- 営業を辞めたいと思うのは甘え?
- 営業を辞めたほうがいい人はどんな人?
- ストレスが大きくて営業辞めたいときはどうする?




営業職として働いていると、さまざまなシーンでストレスを感じ「辛い」「辞めたい」と考えることがよくあります。
しかし辛いから辞めるというのは甘えと考えて、ストレスを無理やり我慢して働き続ける人もいます。
頻繁にストレスを感じる営業の仕事を辞めることは甘えではありません。
我慢して働き続けていると、やがて体調を崩したり、精神的に病んでしまったりする恐れもあります。
まずは辞めたいと思う理由と向かい合い、それに対して対策できないかどうかを考えてみましょう。
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営業が辛いから辞めたいのは甘えではない
営業の仕事が辛いから辞めたいと思うのは、甘えではありません。
その理由としては以下のようなものが挙げられます。
- 人によって向き不向きがある
- クレームや叱責がストレス
- 成長の実感があまりない
営業辞めたいのが甘えじゃない理由①人によって向き不向きがある
営業職を望んでいたわけではなく、急に営業職に配属されることもあります。とくに新卒の場合、まず営業職に配属されることが多いです。
人と接するのが好きな人やコミュニケーション能力に優れた人ならば営業職で結果を出せるのかもしれませんが、人と接するのが苦手だったり、ノルマや数字に敏感だったりすると、営業で成果を出すのはなかなか難しいです。
未経験でも営業に配属されることから、「営業ならば誰にでもできる」と思われがちです。
しかし実際のところ、向き不向きはありますし、大きなストレスになってしまうこともあります。
その結果、営業を辞めたいと思うのは甘えとはいえないでしょう。
営業辞めたいのが甘えじゃない理由②クレームや叱責がストレス
顧客から営業に対して、心ない言葉や叱責を浴びせられることも少なくありません。
誰だって好き好んで叱責を受けたいとは思わないでしょう。
そうしたことがたびたびあれば、どんどん営業として働くことが嫌になってしまいます。
大人になってから怒られることは精神的にもかなり辛いです。
そういう状況で営業を辞めたいと思うのは甘えではなく、当然のことといえます。
営業辞めたいのが甘えじゃない理由③成長の実感があまりない
営業職は目に見えた成長を実感しづらいです。
たとえばプログラミングや会計など、目に見えてわかるスキルが身につけば成長を実感することができます。営業にはそういった実感がないため「本当に自分は成長しているのだろうか」と不安になってしまいます。
目に見えてわかるスキルを習得したい人にとって、営業職を辞めたいと思うのは仕方ないことでしょう。
ステップアップのために営業を辞めたいと思うのは甘えというわけではありません。
辛いから営業を辞めたいと思うケース
営業の仕事を辞めたいと感じるときは、どういったときなのでしょうか。
たとえば、以下のようなケースで営業を辞めたいと感じることが多いです。
- ノルマに対するプレッシャーが辛い
- 人間関係が負担
- 拘束時間が長い
- 将来性を感じられない
営業辞めたいとき①ノルマに対するプレッシャーが辛い
営業をする上で、ノルマや目標を達成するのが、かなりのプレッシャーという人も多いです。
場合によっては知り合いや身内にまで声をかけて、目標を達成しなければならないこともあります。
自分に課せられた目標が高すぎると、途中で挫折してしまうことも多いです。
普段から目標に対して注意を向けて、そこから逆算してやるべきことが見える人ならばいいですが、そうでない場合、目標やノルマのプレッシャーに押しつぶされてしまうことも多いです。
ココに注意
ノルマがキツいと感じるようになると、営業を辞めたくなってしまいます。
営業辞めたいとき②人間関係が負担
営業職はコミュニケーション能力が問われます。
社内の人間はもちろん、取引先の人たちとも上手く人間関係を築いていく必要があります。通常の仕事以外にも会食や接待が必要になることも多いです。
コミュニケーションが好きな人ならばいいですが、人付き合いが苦手な人だとそういったやりとりがストレスになることも多いです。人間関係が合わずにハラスメントを受けることもあります。
人間関係で大きなストレスを感じてしまうと、営業の仕事を辞めたいと思うようになります。
営業辞めたいとき③拘束時間が長い
営業職は顧客に時間を合わせて行動することが多いです。
勤めている業界や扱っている商材によっては、休日や夜間を問わずに働かなければならないことも多いです。
そうすると、どんどんプライベートな時間が削られてしまいます。
休日がなくなってしまうと疲れも取れないようになるため、疲労やストレスがたまり、営業を辞めたくなってしまいます。
営業辞めたいとき④将来性を感じられない
営業の仕事は毎日同じことの繰り返しのように感じることが多いです。
そうすると、なかなか自分の成長が実感できず「このまま続けていっていいのだろうか」と不安になることも多いです。
ただただ会社のやり方に沿って営業をしていると、いざ会社を離れたときに何もスキルが身についていなかったということもよくあります。
そうした将来性が感じられないと、営業を辞めたいと思うようになります。
営業に向いていない人・営業を辞めたほうがいい人
人によっては営業に向いていなかったり、営業を辞めたほうがいい場合もあります。
その場合は早めに見切りをつけて、他の仕事に移ったほうが成果を出せる可能性が高いです。
たとえば以下のような人は営業に向いていないです。
- 人と話すのが苦手
- オンオフの切り替えが上手くない
- 数字で物事を考えるのが苦手
営業を辞めたほうがいい人①人と話すのが苦手
人と話すのが苦手で自分の意見を上手く伝えられない人は、営業を辞めたほうがいいでしょう。
人と話すのが苦手だと、急に問いかけられたときに上手く答えられず、苦手意識がますます強まる恐れがあります。
自分から話しかけることができないと、営業職は勤まりません。
ココに注意
人と話すときに緊張してしまうと、仕事としてやっていくのは難しいです。


営業を辞めたほうがいい人②オンオフの切り替えが上手くない
営業はすべてが上手くいくような仕事ではありません。
ときには相手から心ない言葉をかけられたり、ひどいクレームを受けたりすることも多いです。
そんなときにオンオフが上手く切り替えられないと、ずっと嫌な記憶を引きずってしまい、精神的にも落ち込んでしまいます。
そういったことが繰り返されれば、精神的に追い詰められてしまい鬱になる可能性も十分にあります。
仕事とプライベートのオンオフが上手く切り替えられない人は営業を辞めたほうがいいです。
営業を辞めたほうがいい人③数字で物事を考えるのが苦手
営業職でやっていくためには、常に数字で物事を考える必要があります。
営業は売上や利益といった数字で評価されることが基本です。
売上高、費用、利益などなど、さまざまな数字を扱うため、数字が苦手な人は営業を辞めたほうがいいです。
誰にでも得意不得意があるため、数字が苦手な人は別の仕事に就いたほうがいいでしょう。
営業職を辞めたらどんなことで後悔する?
営業の仕事は向き不向きがでやすく、向いている人にとっては天職だと感じることも多いです。
他の職種を経験したことで、営業職のよさを実感することもあるでしょう。
営業職を辞めた人が後悔しやすいポイントとしては以下のようなものがあります。
- 仕事の自由度がなくなった
- 目標が立てづらくなった
- インセンティブが減った
営業職を辞めてからの後悔①仕事の自由度がなくなった
営業職だと、自分のスケジュールを自分で決められることが多いです。
もちろん顧客の都合で時間が変わることもありますが、基本的には自分で考えて動くことができます。こなすべきノルマをこなせば、あとは自由が効きやすいです。
営業職を辞めてからデスクワークが主な仕事につくと、ずっと同じことの繰り返しで窮屈に感じてしまうこともあります。
同じ場所にずっととどまって仕事をするよりも、いろいろなところでたくさんの人と話したほうがいい人にとって営業職はかなりの転職といえます。
営業職を辞めてからの後悔②目標が立てづらくなった
営業職はさまざまなことを数字で考えます。
そうするとノルマも数字として出せるため「今回はここまで頑張ろう」という目標も立てやすいです。
結果が数字に反映されない職種だと、仕事に対するモチベーションが保ちづらいというデメリットがあります。
営業をしているときは、ノルマの数字がプレッシャーだったものの、なくなってしまうとそれはそれでモチベーションを保つのが大変という一面があります。
ココに注意
仕事ではっきりした目標が立てられないと、それに向かって頑張ることが難しくなります。
営業職を辞めてからの後悔③インセンティブが減った
営業はインセンティブ(歩合)で給料がアップすることが多いです。
つまり営業で結果を残せば残すほど、自分の収入がアップしていくわけです。自分の頑張りがそのまま数字に反映するため、モチベーションも維持しやすいです。
営業を辞めてしまうと、そうした結果に基づく収入が減ってしまうため、仕事に対するやる気がなくなってしまうことがあります。
向いていない営業の仕事を続けるべきではない理由
営業を辞めるのは甘えだと思って、無理して頑張る人も多いです。
しかし、そうして頑張った結果、自分にとって大きなマイナスになる可能性も十分にあります。
- 仕事に対するモチベーションが下がる
- 精神的に追い詰められてしまう
- 自分の可能性を狭めてしまう
営業の仕事を続けるデメリット①仕事に対するモチベーションが下がる
営業の仕事が向いていないと、なかなか成果を出すことができません。
営業職では過程よりも結果が重視されるため、結果が出せないと評価が受けられず、どんどんモチベーションが下がってしまいます。
評価が受けられないと仕事に対するモチベーションを維持するのは難しいです。
モチベーションが下がると、営業の仕事に対するやる気もおきません。
そうすると悪循環で、どんどん仕事が嫌になってしまい、ついには営業を辞めたいと思うようになってしまいます。
営業の仕事を続けるデメリット②精神的に追い詰められてしまう
向いていない営業の仕事を我慢して続けていると、精神的にストレスがたまってしまいます。
ストレスがたまり続けると精神状態が悪化して、うつ病になってしまう恐れがあります。
営業の仕事は何事も数字で考えるため、そのことばかりを考えていると精神的に参ってしまう人も多いです。
うつ病になってしまえば、回復するまでに時間がかかります。
しばらく働けない期間ができるため、自分にとって大きなマイナスになってしまいます。
ココがポイント
そこまで悪化する前に営業の仕事を辞めるのは、決して甘えとはいえないでしょう。


営業の仕事を続けるデメリット③自分の可能性を狭めてしまう
自分が向いていないと思う仕事を無理に続けると、「自分は仕事ができない」と自己評価を下げてしまう恐れがあります。
誰にでも向き不向きはあるため、できない仕事があるのは当然です。別の仕事ならばもっと成果を出せる可能性は十分にあります。
それにも関わらず無理やり向いていない仕事をやり続けると、自己肯定感が低くなり、自分の可能性を狭めてしまいます。
自分が苦手なことを無理して頑張るよりは、自分が得意なことで結果を残したほうが生産性が高いです。
営業の仕事ばかりにこだわるのではなく、他の仕事にも目を向けてみましょう。
営業の仕事を辞めたい人が取るべき転職方法
では営業の仕事を辞めたいと思っている人は、具体的にどうすればいいのでしょうか。
ここからは営業を辞めたいと思っている人に向けて取るべき方法について紹介していきます。
- まずはもう一度考え直す
- 社内での部署異動を希望する
- 転職活動を始める
営業を辞めたい人へ①まずはもう一度考え直す
なかなか営業で成績が残せない場合は、もう一度営業という仕事について考え直してみましょう。
どうやったら営業成績を上げられるのかをよく考え、身近に結果を出している人がいれば話を聞いてみましょう。
そうして自分に足りない点を分析して、それを補うための努力をします。
営業の仕事は会社の看板を背負った大事な仕事です。
だからこそ頑張りがいがある仕事であるともいえます。
ココがポイント
試行錯誤してみたものの、やはり自分には向いていないと考えたならば新しい道に進むことを検討しましょう。
営業を辞めたい人へ②社内での部署異動を希望する
会社のことは嫌いではないけれども、営業の仕事が向いていないと感じるならば部署異動を希望してみましょう。
上司に相談してみて部署異動が可能かどうかを確認します。
部署異動できるかどうかは会社の状況によります。
必ずしも希望が通るとは限らないため、ダメな場合は他の選択肢を選びましょう。
>>異動希望が通らないのはパワハラ?当たり前?希望が通る人の特徴
営業を辞めたい人へ③転職活動を始める
今の仕事に限界を感じている場合、見切りをつけて転職を考えるのもひとつの方法です。
その場合、別の会社の営業職につくのか、別の会社の他職種につくのかをよく考えましょう。
たとえば営業の仕事は好きだが商材に自信がない、給料に不満があるような場合には別の会社の営業職に転職するのがいいでしょう。これまでの経験を活かせれば、いい条件で転職できる可能性もあります。
そうではなく、そもそも営業の仕事が向いていないと感じるならば別の職種への転職を考えましょう。
ココに注意
まとめ
営業がどうしても自分に向いていない場合、辞めたいと思うのは決して甘えではありません。
誰にでも得意不得意があるため、不得意なことを我慢してまで続けることはないでしょう。
自分の性格的に営業の仕事が向いていないと思うならば、別の職種に転職したほうが自分にとっても会社にとっても大きなメリットになります。
向いていない仕事を我慢して続けると、体調を崩す恐れもあります。一度体調を崩すと社会復帰するまでに時間がかかることが多いです。
改めて営業職について見直してみて、それでも自分に合っていないと思うならば転職活動をスタートさせましょう。
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