- ビットフライヤーとコインチェック、手数料がたかすぎるのはどっち?
- ビットフライヤーからコインチェックに送金できる?
- コインチェックとビットフライヤー、両方の口座を持つメリットは?
ビットフライヤーとコインチェックはどちらも国内で人気の仮想通貨取引所です。
仮想通貨を始める場合、ビットフライヤーかコインチェック、どちらかの口座を開設してからスタートする人も多いです。
どちらも機能も優れており、セキュリティ対策も万全ですが、それぞれに特徴があります。
この記事ではビットフライヤーとコインチェックを徹底的に比較しているため、自分に合ったほうを見つけてください。
ビットフライヤー・コインチェック比較
最初に両者の特徴を簡単に比較してみます。
ビットフライヤー | コインチェック | |
取扱通貨数 | 14種類 | 17種類 |
現物取引手数料 | 無料 | 無料 |
入金手数料 | 0円~330円 | 銀行振込:無料 |
出金手数料 | 三井住友銀行 220~440円 他行 550~770円 | 407円 |
BTC送金手数料 | 0.0004 BTC | 0.0005 BTC |
BTC受金手数料 | 無料 | 無料 |
レバレッジ倍率 | 最大2倍 | レバレッジ取引不可 |
最小注文数 | 0.00000001BTC | 500円相当額 |
コインチェックでは以前、入金方法としてコンビニ入金とクイック入金がありましたが、現在は停止中です。
5つの項目で比較
ビットフライヤーとコインチェックを5つの項目から徹底的に比較していきます。
比較項目
- 取扱通貨の数
- 各種手数料
- 最低注文数
- アプリ
- レバレッジ取引

①取扱通貨の数
取り扱っている通貨の種類は以下の通りです。
ビットフライヤー | 14種類 |
コインチェック | 17種類 |
取扱通貨数はコインチェックのほうが多いです。
ただ、どちらもメジャーな通貨は揃っているため、普通に取引してこまるようなことはまずありません。
もしあまりメジャーではないアルトコインの取引をしたい場合には、自分が扱いたい通貨があるかどうか事前に確認してみましょう。
独自で扱っているものとは以下のような通貨があります。
ビットフライヤー (コインチェックにない通貨) | ポルカドット・チェーンリンク・テゾス |
コインチェック (ビットフライヤーにない通貨) | エンジンコイン・オーエムジー・ファクトム・クアンタム・アイオーエストークン・パレットトークン |
ココがポイント
上記の表にある仮想通貨を取引したい場合には、取り扱っているほうの仮想通貨取引所を選びましょう。
②各種手数料
投資をする上で手数料がどのくらいかかるかはとても重要です。
こうしたコストはできるだけ抑えたほうが効率的に取引ができます。
コインチェック | ビットフライヤー | |
取引手数料(取引所) | 無料 | 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) |
取引手数料(販売所) | 無料(スプレッドあり) | 無料(スプレッドあり) |
日本円入金手数料 | 無料 (住信SBIネット銀行&GMOあおぞらネット銀行) | 無料(住信SBIネット銀行) |
日本円出金手数料 | 407円 | 3万円未満:220円 3万円以上:440円(三井住友銀行) |
コインチェックは取引所手数料は無料ですが、ビットフライヤーは約定数量約定数量 × 0.01 ~ 0.15%が発生がかかります。
販売所取引の手数料はどちらも無料です。
ココに注意
ただし、販売所での取引はスプレッドが発生するため、それが実質上の手数料となります。
③最低注文数
次に最低注文数を比較します。初めは少額で取引しようと考えている人にとってどのくらいから取引できるかは重要なポイントです。
たとえばビットコインの取引をする場合、ビットフライヤーは0.001BTCからコインチェックは500円から取引できます。
0.001BTCだと仮に1BTCが500万円だとすると5,000円となります。
そのため、できるだけ少額で取引をしたい場合にはコインチェックのほうがおすすめです。
④アプリ
ビットフライヤーとコインチェックはどちらも専用のアプリを提供しています。
ビットフライヤーアプリの特徴
ビットフライヤーのアプリは通貨一覧で、販売所と取引所の金額がわかりやすいようになっています。
チャートを開くことで買い売りの表示が出るため、簡単に売買できます。
さらに各通貨に関するニュースも配信されるため、情報も集めやすいです。
コインチェックアプリの特徴
コインチェックのアプリは見やすさに優れています。
チャート画面が自由に切り替えられるため、操作しやすく、初めてでも戸惑うようなことはありません。
アプリ内で売買が簡単にできるため、初めて仮想通貨の取引をする人でもスムーズに扱うことができます。
ココがポイント
⑤レバレッジ取引
仮想通貨のレバレッジ取引とは、証拠金を口座にいれ、それを担保にすることで証拠金の何倍もの金額で取引ができるようになる仕組みのことです。
現物取引よりも利益を大きくできる一方で、損失が大きくなる可能性もあります。
少ない資金で大きな取引ができますが、取扱には十分に注意が必要です。
ビットフライヤーではレバレッジ取引が行えますが、コインチェックでは行えません。
そのため、もしレバレッジ取引をしたいならばビットフライヤーの口座を持つのがおすすめです。
ビットフライヤーとコインチェック、どっちがおすすめ?
ビットフライヤーとコインチェック、どちらも人気の仮想通貨取引所なので、特にこだわりがなければ「失敗した!」となる可能性は少ないです。
どちらも口座開設は無料でできるため、とりあえず2つとも使ってみるのも方法のひとつですね。
ビットフライヤーとコインチェック、具体的には以下のような人におすすめです。
ビットフライヤーがおすすめな人


ビットフライヤーは以下のような人におすすめです。
- ビットコインFXを利用したい
- セキュリティを重視したい
- お得にビットコインを集めたい
ビットフライヤーではレバレッジをかけた仮想通貨のFX取引ができます。これはコインチェックにはない利点です。
下落を予想して儲けることもできるため、取引チャンスが増える上に、レバレッジをかけることで大きく利益が出る可能性があります。
ビットフライヤーはクレジットカードを使うことでビットコインがもらえたり、楽天市場やYahoo!ショッピングを利用することでもビットコインがもらえるサービスを提供しています。
そのため、お得にビットコインを集めたい人にはビットフライヤーがおすすめです。


コインチェックがおすすめな人


コインチェックは以下のような人におすすめです。
- いろいろなアルトコインで取引したい
- スマホ中心で取引したい
- 取引以外のサービスも重視したい
コインチェックは17種類と豊富な通貨を取り扱っています。その中には時価総額が少なく、投機性が高い草コインと呼ばれる通貨も含まれます。
草コインは急変動するリスクはあるものの、一気に利益が増える可能性も秘めています。
また、コインチェックのアプリはとても見やすく、操作もしやすいため、初めて仮想通貨の取引をする人でも扱いやすいです。
コインチェックでは仮想通貨の取引以外でも貸暗号資産サービスやNFT取引、ガス・でんきといったものまで、さまざまなサービスを展開しています。


まとめ
ビットフライヤーとコインチェックはどちらも安全性が高く、たとえ初心者であっても安心して取引できます。
それぞれに独自のサービスを展開しているため、どちらを選べばいいか決めかねる人は、両方とも使ってみることをおすすめします。
口座開設はどちらも無料で維持費などもかからないため、口座を持ったからといって損することはありません。
とりあえずは実際に口座を開設してみて、どちらが自分に合うのか使ってみるのがおすすめです。
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