- 新卒2年目で会社辞めたい!転職は厳しい?
- 新卒2年目で転職を目指すのは甘え?
- 第二新卒で未経験の仕事に転職はできる?




新卒入社2年目で転職を考えると「2年目はまだ早い?」「新卒2年目での転職は印象が悪い?」と心配になる人も多いかもしれません。
早い時期に退職して転職することは、メリットもデメリットもあります。
その両方をよく踏まえつつ、自分が正しいと思う選択をしましょう。
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2位 doda


- 求人数の多さと質の高さ
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マイナビエージェントは、20代・第二新卒を中心に幅広い年代の人に利用されている転職エージェントです。
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新卒2年目で会社を辞めたいと思う理由
新卒2年目で会社を辞めたいと思う人には、どういった理由があるのでしょうか。
- 思っていたイメージと違った
- 他にやりたい仕事が見つかった
- 人間関係に問題がある
- 労働条件がよくない
- 給料に満足できない
2年目で会社辞めたい理由①思っていたイメージと違った
新卒で入社したものの、実際に働き始めたら思っていたイメージと違ったということはよくあります。
希望した部署に配属されなかったり、自分が興味を持てない仕事を任されたりすると、仕事を苦痛に感じ、ストレスもたまってしまいます。
入社してすぐのころは、目の前の仕事を覚えることで精一杯でしたが、新卒で入社して2年目にもなると「やはり自分に合っていないのでは?」と思って、退職を考える人も多いです。
2年目で会社辞めたい理由②他にやりたい仕事が見つかった
新卒で入社して2年目になると、仕事に対する合う合わないがわかってきます。
それとともに自分が本当にやりたい仕事がどんなことなのか見えてくる場合も多いです。
2年も経てば仕事にも慣れてきて、余裕も出てきます。そうすると仕事を見直す時間も増えてきます。
その結果「このままここで働いていいのだろうか」と心配になり、転職を考える人も出てきます。
2年目で会社辞めたい理由③人間関係に問題がある
人間関係に問題があって仕事を辞める人はとても多いです。
上司や先輩との関係が悪いと、会社に行くこと自体がストレスになってしまいます。こうした人間関係の問題は、自分だけで解決するのはほとんど不可能です。
とくに上司からの当たりが強いと、こういった関係がずっと続くのかと耐えられなくなって辞めてしまう人も多いです。
仕事内容は好きだけれども、職場の人間関係がよくないから会社を辞めるという人も少なくありません。
2年目で会社辞めたい理由④労働条件がよくない
新卒で入社してすぐの頃は、自分がどういった状況で働いているのかもよくわかりませんでしたが、入社2年目で仕事に慣れてくると、他の会社のこともわかってきます。
そうすると自分の労働時間が長かったり、残業が多かったり、休日出勤が多かったりと、労働条件がよくないことに気づくこともあります。
休みが少なければ、その分、自分のプライベートな時間が削られてしまいます。またしっかり体を休めなければ、疲れを残したまま、再び働き始めることになります。
新卒2年目で仕事に慣れてくると、これまで見えなかった問題点が見え始めることも多いです。
ココがポイント
明らかに自分の労働条件がよくないと感じたならば、転職を考えるのも自然なことでしょう。
2年目で会社辞めたい理由⑤給料に満足できない
仕事に見合った給料がもらえないと、新卒2年目でも会社を辞めたいと思ってしまいます。
給料が安すぎるとモチベーションも上がりませんし、昇給・昇進の見込みがなければ、このまま同じ会社で働いていても大丈夫だろうかと心配になってしまいます。
入社して2年目だと会社についての情報にも詳しくなるはずです。
先輩の給料を知ったら「こんなに働いていても、これしか給料が上がらないのか」とショックを受けてしまうかもしれません。
給料が安いことも入社2年目で会社を辞めたくなる理由に挙げられます。


新卒2年目で退職するメリット
仕事をすぐに辞めることに対してネガティブなイメージを持っている人は多いです。
しかし早期に仕事を辞めることは、決して悪いことではありません。
たとえば以下のようなメリットがあります。
- 時間を無駄にしなくて済む
- 企業側に不利益が少なく済む
- 第二新卒としての転職ができる
新卒2年目で退職するメリット①時間を無駄にしなくて済む
自分に向いていない仕事を我慢して続けていても、なかなかスキルが身につきませんし、キャリアアップの機会を逃してしまう恐れがあります。
今の会社が自分に合っていないと感じたならば、早々に退職して次の仕事に向かって動いたほうがいいでしょう。
早めに転職すれば、若くて柔らかい頭や体を活かすことが可能です。
年齢を重ねるほど転職は厳しくなるため、早めに見切りをつけて転職活動をスタートさせましょう。
新卒2年目で退職するメリット②企業側に不利益が少なく済む
入社して2年目だと、まだまだ会社としても重要な仕事は任せないことが多いです。
入社してすぐだと任せられる仕事が少ないため、企業側もダメージが少なくて済みます。
新卒で入社してきた社員を一人前に育てるには、お金も時間もかかります。しかも、そこまでして育てた社員がいなくなっては会社にとっても大きな損害です。
長く勤めるほど、任される仕事が多くなり、責任も増えてきます。責任が増えると、会社を辞めづらくなってしまうため、早めに行動に移したほうがいいです。
新卒2年目で退職するメリット③第二新卒としての転職ができる
第二新卒とは、新卒入社後3年以内に転職する人のことを指します。
第二新卒だと企業での社会経験があるため、基本的なビジネスマナーなどが身についていることが多いです。
そのため、第二新卒だと企業にとっては教育にコストをかけなくていいというメリットがあります。
また第二新卒は新卒と比べて離職率が低く、若くて柔軟性もあることから、積極的に採用を考える企業は多くいます。
>>1年未満で転職のデメリットは?新卒一年未満で退職し第二新卒になるリスクはある?
新卒2年目で退職するデメリット
新卒2年目で退職して後悔しないようにデメリットについてもよく抑えておきましょう。
- 転職で不利に働くことも
- スキルが身につかない
新卒2年目で退職するデメリット①転職で不利に働くことも
新卒2年目で会社を辞めてしまうと、転職の際に採用担当者に「うちの会社もすぐに辞めてしまうのでは?」と思われる可能性があります。
会社はコストをかけて社員を教育するため、すぐに辞められてしまっては大きな損害になってしまいます。
そのため、すぐに辞めてしまう可能性がある人を採用することに消極的です。
また忍耐力がない、コミュニケーション能力が低い、飽きっぽいといったマイナスの印象を与えてしまう恐れがあります。
新卒2年目で会社を辞める場合は、相手を納得させられるだけの退職理由がないと、転職に不利に働くことが多いです。
新卒2年目で退職するデメリット②スキルが身につかない
新卒2年目で転職する場合、仕事の能力やスキルが主な評価対象になります。
けれども入社して2年目だと、そこまでスキルが身についていることは少ないはずです。またアピールできるような実績がほとんどないことも大半でしょう。
転職の際はスキルや実績をアピールすることが大切です。
そのときに相手に魅力的に映るようなアピールポイントがないと、なかなか採用までこぎつけることができません。
ココに注意
スキルや実績がなく、年齢だけを重ねていると、転職ではだいぶ不利になってしまいます。
新卒二年目の転職で後悔しないため方法
新卒二年目で会社を辞めて転職するときは、以下のことについてじっくり考えておきましょう。
- 自分とよく向き合う
- 退職理由を考えておく
- 上司・先輩に相談してみる
- 自分で改善できるところがないか考える
- 辞める前に転職活動をする
2年目の転職で後悔しないために自分とよく向き合う
入社2年目で退職したい場合は、今後の方針を明らかにするために自分とよく向き合う必要があります。
自己分析して、これまでにどのような経験をしたのか、どういった感情を持ったのかを深掘りしていけば、自分の適性ややりたいことが見えてくるはずです。
入社2年目で漠然とした理由で辞めてしまうと、あとになってから「もっと頑張れたのでは?」と後悔してしまうことも多いです。
2年目の転職で後悔しないために退職理由を考えておく
入社2年で会社を辞めて転職する場合、再就職する際に退職理由を聞かれることになります。
そのときにスムーズに答えられないと「またすぐに辞めるのでは?」と思われ、採用が遠のいてしまいます。
冷静に退職理由を考えることで、本当に今の会社を辞めるべきかどうかも見えてきます。
ココがポイント
しっかり言語化して、自分の心の中を整理してみましょう。
2年目の転職で後悔しないために上司・先輩に相談してみる
新卒2年目で退職する前に、上司や先輩などに話を聞いてみるのもおすすめです。
自分では解決できないと思っていた問題でも、上司や先輩に相談することで解決の糸口がつかめることもあります。
また上司に相談することで、労働環境が改善される可能性もあります。
たとえば業務量が多すぎるという悩みを抱えているならば、量が減らせないかどうか上司に相談してみましょう。
ひとりで悩みを抱え込むよりも、誰かに相談したほうが解決することが多いです。
2年目の転職で後悔しないために自分で改善できるところがないか考える
会社に不満があっても退職する場合でも、自分が改善できるところがないかどうかを考えてみましょう。
もし改善できそうならば、まず行動してみて、それでもダメならば転職を考えましょう。
何も努力せずに、ただ嫌だから辞めるでは、次もまた同じようなことになりかねません。「やっぱりああしておけばよかった」と後悔する可能性も高いです。
改善しようと努力すれば、転職の際の面接でもアピールすることができます。
2年目の転職で後悔しないために辞める前に転職活動をする
新卒2年目で転職したい場合、後悔しないように退職する前に転職活動を始めましょう。
転職活動をするのにも交通費や履歴書代など、さまざまなところでお金がかかります。
退職して一切収入がない状態で転職活動を始めると、経済的な不安から転職先を妥協してしまうことも多いです。
転職活動が長期化すると、生活するのも大変になってしまうため、在職中に転職活動を始めるようにしましょう。


新卒2年目で辞めると第二新卒扱いになる
新卒2年目で会社を辞めると、第二新卒扱いになります。
まだまだ年齢も若いため、欲しがる企業も多いです。
企業によっては第二新卒であることにメリットを感じて採用してくれることもあります。
- 教育コストが抑えられる
- ポテンシャルがある
- 離職率が低い
第二新卒の強み①教育コストが抑えられる
新卒2年目で辞めた場合、それまでに企業で働いてきた経験があります。
そのため、最低限のビジネスマナーは身についていると考えていいでしょう。新卒に比べれば、社会に慣れているはずです。
新卒の場合、一からビジネスマナーを教える必要があるため、その分のコストがかかります。
本格的に仕事ができるようになるまでコストも時間もかかるため、すでに基本的なことが身についている第二新卒のほうが都合がいいです。
第二新卒の場合、早い段階で即戦力になるため、教育コストを抑えることができます。
第二新卒の強み②ポテンシャルがある
新卒2年目で会社を辞めた場合、まだまだ年齢的にも若いです。
新卒と比べてもポテンシャルは、ほとんど変わりないといってもいいでしょう。
その上、基本的なビジネスマナーが身についていることを考えると、即戦力としての魅力もあります。
ココがポイント
第二新卒のポテンシャルを重視して、積極的に採用する企業も少なくありません。
第二新卒の強み③離職率が低い
第二新卒は、一度企業で働いた経験があるため、新卒者に比べて離職率が低いといわれています。
社会に出た経験により、自分の得意不得意がわかり、やりたいことが理解できるていることが多く、仕事に対するミスマッチも少なくなります。
せっかく会社に入ってもらっても、長く続かなければ意味がありません。
そういった意味でも慎重に転職先を選ぶ第二新卒は企業にとってありがたい存在であるといえます。
新卒2年目で会社を辞めたい人が転職を成功させる方法
では新卒2年目で会社を辞めたい人は、どのような点に気をつければ転職を成功させられるのでしょうか。
- 自己分析をする
- 企業研究を行う
- 転職に対する条件を明確にする
- 転職先を決めてから辞める
新卒2年目で転職を成功させるために自己分析をする
新卒2年目で転職を成功させるためには、まず自己分析を行いましょう。
今の会社のどこに不満があるのか、どうして辞めたいのかを明らかにすることで、次にどういうところを選べばいいのかがはっきりしてきます。
さらに、このまま今の会社で働き続けるとどうなるかを考えることで、本当に辞めるべきかどうかが見えてきます。
勢いで会社を辞めてしまうと、後々になって後悔することが多いです。
自己分析するうちに解決策が思い浮かぶ場合もあります。
ココがポイント
自分の得意不得意・やりたいことなどをはっきりさせて、次の転職につなげましょう。
新卒2年目で転職を成功させるために企業研究を行う
新卒2年目で転職を成功させるためには、しっかり企業研究を行いましょう。
企業研究を怠ってしまうと、入社してから「思っていたのと違った」となるケースが多いです。
企業としても早期離職は避けたいため、お互いにミスマッチにならないよう入念に企業研究は行っておきましょう。
また企業研究をするうちに、その企業がどういった人材を求めているのかも見えてきます。そうすると面接の際もアピールしやすくなるため、メリットも多いです。
新卒2年目で転職を成功させるために転職に対する条件を明確にする
転職の際に考えるべき条件としては、以下のようなものがあります。
転職の条件
- 職種
- 給与
- 休日
- 残業
- 福利厚生
- 昇進・昇格
すべてが自分の理想通りのところに転職できるのは難しいですが、どこを譲れない条件とするかははっきりさせておきましょう。
たとえば給料さえよければ残業しても構わないのか、給料よりも自分の時間を重視したいのかによって選ぶ企業が変わってきます。
ココがポイント
こうした条件に対して優先順位を設けることで、すぐに退職してしまうリスクを避けられます。
新卒2年目で転職を成功させるために転職先を決めてから辞める
新卒2年目での転職を成功させるためにも在職中に転職活動を始めましょう。
いきなり会社を辞めてしまうと収入がなくなってしまい、焦ってしまうことが多いです。だんだんと追い詰められると、企業選びにも妥協してしまうため、またすぐに辞めてしまうことになりかねません。
収入がなくなっても支出はあるため、仕事をしながら転職活動を進めていきましょう。
ココがおすすめ
新卒2年目だと貯金もそう多くないはずなので、働きながら転職先を決めるのがおすすめです。
転職2年目でも退職を考えるべき状況
以下のような場合は、たとえ入社して2年しか経っていなくても会社を辞めるべきです。
退職すべき状況①仕事のことを考えると体調を崩す
仕事のことを思い浮かべるだけで体調を崩してしまったり、朝なかなか起きられなかったりする場合は、かなり精神的に追い詰められている可能性が高いです。
そのまま我慢して働き続けると、うつ病になる恐れもあるため、できるだけ早く辞めましょう。
もし会社に休職制度が用意されているならば、じっくり体を休めて今後のことについて考えてみましょう。
退職すべき状況②パワハラ・モラハラを受けている
会社でハラスメントを受けている場合は、転職2年目でも会社を辞めたほうがいいです。
セクハラ・パワハラ・モラハラなど、さまざまなハラスメント行為がありますが、こういったことを我慢する必要はありません。
何よりも優先すべきは自分の体です。
ハラスメントによって追い詰められるくらいならば、早めに見切りをつけて退職したほうがいいです。
精神的に参ってしまうと、後遺症が残り、なかなか社会復帰できない恐れもあるため、十分に気をつけましょう。
まとめ
新卒2年目だと第二新卒扱いになるため、まだまだ転職もしやすいです。
時間が経つほど転職しづらくなるので、冷静に考えてみても今の会社が自分に合わないと思ったら転職を検討しましょう。
転職の際は転職エージェントに相談するのがおすすめです。
あなたの適性を踏まえた上で、最適な求人を紹介してくれるため仕事とのミスマッチを避けられます。
転職エージェントは無料で利用できるため、上手に活用しましょう。
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