人もいるはずです。

次の転職先が決まらないうちに仕事を辞めるのは、かなりのリスクもあります。

嫌な仕事でも続けなければならないときは、あくまで無理をせずにほどほどに続けるようにしましょう。

もし肉体的・精神的に疲れてきているなと感じたら、ゆっくり休むことが大切です。

体を壊してしまっては意味がありません。決して無理はせずに何とか嫌な仕事をやり過ごすようにしましょう。

嫌な仕事に耐えるために⑤ストレス発散をする

仕事をしている上で、ストレスを感じているとわかったならば、なるべくすぐに発散するようにしましょう。

自分の好きなものを食べるのもいいですし、欲しいものを買うのもいいです。どこかに遊びに行ったり、友だちと話したりして、とにかくストレスをためないようにしましょう。

嫌な仕事をしていると、どうしてもストレスがたまりがちです。

ストレスが蓄積してくると、体調にも影響を及ぼすため、できるだけこまめに発散していくことが大切です。

つまらない仕事でも耐えるほうがいいケース

仕事がつまらないからといって、どんな場合でも辞めたほうがいいわけではありません。

中には我慢してでも続けたほうがいいケースもあります。

耐えるほうがいい①環境に恵まれている

たとえ仕事がつまらなくても、それなりに恵まれた環境で働いているならば辞めずに続けたほうがいいです。

こうした条件がそろっている会社は、そこまで多くはありません。

転職を考えるにしても3年以上は働いてみて、それから考えても遅くはないでしょう。3年の勤務実績があれば、即戦力として転職先から採用される可能性も出てきます。

今は仕事がつまらなくても昇進していけば業務内容が変わる可能性も多いです。その場合は頑張って続けたほうが後々良い結果につながる可能性が高いです。

耐えるほうがいい②将来性が高い

年功序列型の組織で、我慢して働き続ければ最低限の地位や待遇が保証されている場合、辞めずに務め続けたほうがいいです。

公務員や大企業だと、まだまだ年功序列の傾向が強く、長く務めるほど待遇がよくなっていきます。仕事上でさほど大きな結果を残さずともある程度の昇給は保証されています。

こうした将来性が安定している仕事をしていると、転職したときにデメリットを感じることが多くなります。

今の仕事がつまらなくても、耐えて続ければ安定した将来が待っている場合、辞めずに続けたほうがいいでしょう。

耐えるほうがいい③上司や先輩から期待されている

上司や先輩から期待されている場合、我慢してでも仕事を続けたほうがいいです。

その反対に明らかに上司や先輩から疎まれたり、放置されたりしている場合には、我慢してまで仕事に行く必要はありません。

面倒見がいい上司がいたり、人材教育が整っていたりする場合は、続けたほうが結果的によくなる可能性が高いです。

あなたがこの仕事に向いているからこそ、先輩や上司は期待してくれているわけですから、その期待に応えるためにも仕事を続けたほうがいいでしょう。

本当に嫌な仕事を辞めるべきかの判断基準

嫌な仕事を我慢してまで続ける必要はありません。

しかし「本当に辞めてしまっていいのだろうか」と迷う人も多いはずです。

そこで今の仕事を辞めるべきかどうかの判断基準について解説していきます。

仕事を辞める基準①スキルアップできるか

仕事のことが嫌であっても自分がスキルアップできていると感じるならば、辞めるべきではありません。

仕事を通じて今まで持っていなかったスキルが身についたならば、もう少し続けてみる価値はあるでしょう。

今の仕事を続けるにしろ、転職するにしろ、スキルがあるかどうかはとても重要です。

仕事が嫌でもスキルアップできるならば、我慢してでも続ける価値はあります。だいたいスキルが身についたならば、ステップアップして他の職に就いてもいいでしょう。

仕事を辞める基準②正当な評価をされているか

仕事で高い評価を受けているならば、辞めてしまうのはもったいないです。

会社から高く評価されていれば、昇給や昇進の可能性も高いです。仕事での権限も与えられるため、やれることも増えていきます。今までやれなかったことができるようになると、仕事が楽しくなることも多いです。

それに対して、いくら頑張っても評価されていなかったり、悪い評価をされていたりする場合には、そのまま続けていくことにあまり意味はありません。

仕事をつまらないと感じていて、大した評価も受けていないようならば、新しい仕事を探したほうがいいかもしれません。

仕事を辞める基準③仕事が自分に合っているか

今の仕事が自分に合っているかどうかも、大切な判断基準です。

この際、自分が何を重視しているかを明らかにしておきましょう。

高い給料を望んでいるのか、やりがいを求めているのか、休みの多さを求めているのか、何を重視するかで選ぶべき仕事が変わってきます。

仕事がつまらないと感じても、自分がほしいだけの給料をもらえているならば、頑張って続けたほうがいいです。仕事は嫌だけど休みはしっかり取れるという場合も続けたほうがいいかもしれません。

逆に仕事の楽しさを求めているならば、つまらない仕事を続ける必要はありません。

もっと自分が楽しくなるような仕事を探してみましょう。

仕事が嫌すぎるときに試したいこと

仕事が嫌すぎるときには以下の方法を試してみましょう。

仕事嫌すぎるときは副業を始めてみる

今の仕事がつまらないときは、副業をして楽しみを見つける方法もあります。

副業を始めると収入がアップするだけでなく、いつもと違う仕事をする楽しさもあります。

会社に勤めながら副業をするのは大変ですが、収入が増えていくとモチベーションが上がり頑張れることも多いです。

また会社員の場合は、給料の中から健康保険や厚生年金などの社会保険料を支払っているため、副業で稼いだお金には保険料はかかりません。

さらに支出として一部を経費計上できるため、節税分で手取りが増えることも多いです。

副業を始め上で大事なことは、自分が好きなことをやるということです。

自分が好きでないと、なかなか継続するのは難しいです。

＞＞地味に儲かる副業を紹介！始める前の注意点も詳しく解説

仕事嫌すぎるときは転職エージェントに相談してみる

転職は年齢を重ねるほどに不利になることがほとんどです。

そのため、転職を成功させるためには、できるだけ早く行動を起こしたほうがいいです。

そんなときに利用したいのが転職エージェントです。

転職エージェントはキャリアに関する相談から、非公開求人の紹介まで、総合的な転職のサポートを無料で行ってくれます。

実際に転職しなくても、今の仕事に関する相談をするだけでも十分に価値があるはずです。

ひとりで悩みを抱えているよりも、専門家に話を聞いてもらったほうが上手くいくことが多いです。

転職しようかどうか迷ったならば、まずは転職エージェントに相談してみましょう。

まとめ

嫌な仕事を我慢しながら続けていても、いい結果にならないことが多いです。

最悪の場合、体を壊して、うつ病になってしまうこともあるため、そうなる前に何か対策をすべきです。

さまざまなことを試してみて、それでも今の仕事に向いていないと感じたならば転職を検討しましょう。今や転職はそれほどめずらしいものではありません。

転職エージェントに相談すれば、自分にあった転職先を教えてくれるため、ぜひ活用しましょう。