- 80歳まで働ける仕事はどんな仕事がある?
- 70歳以上の高齢者でも働ける仕事のおすすめは?
- おばあちゃんでもできる仕事ってどんな仕事?




定年後も収入面が不安なので働きたいという高齢の方が増えてきています。
また、社会的なつながりを増やしたいから、定年後も働きたいと考えている人も多いです。
では高齢者でも働ける仕事にはどのような仕事があるのでしょうか。
この記事では70歳以上の高齢者におすすめの仕事や高齢者に向いていない仕事について紹介しています。
仕事探しで困っている高齢者の方は、ぜひ参考にしてください。
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マイナビエージェントは、20代・第二新卒を中心に幅広い年代の人に利用されている転職エージェントです。
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70代・80代高齢者の雇用状況
日本では平均寿命が延びて、働く高齢者の数も年々増加傾向にあります。
2020年の総務省のデータでは、日本の高齢就業者数は906万人と過去最多になっています。さらに60歳以上の高齢者を雇用する制度を採用している企業も増えてきています。
高齢者の継続雇用制度について
企業は高年齢者雇用安定法に則り、以下のいずれかの措置を講じなければなりません。
- 65歳まで定年を引き上げる
- 定年制を廃止する
- 65歳までの継続雇用制度を導入する
その結果、多くの企業が継続雇用制度の導入を実施しています。
これにより65歳以上の希望者を正社員としてではなく、非正規社員として雇用するようになりました。
そのため、65歳以上の高齢者の雇用環境は、再雇用(非正規社員)がほとんどとなっています。
再雇用は賃金が低いケースも
65歳以上の高齢者でも再雇用されれば、とりあえず職は失わずに済みます。
しかし、再雇用の場合、賃金が低いという問題もあります。
65歳以上になると年収は4分の1以下になる可能性もあり、いくら80歳まで働けるとはいえ、賃金が安すぎれば生活も苦しくなってしまいます。
「老後2,000万円問題」が叫ばれる中、定年後に働かなくても余裕を持って生活できる人はごくわずかです。
ココがポイント
そのため、今後は定年後も働き続けることが一般的になると考えていいでしょう。
おすすめの70歳以上でも働ける仕事
定年後の働き方を考える場合、これまで働いてきた企業で働き続けるのか、新しい職場に再就職するのかを決めなければなりません。
再雇用や勤務延長制度を利用すれば、今までとほとんど変わりなく働くことが可能です。
これまでと違う職種に再就職する場合には、以下のような仕事がおすすめです。
- マンション管理人
- 事務
- 警備
- 清掃
- ドライバー
70歳以上でも働ける仕事①マンション管理人
マンション管理人は、70歳以上の高齢者にも人気がある仕事です。
主な仕事内容は、マンションの清掃や受付、業者の立ち会い、マンション内の巡回などです。
適度に体を動かすことができ、なおかつ体力的負担が少ないため、高齢者でも働ける仕事です。
居住者とコミュニケーションをとる機会もあるため、社会とのつながりも保つことができます。
ココがおすすめ
やりがいも得られるので、どんな職に就こうか迷っている高齢者におすすめの仕事です。
70歳以上でも働ける仕事②事務
PCスキルがあるならば事務作業もおすすめの仕事です。
パソコンが使えれば、データ入力や資料作成といった仕事ができるはずです。事務作業はデスクワークがほとんどなので、体力的な負担が少ないにも高齢者にとっておすすめの理由のひとつです。
事務の中にはパソコンを使わない受付業務などを担当することもあるため、パソコンの経験がない人は、そういった求人を探してみましょう。
70歳以上でも働ける仕事③警備
警備の仕事は年齢不問・経験不問の求人が多く、70歳以上でも始められる仕事です。
主に施設警備と交通誘導の2つの形態があります。
施設警備はスーパーや工場といった施設に常駐し、盗難や事故といったトラブルを未然に防ぐのが主な業務です。
交通誘導は、イベントなどの混雑が予想される場所で交通整理を行うのが主な業務です。
ココがポイント
雇用形態が幅広いため、70歳以上の高齢者でも働ける仕事です。
70歳以上でも働ける仕事④清掃
清掃の仕事は、幅広い需要があります。
ホテル・飲食店・娯楽施設・新幹線・駅などなど活躍の場は多岐にわたります。
女性の場合、家事で培った掃除のスキルも活かせるため、やりがいも感じやすいです。
体力的な負担はそこまでなく、適度に体を動かすため、高齢者でも働ける仕事です。
70歳以上でも働ける仕事⑤ドライバー
配送やタクシーのドライバーも再就職先として人気が高いです。
ドライバーは慢性的な人手不足であることが多く、求人に年齢上限などを設けていないことも多いです。
ただし、安全運転が求められることから、視力や健康に問題がない高齢者におすすめの仕事です。
ココに注意
一方で高齢ドライバーの危険性も問題になっているため、判断力に自信がない場合はやめておきましょう。
独立して80歳まで働ける仕事
独立してフリーランスになれば、年齢制限を気にすることなく働くことができます。
フリーランスの仕事ならば80歳まで働ける仕事といえるでしょう。
- 結婚相談所
- プログラマー
- コンサルタント
- WEBライター
- 日本語教師
独立して80歳まで働ける仕事①結婚相談所
結婚相談所ならば、夫婦で共同経営することができます。
結婚を望んでいる男女を成婚に導く仕事なので、社会的意義は高く、80歳まで働ける仕事です。実際に70歳以上の幅広い世代の婚活カウンセラーが活躍しています。
これまでの人生経験がアドバイスとして活かせるため、高齢者ならではの武器を活かすことができます。
ココがおすすめ
男性・女性を問わず、年を重ねても現役で働きたい人におすすめの仕事です。
独立して80歳まで働ける仕事②プログラマー
プログラマーは今後も高い需要が見込める仕事です。
専門的な知識やスキルがあれば、年齢に関係なく働き続けることができます。
さまざまなシステムやソフトウェアを開発する仕事で、仕様書の通りに設計していきます。
プログラミングは世界共通のスキルのため、一度習得すれば一生役に立ちます。
高齢になってからプログラミングを学び始める人も多くいます。
独立して80歳まで働ける仕事③コンサルタント
コンサルタントは企業や個人などに問題解決のアドバイスをする仕事です。企業や個人が抱えている問題にたいして、課題解決を提案します。
フリーランスコンサルになれば、これまでのスキルや経験を活かして働き続けることが可能です。
フリーランスコンサルになるためには、エージェント登録を行いましょう。一社ではなく、複数社に登録しておけば依頼も来やすくなります。
独立して80歳まで働ける仕事④WEBライター
WEBライターは、WEBメディアの記事を作成する仕事です。
クライアントのテーマや要望にそってライティングを行います。
案件内容はさまざまで、これまでの経験やスキルが活かせる内容も多いです。65歳の定年を過ぎてから、ライターとして活躍している人も少なくありません。
ココがポイント
時間や場所にとらわれず、年齢に関係なく高齢者でも働ける仕事です。
独立して80歳まで働ける仕事⑤日本語教師
日本語教師は、主に外国人に日本語を教える仕事です。
今後ますます外国人労働者が増えていくと、日本語を教える人が不足することが考えられます。
そんな中で必要とされているのが日本語教師です。
日本語教師には定年がなく、40代50代から目指す人も多くいます。
また、働き方も多様で、日本語学校で留学生に教えたり、在宅からオンラインを利用して教えたりと、自分のライフスタイルにあわせた働き方ができます。


80歳まで働ける仕事に就くためにやること
60代や70代でも働ける仕事につくためには何をしておくといいのでしょうか。
80歳まで働ける仕事につくためには以下のようなことに取り組んでいきましょう。
- スキルを身につける
- キャリアの棚卸しをする
- 人脈を作っておく
80歳まで働くためにすべきこと①スキルを身につける
80歳まで働くためにすべきことは、まずスキルの習得です。
定年を過ぎて65歳以上で働くことが当たり前になると、スキルや経験があるかどうかで採用される可能性が変わってきます。
高齢者の再就職は決して易しくはないため、現役のころからスキルを習得しておくことが大切です。
ココがおすすめ
どんなスキルを身につければいいか迷っている場合は、今後も需要が望めるITやWEB関係の仕事に関するものがおすすめです。
80歳まで働くためにすべきこと②キャリアの棚卸しをする
70歳以上でも働ける仕事に就くために、キャリアの棚卸しをしておきましょう。
自己分析を行い、将来のキャリアを早めに考えておくことが重要です。
しかし、自分ひとりで客観的に自己分析するのは簡単なことではありません。自己分析に自信がない場合は、プロのキャリアコーチングに相談するのがおすすめです。
プロに相談するだけで、自分が気づけなかったことに気づけることも多いです。
80歳まで働くためにすべきこと③人脈を作っておく
会社勤めからフリーランスに転身する場合、人脈がかなり重要になってきます。
そのため、独立してから人脈を作ろうとするのではなく、現役のころから意識して人脈を広げておくことが大切です。
社会人向けのスクールなどに通えば、同じような目的で来ている人と関係を築くことができます。
ココがポイント
仲間ができると一緒に頑張りやすくなるメリットもあります。
高齢者でも働ける仕事に役立つ資格
高齢者の再就職の場合、資格の有無は問われないことが多いです。
ただし、資格を持っていたほうが有利に働くことはあるため、もし何か資格を取っておきたい場合には、以下のような資格の取得がおすすめです。
- 社会保険労務士
- 宅地建物取引士
- マンション管理士
高齢者の仕事に役立つ資格①社会保険労務士
社会保険労務士は、国家資格のひとつです。
合格者の約2割が50代以上とシニアに人気がある資格です。
業務内容は、労働・社会保険に関する諸問題や年金の相談など、多岐にわたります。
社会労務士になるための勉強は、自分自身の生活にも役立ちます。
資格を取得すれば独立開業も可能なので、70歳を過ぎてからも働きたい人にもおすすめです。
高齢者の仕事に役立つ資格②宅地建物取引士
宅地建物取引士は、国家資格のひとつです。
就業者の平均年齢は男性が50.6歳、女性が47.4歳と比較的高めな仕事です。資格取得者は60歳以上が約50%と高齢者が活躍している職種ともいえます。
もし再就職先として不動産業界を考えているならば、資格試験に挑戦してみてもいいでしょう。
高齢者の仕事に役立つ資格③マンション管理士
マンション管理士も国家資格のひとつです。
取得するとマンション管理組合のコンサルタント業務を行うプロとして認められます。合格者に占める60歳以上の割合が20%近くもある高齢者に人気の資格です。
マンション管理士の資格を取得すると、独立開業が可能になります。
ココがポイント
管理会社で働く上でも役立つ資格のため、マンション管理に興味がある人は目指してみましょう。
65歳・70歳以上の高齢者におすすめしない仕事
65歳・70歳の高齢者になってもできる仕事はたくさんあります。
ただし、中には高齢者におすすめできないような仕事もあります。
たとえば、以下のような特徴を持つ仕事は高齢者には向いていません。
- 肉体的な負担が大きいい仕事
- 長時間集中しなければならない仕事
- 柔軟性を問われる仕事
高齢者に向かない仕事①肉体的な負担が大きいい仕事
どんな人でも若い頃に比べると、体力や筋肉は衰えてしまいます。
現役時代はできたことも、年齢を重ねてからはできなくなることもめずらしくありません。
中でも体を酷使するような重労働は、65歳・70歳以上の高齢者には向いていません。
引っ越し作業員や工場勤務といった肉体労働は、避けておいたほうが無難でしょう。
高齢者に向かない仕事②長時間集中しなければならない仕事
高齢者に向かない仕事として、長時間集中しなければならない仕事も挙げられます。
年齢と共に神経機能が低下していき、集中力も続かなくなることが多いです。
加齢によって脳の老化も進むため、いわゆる「物忘れ」が増える人も多くいます。
年齢を重ねることで記憶力が低下してしまうのは、誰にとっても同じため、長時間集中が必要な仕事は65歳・70歳以上の高齢者には向いていません。
高齢者に向かない仕事③柔軟性を問われる仕事
高齢者に向かない仕事として、3つ目に挙げられるのが柔軟性を問われる仕事です。
年齢を重ねると共にどうしても柔軟性も落ちてくるのが一般的です。そのため、65歳・70歳以上の高齢者は、スポーツ選手のような肉体的な柔軟性を問われる仕事は避けたほうがいいでしょう。
どうしても加齢により体力や集中力が落ちてしまうため、そうした身体能力が問われる仕事は避けたほうが無難です。
まとめ
80歳まで働ける仕事はいろいろあります。
フリーランスとして独立できる仕事は、定年がないため、何歳になっても働き続けることが可能です。
ただし、会社に依存しない働き方をするためには、現役時代からの準備が大切になってきます。
定年後に働く際に必要になりそうな資格やスキルは現役時代に身につけておくようにしましょう。
65歳・70歳以上の高齢者が仕事を選ぶ際は、体力面で無理をしないことも重要です。働く意欲は変わらなくても体力や健康面では無理が利かないことがほとんどです。
気づかぬうちに体を壊してしまう恐れもあるため、自分の体力や健康面も考慮して仕事を選ぶようにしましょう。
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