大学中退者だと就職するのは難しい?求人はある?中退理由をどう説明?

  • 大学中退だと就職するのは難しい?求人はある?
  • 大学中退者は就職できないって本当?
  • 大学中退したことを就職の面接ではどう説明すればいい?

大学を中退すると就職が難しくなるって本当でしょうか?

大学中退という経歴は、マイナスなイメージをもたれがちです。しかし、しっかりコツさえ抑えておけば就職は自分に可能です。

大学中退だと就職が難しいと言われることがあり、中退してから人生に対して不安を感じる人も多いです。

しかし大学中退でも就職している人はたくさんいます。

そのため、大学中退者であっても就職活動の現状を把握し、しっかり対策すれば中退者でも正社員を目指すことが可能です。

この記事では、大学中退者が就職が難しくなる理由と、大学中退者が正社員になるための方法についてまとめています。

目次

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1位 リクルートエージェント

リクルートエージェント
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doda
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マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
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大学中退者が就職に不利になる理由

大学を中退すると就職が厳しくなる。

何となくそういったイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。

では、どうして大学中退者は就職が不利になるのでしょうか。その理由として、以下のようなことが考えられます。

大学中退が就職に不利な理由
  • 仕事を継続する力がないと思われてしまう
  • 最終学歴が高卒なので応募先が限られる
  • 中途採用になるため即戦力を求められる
  • 大学を辞めたあとの空白期間を聞かれる

大学中退が就職に不利な理由①仕事を継続する力がないと思われてしまう

大学を途中で辞めたため、仕事も同じように途中で辞められてしまうのでは?

そういったマイナスイメージを持たれることが多いです。何か辛いことがあったときに、すぐに辞められてしまっては、会社としても都合がよくありません。リスクを考えれば、そうした人は避けるのが賢明でしょう。

採用活動や人材育成にたくさんの能力とコストをかけている企業にとって、すぐに辞められてしまっては大損害となります。

大学を中退すると、早期離職の可能性もあると考えられ、採用が難しくなるケースが多いです。

大学中退が就職に不利な理由②最終学歴が高卒なので応募先が限られる

大学を中退した場合、最終学歴は高卒となります。

そうなると求人の応募条件が「大卒以上」となっている場合、応募すらもできなくなってしまいます。大卒の人に比べて応募できる求人数が少なくなるため、その分不利になります。

また、新卒採用の求人に応募することも難しいです。

新卒採用は、卒業見込みの学生を対象としており、毎年多くの企業が4月入社を目標として大領に新卒採用の求人を出します。大学中退の場合、高校卒業がから3年経っていなければ、高卒として新卒枠に応募できます。

しかし、大卒向けの新卒求人には応募できません。

大学中退が就職に不利な理由③中途採用になるため即戦力を求められる

大学を途中で辞めると基本的に新卒採用の求人には応募できません。

そのため、中途採用の求人に応募することになります。

企業側が中途採用する理由は、即戦力となる人材がほしいからです。

すでに会社に勤めていれば、人材育成にかかるコストや労力を削減することができます。

大学中退者の場合、アピールできるような経験もスキルも持っていないことがほとんどのため、採用されるのが難しくなってしまいます。

また、同じ時期に応募している希望者は、経験者が多いため、経歴に差がある状態で就職活動をしなければなりません。

大学中退が就職に不利な理由④大学を辞めたあとの空白期間を聞かれる

大学を途中で辞めた場合、面接で大学中退理由をほぼ確実に聞かれます。

ここで面接官が納得できるような理由がないと、面接に不利に働きます。

本人が大学中退したことを後悔していたり、できればしたくなかったと思ったりしていると、マイナスの印象を与えて採用に至らないことが多いです。

もし事前に回答を考えていたとしても、面接官から深掘りして聞かれることもあるため、相手を納得できるような理由を用意しておかなければなりません。

大学中退後にフリーターを選ぶのが危険な理由

大学をドロップアウトしてから「とりあえずフリーターになろう」と考える人は少なくありません。

フリーターでアルバイトをすれば収入がありますし、何とか生活していくこともできます。

しかし何の考えもなしにフリーターになるのは、いくつかのリスクがあります。

大学中退してフリーターになるリスク
  • 抜け出せなくなる可能性
  • 職歴にカウントされない

大学中退してフリーターになるリスク①抜け出せなくなる可能性

大学を中退してからフリーターになると、抜け出したくても抜け出せなくなる可能性があります。

アルバイトとして働く場合、仕事量や責任が正社員よりも軽いことが多いです。

そうするとストレスも感じづらいため、わざわざ正社員にならなくても「このままでいいか」と思ってしまうようになります。

また、フリーターはシフト制になっているため、仕事をする時間も自分でしっかり管理できます。

正社員になると働く時間や日数などはすべて管理されるようになるため、それならばフリーターのままでいいかと考える人も少なくありません。

大学中退してフリーターになるリスク②職歴にカウントされない

フリーターは職歴としてカウントされません。

履歴書に職歴として書けないため、フリーターでいる期間は空白期間になってしまいます。

大学を途中で辞めてから空白期間が続くと、企業から不審に思われてしまう可能性があります。そうすると就職にも不利に働きます。

空白期間が長くなればなるほど、就活に不利に働くため、どんどんフリーターから抜け出すのが難しくなってしまいます。

大学中退してからフリーターになる場合は、あらかじめ期間を決めておくなど、しっかりした計画を立ててからなるようにしましょう。

大学中退者と大卒者の違いについて

では大学を途中で辞めた人と卒業した人には、どういった違いがあるのでしょうか。

大学を中退することが、将来的にどういった影響を与えるのか考えてみましょう。

大学中退者と大卒者の違い①学歴

まず最終学歴が違います。

いくら難関大学に入学しても、途中で辞めてしまっては最終学歴は高卒になってしまいます。せっかく勉強して大学に入ったのに、それを履歴書に書くことはできません。

また求人には「大学卒業」を採用の条件としているところもあるため、そういった企業へは応募ができなくなってしまいます。

そのため、大学中退者のほうが就職先の選択肢が狭まってしまいます。

大学中退者と大卒者の違い②給料

厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、高卒の平均賃金は男性が29万5,100円、女性が22万円、男女計は27万1,500円です。

それに対して大卒の場合は、男性の平均が38万6,900円、女性が28万8,900円、男女計が35万9,500円となっています。

学歴男性の平均賃金女性の平均賃金男女計の平均賃金
大学中退者を含む高卒29万5,100円22万27万1,500円
大卒38万6,900円28万8,900円35万9,500円
令和3年賃金構造基本統計調査

男女別で比較すると、大卒は高卒よりも平均して88,000円ほど賃金が高くなります。

大学を卒業したかどうかで月の給料が9万円近くかわってくるため、かなり大きな影響があることがわかります。

大学中退者が就職活動中に後悔してしまう理由

大学中退者は、就職活動中に「大学を中退しなければよかった」と後悔することがよくあります。

その主な理由として、以下の2つがあります。

大学中退の後悔の理由
  • 大卒向けの求人に応募できない
  • 大学を辞めた理由を上手く説明できない

大学中退の後悔の理由①大卒向けの求人に応募できない

大学中退を後悔する理由として、大卒向けの求人に応募できないことが挙げられます。

いくら経験や能力があっても、応募条件に「大卒以上」と記載してあれば、大学中退者は応募できなくなってしまいます。

仮に応募を受け付けてもらっても、大学中退という経歴が選考の足を引っ張る可能性が高いです。

最近は昔ほど学歴を重視しなくなっていますが、それでもまだまだ存在しているのも確かです。

自分が応募したい企業が「大卒以上」ばかりの求人だと、大学を辞めてしまったことを後悔することになります。

大学中退の後悔の理由②大学を辞めた理由を上手く説明できない

大学を途中辞めてしまった理由をきっちり説明できる人は少ないです。

たとえば「勉強が嫌になった」「大学の雰囲気に合わなかった」といった理由で中退した場合、面接で採用担当者を納得させられるような理由を説明するのはかなり難しいです。

大学中退すると、就活の面接時にほぼ理由を聞かれるため、相手を納得させられような理由を考えておく必要があります。

大学中退者が就職を成功させるポイント

大学を中退した人が就職を成功させるためには、どういったことを心がければいいでしょうか。

大学中退者でもポイントを抑えれば就職を成功させる可能性は十分にあります。

大学中退で就職成功する方法
  • 空白期間を作らない
  • 資格取得やスキルを身につける
  • ポジティブな大学中退理由を考える
  • 若い世代が多い業界を目指す
  • 中途採用の求人を探す

大学中退で就職成功する方法①空白期間を作らない

大学を途中で辞めた場合、空白期間が長くなればなるほど、就職活動を成功させるのが難しくなってしまいます。

大学中退の時点で決してイメージはよくないのですが、そこから空白期間があると、さらにイメージを悪化させてしまいます。少しでも印象を損なわないためにも、大学を中退した後は、すぐに就職活動を始めるようにしましょう。

すぐに就職活動を始めることで、やる気をアピールできますし、大学中退の理由も説明しやすくなります。

大学中退で就職成功する方法②資格取得やスキルを身につける

大学中退者は、資格を取得したり、新しいスキルを身につけたりすることで、就職が成功しやすくなります。

たとえば、需要が高い資格としては以下のようなものがあります。

就職に有利な資格
  • 基本情報技術者試験
  • 簿記
  • 宅地建物取引士
  • 保育士
  • 介護士

これらの資格は需要が高い上に、大学中退していても取りやすいです。

たとえ大学を中退していても、需要が高い資格を取得することで就活を有利に進めることができます。

大学中退で就職成功する方法③ポジティブな大学中退理由を考える

大学中退すると、企業から「なぜ大学を中退したのか」と聞かれます。

このとき、できるだけポジティブな理由を伝えることが大切です。

大学中退の理由は「単位が足りなかった」「行くのが面倒になった」などなど、どうしてもネガティブなものが多いです。

これを上手くポジティブな理由に変換することで、相手にも熱意が伝わりやすくなります。

希望する企業に合わせてポジティブな大学中退理由を考えておきましょう。

大学中退で就職成功する方法④若い世代が多い業界を目指す

職種や業種によっては、若い世代を積極的に採用していることがあります。

こうした業界は経験の有無を問わないことが多いです。

そうした企業ならば、大学中退という経歴でもハンデにならないため、内定をもらえる可能性もアップします。

人手が足りていない業界や即戦力よりも将来性を見込んでいる業界ならば、大学中退者でもチャレンジしやすいです。

大学中退で就職成功する方法⑤中途採用の求人を探す

大学を中退した後は、中途採用枠がある求人を目指すのがおすすめです。

新卒採用の求人だと、書類選考の時点で大学中退者は落とされてしまいます。

そのため、新卒向けの求人ではなく、中途採用の求人に応募するようにしましょう。

中途採用ならば書類選考にも通りやすく、やる気や熱意が伝われば、大学中退者でも採用されやすいです。

即戦力を求めている企業も多いため、学歴以外でアピールできるポイントがあれば、積極的に伝えていきましょう。

大学中退者におすすめの就職先

大学を中退してなかなか就職できないときは、以下の就職先にチャンレジしてみましょう。

それぞれおすすめの理由や注意点などを解説していきます。

大学中退者におすすめの就職先
  • 公務員
  • 営業職
  • 事務職
  • IT業界
  • 建設業界

大学中退者におすすめの就職先①公務員

公務員は学歴に関係なく、公務員試験に合格すればなることができます。

そのため、大学を中退していても試験さえパスできれば就職可能です。

公務員には「高卒枠」というものがあるため、大学中退であっても問題なく受けることができます。

ただし、高卒枠には、年齢や高校を卒業してからの年数による制限などがあるため、よく確認しておきましょう。

大学中退者におすすめの就職先②営業職

営業職は経験・学歴不問で募集している企業が多いです。

そのため、大学中退者でも十分目指すことが可能です。

営業職は実力主義なので、成果が認められればその分高収入を目指せます。本人の熱意ややる気次第で大きく稼ぐことができるため、コミュニケーション能力に自信がある人は目指してみましょう。

大学中退者におすすめの就職先③事務職

事務職も学歴不問のことが多いです。

書類整理や電話対応、受付などが主な業務で女性から人気があります。

大学中退者でも目指すことができますが、パソコンスキルが必要になることが多いです。そのため、もしパソコンを扱えないような場合は、あらかじめしっかりスキルを身につけておくことをおすすめします。

大学中退者におすすめの就職先④IT業界

IT業界はどんどん成長しており、人手不足となっています。

また、学歴・経験不問の求人も多いため、大学中退者でも十分に目指すことができます。

未経験のまま入社して、仕事を通してスキルを身につけていくこともできますが、事前にプログラミングスクールなどを利用して学習しておくのもおすすめです。

IT業界で出世したい場合には、IT関連の資格を身につけておきましょう。

大学中退者におすすめの就職先⑤建設業界

建設業界は、学歴や経験を問われないことが多い業界です。

そのため、大学中退者でも正社員になりやすいです。

現場で働く場合は、主に肉体労働になるため、体力が要求されます。

仕事が大変な分、収入が高い傾向にあるため、ガッツリ稼ぎたい人にもおすすめの業界です。

大学中退者におすすめの就活エージェント

就活をスムーズに進めるのには、就活エージェントを利用するのがおすすめです。

就職活動に必要な知識を学ぶことができますし、面接対策なども行ってくれます。

しかもどのエージェントも完全無料で使うことが可能です。

大学中退者におすすめの就活エージェント
  • Meets Company
  • UZUZ
  • キャリアパーク就職エージェント

大学中退者におすすめの就活エージェント①Meets Company

ミーツカンパニー

「Meets Company(ミーツカンパニー)」は、DYMが運営している就活エージェントです。

履歴書なしで参加できる合同説明会を実施しており、プライム上場企業から、ベンチャー企業まで、さまざまな企業が参加しています。

合同説明会では、その場で内定をもらえることもあるため、参加してみる価値が十分にあります。

できるだけ早く内定をもらいたい大学中退者におすすめの就活エージェントです。

大学中退者におすすめの就活エージェント②UZUZ

UZUZ

UZUZ新卒は、新卒を対象にした就職支援サービスです。

プロのエージェントがあなたが書いたエントリーシートを添削してくれます。添削は何度でも受けられるため、納得がいくエントリーシートを完成させることができます。

UZUZでは厳しい基準を設けており、ブラック企業は紹介しないシステムになっています。

実際に企業を訪問して、労働環境や教育体制などをチェックしているため、安心して面接を受けることができます。

大学中退者におすすめの就活エージェント③キャリアパーク就職エージェント

キャリアパークエージェント

キャリアパーク就職エージェントは、40万人以上の会員を持つ就活メディアが運営している就活エージェントです。

最短3日で内定が決まることもあり、SONYやトヨタ自動車、NTTデータといった一流企業への紹介実績もあります。

内定実績も非常に多く、業界最大級の無料エージェントサービスです。

まとめ

大学を中退すると、就職が難しくなりますが、就職できないわけではありません。

しっかりポイントさえ抑えておけば、大学中退者でも高収入な仕事に就くことは十分に可能です。

ただし大卒か大学中退かは大きな違いになることは理解しておきましょう。大卒のほうが就職に有利なため、場合によっては大学に入り直したほうが近道の可能性もあります。

この記事を参考にして、ぜひ内定獲得を目指してください。

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