- とろい人に向いている仕事は何がある?
- 物覚えが悪い人へのおすすめの適職は?
- ミスが多い人に向いてる仕事には何がある?

昔からとろいといわれていて、周りに迷惑をかけないか心配です。とろくて物覚えが悪い人でも向いてる仕事はありますか?



周りと同じペースで仕事ができないと不安に感じることが多いです。しかし、仕事の中にはその人の性格に合った仕事もいろいろあります。そこで、とろいといわれている人におすすめの仕事について紹介していきます。
「トロい」と聞くと「要領が悪い」「動作が遅い」「周りをイライラさせる」といったマイナスなイメージを思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、「トロい」というのは「穏やか」「おおらか」といったプラスの言葉に言い換えることができます。また、丁寧に仕事をしてくれるといったイメージを持つ人もいるでしょう。
とろい人の強みを活かせば、活躍できる仕事はいろいろあります。
そこでこの記事では「とろい」「物覚えが悪い」と周りからいわれてしまう人におすすめの仕事について紹介していきます。
仕事選びで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
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とろい人の特徴
周りから「とろい」といわれる人には、どういった特徴があるのでしょうか。
たとえば、とろい人には以下のような特徴があります。
- マイペース
- のんびり屋
- 仕事が丁寧
- 物覚えが悪い
- 説明が下手
とろい人の特徴①マイペース
とろい人はマイペースなことが多いです。また、マイペースすぎて周りが見えていなかったり、自分が遅れていることが認識できなかったりすることが多いです。
たとえば、他の人が早く仕事を仕上げてほしいと合図を送っているにも関わらず、それに気づかないでずっと同じペースで進めることもよくあります。
マイペースの人は周りが見えていないことがよくあり、タイミングや時間が合わないという欠点もあります。そのため、チームワークが必要な作業や流れ作業などは向いていません。


とろい人の特徴②のんびり屋
とろい人はのんびり屋の性格であることも多いです。
穏やかな性格で、争いごとを好まず、楽観主義の人が多い傾向にあります。のんびり屋なので、時間にルーズなこともよくあります。
のんびり屋は計画を立てて、その通りに行動することが苦手のため、約束の時間に遅れるなどのミスをしがちです。また、協調性の欠ける一面もあるため、周りからの反感も買いやすいです。
争いごとが好きではないため、向上心に欠けることも多いです。そうした態度は周りから「やる気がない」と判断されてしまうこともあります。
とろい人の特徴③仕事が丁寧
とろい人は仕事が丁寧なことが多いです。マニュアルに従って、きっちり仕事を進めるため、完成までのスピードよりも、マニュアル通り進めることを優先しがちです。
仕事が丁寧というのは良い面でもありますが、そのせいで周りに気を使えなかったり、些細なことに神経質になってしまったりと、成果が出るまでに時間がかかってしまうことが多いです。
ひとつひとつが丁寧すぎるために仕事効率が悪い人も多く、時間がかかりすぎるために周りから白い目で見られることもあります。
とろい人の特徴④物覚えが悪い
とろい人は動作が遅いだけでなく、物覚えが悪いことも多いです。何度も同じことを聞いたり、自分よりも後輩から聞いたりすることもめずらしくありません。周りから頭の回転が遅いと思われることもよくあります。
ひとつのことに集中するのに時間がかかることが多く、そのせいで周りから「覚える気がないのでは?」と誤解されがちです。周りからそういう目で見られるようになると、本人も会社に行くのが辛くなってしまいます。
自分では真面目にやろうとしているのに、周りからは不真面目と思われてしまうため、どうすればいいのか悩んでしまうこともよくあります。
とろい人の特徴⑤説明が下手
とろい人は、話すスピードもゆっくりなことが多いです。また、必要以上に長々と説明してしまうため、肝心なところが相手に伝わらないことも多いです。
じっくりと考えた上で話そうとするため、せっかちな性格の人とは、なかなか話が合いません。
ただ、こういった性格の人は相手の話はしっかり聞いていることが多いです。頭の回転が遅いかもしれませんが、人のことをしっかり理解しようとするため、話を遮るようなことはせず、最後まで口を挟まずにきいていることが多いです。
とろい人に向いてる仕事の特徴
では、周りからとろいと思われているような人は、どういった仕事が向いているのでしょうか。
以下のような特徴がある仕事は、とろい人に向いていることが多いです。
- 時間に厳しくない
- 記憶力が弱くても大丈夫
- 自分のペースで進められる
とろい人に向いてる仕事の特徴①時間に厳しくない
とろい人には時間に厳しくない仕事が向いています。常に締め切りに追われるような仕事は焦ってしまうため、実力が発揮できないことが多いです。
時間に厳しくない仕事ならば、仕事が遅い・要領が悪いといわれたことがある人でも、しっかり自分のペースで仕事ができます。
とろい人は、時間にルーズな面がありつつも、変なところにこだわる人も多いため、あまり時間に厳しくない仕事を選ぶのがいいでしょう。
とろい人に向いてる仕事の特徴②記憶力が悪い人でも大丈夫
とろい人は、周りと比べて物覚えが悪いこともよくあります。そのため、記憶力が重要になる仕事には向いていません。
記憶する必要がなく、常にそのときの状況に合わせてアウトプットするような仕事ならば、物覚えが悪くても不利になることはありません。
とろい人は記憶力が悪い人が多いため、自分では覚えていたつもりでも、実際はよくわかっていなかったということもあります。似たような情報と混同してしまい、正確に覚えられない人も多いです。
とろい人に向いてる仕事の特徴③自分のペースで進められる
とろい人は、周りからせかされてしまうとミスが増えます。他人のペースに合わせようとすると、ミスを頻発してしまうため、自分のペースでできる仕事がおすすめです。
とろい人は仕事が丁寧な人が多く、やることがわかればきっちりその通りこなすことができます。
ただし、周りと連携することは苦手なので、チームワークが必要になる仕事には向いていません。
とろい人・要領が悪い人に向いてる仕事
とろい人や要領が悪い人、物覚えが悪い人にはどういった仕事が向いているのでしょうか。
たとえば、以下のような仕事だと問題なくこなせる可能性が高いです。
- 長距離ドライバー
- データ入力
- 警備員
- 受付
- 芸術家
とろい人・要領が悪い人に向いてる仕事①長距離ドライバー
長距離ドライバーは指定された場所で荷物を積み込み、遠く離れた目的に届ける仕事です。基本的に他人とコミュニケーションをとる必要はありません。
余裕を持った納期が設定されていることが多いため、しっかり休憩しながらでも納期に間に合うことが多いです。そのため、人よりもとろいと感じている人でも安心して仕事に励むことができます。
トラックの配送ルートは事前に決まっているため、ナビ通り運転していけば目的に着きます。
とろい人・要領が悪い人に向いてる仕事②データ入力
データ入力は、企業や個人から依頼された情報・アンケート結果をパソコンに入力していく仕事です。オフィスで仕事をすることもありますし、在宅で作業することもあります。
クライアントから受け取ったデータを決められたフォーマットに従ってデータ入力していけばいいので、自分ペースでも問題ありません。見たまま入力していけば良いので、頭の回転が遅いや記憶力が悪い人でも問題なく作業できます。
クライアントとのやりとりもメールやチャットがメインになるため、できるだけ人とコミュニケーションをとりたくない人にもおすすめです。
とろい人・要領が悪い人に向いてる仕事③警備員
警備員は、マンションやオフィスなどの施設に常駐し、不審者が侵入しないかどうか警備する仕事です。建物を警護する警備員から、交通誘導を行う警備員まで、さまざまな種類の警備員がいます。
警備員は他の従業員と連携するようなことがほとんどないため、自分のペースで働くことができます。
ルーティンワークをしたい人や自分のペースで働きたい人におすすめの仕事です。
とろい人・要領が悪い人に向いてる仕事④受付
受付は訪問客から要件をうかがい、担当者へ取り次ぎや案内をする仕事です。
受付の仕事は、常に冷静で、穏やかな雰囲気でいなければなりません。とろい人は口調がゆっくりな人も多いため、相手に警戒心を抱かせません。ゆっくり丁寧に話すことで、訪問客に好印象を残す可能性が高いです。
イレギュラーな事態が起こることも少ないため、とろい人や要領が悪い人にもおすすめの仕事です。
とろい人・要領が悪い人に向いてる仕事⑤芸術家
芸術家はさまざまなジャンルで自分の作品を作り上げる仕事です。画家・陶芸家・彫刻家・写真家・音楽家・作家など、あらゆる分野で「芸術家」と呼ばれる仕事があります。
芸術家はマイペースな人が多く、周りから何を考えているのかわからないと思われることもよくあります。
こうした芸術家気質の人は、言葉では上手く説明できなくても、作品では雄弁に語ることが多いため、とろい人にも向いてる仕事といえます。
仕事の物覚えが悪いのは病気の可能性も
自分では頑張っているつもりなのに、周りよりもとろかったり、物覚えが悪かったり、要領が悪かったりという人は、もしかすると病気の可能性があります。
たとえば、仕事の物覚えが悪い人は以下のような可能性があります。
仕事の物覚えが悪いのは大人の発達障害の可能性がある
ADHDとは、大人の発達障害ともいわれ、社会人になって仕事をするようになり、初めて自覚することが多い病気です。
学生時代は部活動などで評価されていた人が、社会に出て仕事をするようになったらミスが多く、病院でADHDと診断されるケースもあります。
ADHDの場合、仕事の内容によって大きく差が出ます。
物覚えが悪いADHDに向いてる仕事
ADHDの人は、個人のスキルが要求される仕事で能力が発揮できることが多いです。
逆にチームワークやコミュニケーションを要求される仕事は苦手なことが多くあります。
自分の関心があることには高い集中力が発揮できるため、デザイナーやクリエイティブな仕事に向いている可能性が高いです。
- デザイナー
- クリエイター
- 漫画家
- イラストレーター
- プログラマー
- エンジニア
ADHDの人は、ものごとを同時並行で行うことが苦手なので、複数の業務を並行して取り組むような仕事は避けたほうがいいです。
参考:今村明先生に「ADHD」を訊く | 公益社団法人日本精神神経学会
辛い・できないことは続けないほうがいい
自分の特性にあっていない仕事を無理して続けていると、体を壊してしまう恐れがあります。精神的に追い詰められてしまう可能性もあるため、できるだけ避けたほうがいいでしょう。
自分にできないことや辛いと感じる環境に長時間いると、うつ病などの精神疾患を引き起こす可能性もあり、とても危険です。
ADHDなどの発達障害は、適切な環境にいれば、しっかり実力を発揮することができます。
いくら頑張っても成果がでない場合は、特性に合っていない可能性があるため、職場異動や転職などを検討してみましょう。
>>ADHDで退職する場合の手続きや流れ!失業保険はおりる?難しい?
とろい人・要領が悪い人が仕事をスムーズに進めるコツ
では、とろい人や要領が悪い人は、どのようなことに気をつければ、仕事をスムーズに進められるのでしょうか。
たとえば、以下のようなコツを抑えておくと、とろい人・のろい人でも上手くできることがあります。
- 計画にゆとりをもたせる
- 優先順位を決める
- 周りを見ながら行動する
とろい人の仕事のコツ①計画にゆとりをもたせる
とろい人は、あらかじめゆとりを持たせた計画を立てたほうがいいです。
締め切りギリギリの計画にしてしまうと、時間内に終わらない可能性が高いです。仕事が終わらないと、周りに迷惑をかけてしまうため、自分の評価が下がってしまいます。
あらかじめ30分~1時間程度ゆとりを持たせた計画を立てておけば、しっかり時間内に終わる可能性が高いです。また、時間に余裕があれば作業にも集中できるため、ミスが減るメリットもあります。
とろい人の仕事のコツ②優先順位を決める
とろい人は計画性がないことが多く、目の前の仕事を順番にこなしていくうちに、大事な仕事が後回しになってしまうことがあります。
そのため、仕事の中で優先順位を決め、重要度の高い仕事から終わらせるようにしておきましょう。仕事に対して優先順位を決めることで、どれを先に終わらせたほうがいいのかがわかります。
新しい仕事が急に増えたときでも、すぐにそれに取り掛かるのではなく、まず優先順位を確認して、重要度が高いタスクから終わらせるようにしましょう。
とろい人の仕事のコツ③周りを見ながら行動する
要領が悪い人は、自分のことばかりに集中してしまい、周りが見えていないことが多いです。仕事に集中することは大切ですが、周りに気を配りながら仕事をすることで効率が上がることがよくあります。
優先順位を決めることも大切ですが、周りの状況を確認して、今自分が何をすべきかを考えれば業務効率を上げられるはずです。
定期的に周りを見ることで、自分の行動が他の人に迷惑をかけていないかも確認できます。
仕事ができない人が向いてる仕事を探す方法
とろい人・仕事ができない人が自分に向いてる仕事を探すためには、どういった方法があるのでしょうか。
たとえば、以下のような方法で、仕事ができない人に向いてる仕事を探すことができます。
- 家族に相談する
- 自己分析を行う
- 就職エージェントに相談する
仕事ができない人の向いてる仕事の探し方①家族に相談
とろい人・仕事ができない人が向いてる仕事を探すときは、家族に相談してアドバイスをもらいましょう。
自分のことをよく理解してくれている家族ならば、あなたにどんな仕事が向いてるのか考えを持っているかもしれません。
友人や同僚だと、遠慮してなかなかいえないような意見も、信頼関係がある家族ならばもらえる可能性が高いです。
自分一人で考え込んでしまうと、どんどんマイナス思考になることもあるため、近くに家族がいる場合は相談してみましょう。
仕事ができない人の向いてる仕事の探し方②自己分析
仕事ができない人が向いてる仕事を探す際は、まず自己分析を実施してみましょう。
自己分析を行うことで、自分の強みや弱みなどを改めて理解することができます。
どういったことに対して関心があるのかがわかれば、向いてる仕事も探しやすいです。向いてる仕事がわかった上で、どういったところがアピールポイントになるのか考えましょう。
自己分析することで、向いてる仕事を見つけやすくなるだけでなく、企業とのミスマッチを防ぐこともできます。
仕事ができない人の向いてる仕事の探し方③就職エージェントを活用
自分だけでは考えがまとまらない場合には、転職エージェントに相談してみましょう。
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まとめ
とろい人や要領が悪い人でも、自分にあった環境ならば、しっかり実力を発揮できることが多いです。
現在頑張っているにも関わらず、なかなか成果が出ない場合には、転職を検討してみるのもいいかもしれません。環境を変えることで、成果がでるようになることもよくあります。
転職する際は、転職エージェントに相談しましょう。
転職エージェントは無料で利用できる上、面接練習や履歴書の添削なども行ってくれます。内定の確率もグンとアップするため、ぜひ利用するようにしましょう。
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