暇すぎてする事がない病む！お金ない辛い！無職で暇な時の対処法

会社を辞めて自由になったものの、すぐにやることがなくなってしまった。

退職してからこういった状況に陥る人は少なくありません。

初めのうちこそ気ままに過ごせたものの、だんだんと暇になって辛くなってしまうことも多いです。

無職で時間がたっぷりあるならば、新しいことにチャレンジするのもおすすめです。

あまりにも暇で辛い場合は、転職活動をして新しい仕事を見つけましょう。

無職で暇すぎると辛い理由

仕事を辞めると自由な時間が増えます。これまでずっと忙しかった人に取っては待ち望んでいた時間かもしれません。

しかし、暇な時間が多くなると、それはそれでつらくなってくる場合もあります。

それには以下のような理由があります。

暇すぎて辛い理由①いろいろ考えすぎてしまう

無職で暇になると何かと考える時間が増えます。

そうすると、友だちのことや家族のことなど、いろいろなことを考え始めてしまいます。

周りにも同じように無職の人がいれば気が休まりますが、みんな社会人として一生懸命働いていると「どうして自分だけ……」とみじめになってしまうことも多いです。

考える時間が多いと、余計なことばかり考えてしまうようになります。

仕事をしていて忙しいと、こういったことを考える暇はありません。

暇すぎて辛い理由②精神的に追い詰められてうつ状態になる

無職になり、世間とのつながりが途切れると、だんだんとひとりで思い詰めてしまいます。

仕事がないと時間はたっぷりありますが、お金はどんどん減っていく一方です。そういった現実を見ると精神的に追い詰められて、うつ病になってしまうこともあります。

お金を節約しようと家に閉じこもってばかりいると、ますます気持ちがふさぐため、たまには外出することも大切です。

「仕事を辞めなければよかった」「また何もしないまま一日が終わってしまった」と毎日後悔してばかりいると、精神的にやられてしまうことも多いです。

暇すぎて辛い理由③周囲からの目が気になる

無職でいると周りの目が気になるようになります。

近所の人から噂されているかもしれませんし、親類などから白い目で見られることもあるでしょう。

そうして周囲の目が気になり始めると、外出するのも億劫になり、だんだんと家に引きこもりがちになります。

家でひとりでいると、余計なことまで考えてしまいます。孤独感が募り、生きることが辛くなってしまうこともあります。

暇すぎて辛い理由④周りの人と比較してしまう

無職でずっと暇だと、周りの働いている人と自分を比較してしまいます。

最初は自分の時間が過ぎて開放感があるかもしれませんが、だんだんと「本当にこのままでいいのだろうか」と疑問に思うようになってきます。

好きなときに好きなことができるのは幸せですが、生きていくためには仕事をする必要があります。ずっと無職のままではいられません。

ずっと無職でいると、周りと比較して仕事をしていない自分が嫌になってきます。

社会人としても恥ずかしくなってくるため、無職でいることが辛くなってくるのです。

暇すぎて辛い理由⑤使えるお金があまりない

無職だと時間はありますが、収入がありません。

使えるお金にも制限がかかるため、常にお金のことばかり考えるようになります。

いくら時間があっても、お金がないと存分に楽しむことは難しいです。

そうするとできることも減ってきて、だんだんと退屈になってきます。やることがなくて、ずっと暇が続くとどんどん辛くなってきます。

また友だちと一緒に遊ぼうにも、周りが会社勤めだと時間もなかなか合いません。

無職期間が転職に影響しないのはどのくらい？

無職でいるときに気になるのが次の仕事への転職です。

ずっと無職でいると、転職に影響が出るのではと不安に思うかもしれません。

ではどのくらいの期間、無職でいると転職に影響が出てくるのでしょうか。

離職期間で多いのは「1ヶ月未満」

離職期間でもっとも多いのは1ヶ月未満です。

• 1ヶ月未満…29.4％
• 離職期間なし…24.6%
• 1ヶ月以上2ヶ月未満…12.5％

参考：平成27年転職者実態調査の概況

だいたい66.5％の人が仕事を辞めてから2ヶ月以内に次の仕事に就いていることになります。

また在職中に転職活動を進めて、離職期間がないという人も多いです。

半年以上の空白は転職に不利に働く

一般的な転職期間は2～3ヶ月といわれています。

そのため、半年以上のブランクがあると転職に不利だといわれています。半年以上の空白期間があると、本人に何かしらの問題があるのではと疑われてしまうため、あまりおすすめできません。

面接の際に、アピールできるような理由があればまだしも何もしていない期間が長くあるのは基本的にデメリットになります。

無職期間は採用担当者の目に留まりやすい

無職期間がある応募者に対して、採用担当者は以下のようなところをチェックしています。

面接の際、空白期間についてスムーズに答えられないと、採用担当者に悪いイメージを与えてしまいます。

「資格を取得していた」「留学をしていた」といったようにスキルアップに役立てていたことをアピールできるとポイントが高くなります。

毎日暇すぎて辛いときの1日の過ごし方

無職期間中は、何もしないまま1日が過ぎてしまうことがよくあります。

時間を無為に費やすのではなく、メリハリを持った生活を心がけましょう。

無職期間の1日の過ごし方①1日1回は外に出る

無職期間中も1日1回は外に出るようにしましょう。

外の空気を吸うことで気分転換になりますし、日光を浴びるとストレス軽減にも役立ちます。

ずっと部屋に引きこもっているのではなく、外に出て運動をしたり、外食を楽しんだりして、気持ちをリフレッシュしましょう。

食費を抑えたいならば、外食ではなくスーパーに買い出しに出かけるのもおすすめです。

無職期間の1日の過ごし方②お昼前に体を動かす

無職期間は適度に体を動かすようにしましょう。

運動は体の健康を維持するのにはもちろん、ストレス解消にも役立ちます。

おすすめのタイミングはお昼ご飯の前です。少しお腹が減ってきたなというタイミングで体を動かしましょう。

空腹時に運動をすると、エネルギー源として体内の脂肪が使われるため、ダイエットにも役立ちます。

無職期間の1日の過ごし方③ランチは外食でもいい

無職期間はできるだけ節約したいところですが、毎日自炊ばかりだと、さすがにストレスがたまります。

たまには気分転換を兼ねて外食をしてみましょう。

ランチならば比較的お金も安く済みますし、気持ちのリフレッシュにもなります。

ずっと部屋にこもりがちだと気分もふさいでしまうため、たまには外食も楽しみましょう。

無職期間の1日の過ごし方④夕飯は寝る2～3時間前に

無職中は、ついつい夜更かししがちです。

夜遅くまで起きていて、夕飯を食べるのが遅くなってしまう人も多いでしょう。しかし、夕飯が遅くなると、質がいい睡眠の妨げにもなります。

寝ているときは消化にエネルギーを使っているため、その分、体が休まらなくなってしまいます。

消化不良にもつながるため、夕食は寝る2～3時間前に済ませるのがおすすめです。

無職期間の1日の過ごし方⑤お風呂では湯船につかる

一人暮らしだとガス代や水道代の節約のためにシャワーで済ませる人が多いです。

しかし、なかなか疲れが取れないと感じるならば、湯船につかるのがおすすめです。

湯船につかると体がじっくり温まり、副交感神経が刺激されて全身がリラックスモードになります。

そうするとスムーズな入眠にもつながるため、よく眠れなかったり、疲れが取れなかったりする場合は、湯船につかるようにしてみましょう。

無職期間の1日の過ごし方⑥寝る前はスマホを開かない

寝る直前までスマホの画面を見ている人は多いはずです。

日中はパソコンのディスプレイを見続け、寝る前もスマホの画面を見続けていると、目が常に緊張状態になってしまいます。

そうすると交感神経を刺激して、なかなか寝付けない原因になってしまいます。

寝る前はテレビやパソコン、スマホを見るのはやめて、体をリラックスモードにシフトしていきましょう。

読書をしたり、ストレッチをしたり、目を緊張させ続けないように心がけてください。

仕事がないときの有意義な暇つぶし

仕事がなくて、することがない場合はどうやって時間をつぶそうか悩んでしまいます。

どうせ暇を潰すならば、少しでも何かに役に立つことに時間を使ってみましょう。

有意義な暇つぶし①体を鍛える

どんな仕事をするのでも体力はあったほうがいいです。

そのため、時間があるときはランニングや筋トレをして体を鍛えましょう。

ランニングならばお金はかかりませんし、筋トレも自宅でやればタダでできます。

体は第一の資本のため、鍛えておいて損になるようなことはありません。

有意義な暇つぶし②散歩

会社員として働いていると毎朝しっかり起きなければなりません。そのため、強制的に規則正しい生活になります。

社会人のとき、何もない休みの日は、ずっと寝ているという人は多いかもしれません。

無職になると、わざわざ朝に起きる必要がなくなるため、どんどん昼夜が逆転して不規則な生活になっていきます。そうすると生活リズムが崩れ、体調も崩しやすくなってしまいます。

規則正しい生活にするために有効なのが散歩です。

毎朝同じ時間に歩くようにすれば健康にも役立ちます。ただ歩くだけならばお金も使わないため、誰でも始めやすいです。

有意義な暇つぶし③読書

読書はさまざまな発見があったり、新たな考えが得られたりと、自分にとってメリットも多いです。

最近はSNSが発展したこともあり、おすすめの本も探しやすくなりました。自分と好みが合いそうな人を見つければ、簡単に自分に合う本が見つけられます。

図書館に行けば無料で本が借りられるため、使えるお金が制限されている無職にもありがたいです。

古本ならば100円程度で購入できるため、他の趣味に比べてもお金がかかりません。

有意義な暇つぶし④映画鑑賞

何かしらのサブスクに入っていれば、大量の映画が見放題になります。

何本見ても定額なので、お金がなくて、時間はある無職にもぴったりです。

有料のサブスクに登録せずとも、無料で公開されている動画も多数あるため、お金をかけずに楽しむことができます。

有意義な暇つぶし⑤在宅ワーク

ずっと収入がないのは心許ないと感じたならば、クラウドワークスやランサーズといったサイトに登録して、在宅ワークを始めるのもおすすめです。

WEBライターならば特別な用具やスキルなしでも始めやすいです。

これだけで生活するほど稼ぐのは大変ですが、お小遣い程度ならば十分に稼ぐことが可能です。

さまざまな仕事の募集があるため、自分ができそうなものを始めてみましょう。

＞＞全国どこでも働ける在宅ワークの仕事は？スマホでできるおすすめ在宅勤務

有意義な暇つぶし⑥ブログ

時間があまっているときはブログを始めてみるのもおすすめです。

文章を書くことで自分の考えが整理されますし、ブログをひとつ形にしていればライティングの仕事を受ける際のポートフォリオとしても役立ちます。

ブログが軌道に乗ってくれば、そこから収益を得ることも可能です。

暇すぎるけどお金がないときは

お金をまったく使わずに、または少額のお金で楽しめることはたくさんあります。

たとえば以下のようなことならば、ほとんど費用をかけずに楽しめます。

お金をかけずに楽しむ方法①地域のイベントに参加

地域ではさまざまなイベントが開催されています。

都会はもちろんですが、田舎であっても地域のコミュニティで交流会や地域活動を開いていることがよくあります。

こうしたイベントは基本的に無料で参加でき、大人でも楽しめるものも数多くあります。

新しい人との出会いの場にもなるため、そこから人脈が広がる可能性もあります。

地域のイベントだと侮らずに、積極的に参加してみましょう。

お金をかけずに楽しむ方法②ボランティア活動

誰かの役に立ちたい場合には、ボランティア活動がおすすめです。

他人や社会のために活動すると、自分自身の幸福度もアップします。無職だと寄付するような金銭的な余裕はないかもしれませんが、使える時間は十分にあるはずです。

その時間をボランティアに費やせば、お金を使わずに幸せを感じることができます。

また同じような趣味や考えを持った人と知り合えるため、そこから人脈が広がることも多いです。

お金をかけずに楽しむ方法③サウナ

近年、趣味としてサウナを始める人が増えています。

テレビなどでもよく取り上げられているため、気になっている人も多いのではないでしょうか。

サウナには疲労回復やストレス解消の効果が期待できます。

サウナで汗を流すと頭の中のモヤモヤがすっきりすることも多いです。

500円程度で3～4時間はいれるので、コスパも抜群です。

疲労を回復して、リラックスした時間も楽しめる上に、生活の質もアップするため、ぜひ試してみてください。

お金をかけずに楽しむ方法④自己投資

自己投資と聞くと、お金がかかるイメージがあるかもしれません。

しかし無料でできる自己投資もいろいろあります。

たとえばYouTubeにもためになる動画が多数公開されています。また図書館で借りてきた本を読むのも自己投資といえます。

自己投資することで、日々の生活が実感できるようになるため、毎日の生活が充実していきます。

無職で暇すぎる時間を抜け出すための転職活動

無力期間を抜け出して、再び仕事に就くためにはまず自己分析をやり直すことが重要です。

無職から抜け出すために自己分析をやり直す

無職期間は時間があるため、自分を見つめ直す絶好の機会です。

これまで仕事が忙しくて、なかなか自分に向き合えなかった人も、じっくり自分に向き合ってみましょう。

キャリアの棚卸しをしたり、自分の強みを発見したりすれば、必ず転職活動にプラスになるはずです。

自己分析をして転職の目的を明らかにしたら、これから目指すべき方向も決まってくるはずです。

新しい仕事に就くためにスキル・資格を習得する

仕事に役立つようなスキルや資格を身につけるのも大切です。

実際に無職期間中にプログラミングスキルを身につけて、フリーランスのエンジニアとして働いている人もいます。

転職先に役立つ資格があれば、採用される確率もアップします。

何もしないで時間を潰すくらいならば、新しい仕事に役立つようなスキルを身につけましょう。

転職エージェントに登録する

自分だけで転職活動を進めるのが難しいと感じたならば、転職エージェントに登録しましょう。

転職エージェントは転職希望者と企業の間に入り、おすすめの企業を紹介してくれたり、履歴書の添削を行ってくれたりします。

面接対策も行ってくれるため、転職成功にとても役立ちます。

まとめ

仕事を辞めて無職になると、最初のうちは開放感で楽しく過ごせますが、だんだんと居心地の悪さを感じることが多くなってきます。

周りの目も気になりますし、ずっと働いていないことに対して自己嫌悪を覚えることも多いです。

無職でいることが嫌になったら、自分のペースでいいので転職活動をスタートさせましょう。

まだ気持ちの準備ができていないならば、仕事に役立ちそうな資格やスキルを身につけるのがおすすめです。