- 理系出身で年収1,000万円を目指すためには具体的にどうする?
- 理系で年収が高い企業はどこ?
- 理系職業の年収ランキングについて知りたい




理系の大学を出て、年収1,000万円を目指している人は多いかもしれません。
理系で年収1,000万円を目指すためには具体的にどうやって目指せばいいのでしょうか。
この記事は理系で年収が高い職業を紹介しつつ、それを目指すための具体的な戦略についても解説していきます。
理系で年収1,000万円を目指している人は、ぜひ参考にしてください。
転職したい人におすすめの転職サイト・転職エージェント
現在の環境を変えるために転職したい人におすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介します。
新しい仕事に就くことを考えている人は、ぜひチェックしてみてください
1位 リクルートエージェント


- 転職支援実績No.1
- 業界最大級の求人数
- 手厚いサポート
リクルートエージェントは転職支援実績No.1を誇る転職エージェントです。
利用者がとても多く、毎年たくさんの人がリクルートエージェントを使って転職を成功させています。
1977年にサービスを開始した老舗の転職サイトということもあり、規模も非常に大きく、求人数もとても多いです。非公開求人数も多く、20万件以上もあります。
>>リクルートエージェント転職支援サービスの公式サイトをチェック


2位 doda


- 求人数の多さと質の高さ
- 転職サイトと転職エージェントの2つの機能
- 企業からのスカウトシステム
dodaは年収査定や転職タイプ診断といった便利なツールがある転職サイトです。
業界トップクラスの求人数のため、職種・業界の選択肢も多いです。たくさんの選択肢の中から、自分に合った仕事を見つけることができます。日本全国にとどまらず、海外の求人情報も取り扱っているため、海外勤務を視野に入れている人にもおすすめのサイトです。


3位 マイナビエージェント


- 求人数が豊富
- 業界に通じた専任アドバイザー
- 面接の利用回数やサポート期間に制限がない
マイナビエージェントは、20代・第二新卒を中心に幅広い年代の人に利用されている転職エージェントです。
テレビCMも放映しているため知名度も高く、その分、利用者も増加傾向にあります。マイナビエージェントでは、各業界に精通した専任アドバイザーが在籍しているため、親身になって転職の相談に乗ってくれます。サポート期間に制限がないため、じっくり転職と向き合いたい人にもおすすめです。


理系と文系どちらの年収が高い?
まず理系と文系では、どちらのほうが年収が高くなるかについて調べてみました。
一般的に、理系を専攻したほうが文系を専攻するよりも年収が高くなるイメージがありますが、本当にその通りなのでしょうか。
年代別の理系出身者の平均年収
大学を卒業した20年代前半から40代前半までの年収を見ると、理系出身の人は年齢を重ねるごとに年収が上がっていく傾向にあります。
20代後半 | 約423万円 |
30代前半 | 約518万円 |
30代後半 | 約627万円 |
40代前半 | 約696万円 |
参考:理系出身者と文系出身者の年収比較-JHPS データに基づく分析結果- |独立行政法人経済産業研究所
理系と文系の平均年収の比較
理系と文系の平均年収を比べると、理系は600.99万円、文系は559.02万円と理系のほうが高いです。
どちらも平均年齢46歳の平均年収ですが、理系出身のほうが平均年収が40万円ほど高くなっています。
参考:理系出身者と文系出身者の年収比較-JHPS データに基づく分析結果- |独立行政法人経済産業研究所
ココがポイント
理系で年収1,000万を稼ぐための具体的戦略
実際に理系で年収1,000万を目指すとしたら、どういったやり方を選べばいいのでしょうか。
ここからは理系で年収1,000万円を目指すための具体的戦略について解説していきます。
- 国立大学を目指す
- 大学院まで進学する
- 大企業を狙う
理系で年収1000万の具体的戦略①国立大学を目指す
まず大学は国立大学を目指すようにしましょう。
同じ理系であっても、私立か国立かによって平均年収はだいぶ変わってきます。
そのため、年収1,000万を稼ぎたいならば、国立大の理系を目指すようにするのが具体的戦略です。
大理系で年収1000万の具体的戦略②大学院まで進学する
国立大の理系に進学できたならば、そのまま大学院まで進学するようにしましょう。
厚生労働省の発表を見ると、学歴の中でもっとも年収が高いのは大学院卒です。
高収入を狙うならば、大学院まで進学したほうがより目標に近づくことができます。
理系で年収1000万の具体的戦略③大企業を狙う
理系で年収1,000万円を目指すならば、大企業を狙いましょう。
厚生労働省の報告で比較してみると、大企業の賃金は387,000円、中企業で321,000円、小企業で292,000円と10万円近い差があります。
企業の規模によって、賃金は大きく変わってくるため、なるべく大きな企業を目指したほうが年収1,000万に近づけます。
ココがポイント
大企業だと福利厚生などが充実しているというメリットもあります。
理系で年収1,000万を狙える高収入職業ランキング
理系であれば、誰もが年収1,000万円を目指せるわけではありません。
年収1,000万を稼ぐためには、専門性の高い職業に就くのが横道です。
ここからは理系で年収1,000万円を狙える職業を紹介していきます。
- 医師
- 研究・開発
- 一級建築士
- データサイエンティスト
- アクチュアリー
理系の高収入職業ランキング①医師
医師は高収入の職業と聞いて、真っ先に思い浮かぶかもしれません。
平均年収1,000万円を超えているため、医師になることができれば年収1,000万円に到達できる可能性が高いです。
医者になるためには、まず医学部に合格しなくてはなりません。国立大学の医学部ともなると、難易度は相当に高いです。
また、研修医時代は激務な上に給料が安いため、それを乗り越えるための体力も必要です。
ココがポイント
苦労した分のお金は将来稼げるようになるため、年収1,000万円を目指すならば、まず候補に入れておきたい職種です。
理系の高収入職業ランキング②研究・開発
研究開発職は、とても専門性が高い職種です。
研究をしながら、技術を実用化したり、製品の改良をしたりする仕事です。
主に食品・日用品・化粧品・半導体などのメーカーで働くことになります。
研究開発職の就く人の7割が大学院卒といわれており、働く前から専門的な知識を身につけているケースが多いです。
管理職までなれれば、十分に年収1,000万円を目指せる仕事です。
理系の高収入職業ランキング③一級建築士
一級建築士は、建物の設計などを行う仕事です。
建築学部を卒業すると、二級建築士の資格がもらえます。そこからデベロッパーや建築事務所などで実務経験を積み、試験にパスすることができれば一級建築士になれます。
建築士は建築にかかるコストと安全性を追求する専門家です。
ココがポイント
建築士の場合、設計事務所を建てることで独立しやすいというメリットもあります。
理系の高収入職業ランキング④データサイエンティスト
近年、ビッグデータに関する知識やスキルを持つ人材の需要が高くなってきています。
データサイエンティストは、統計学やデータ分析の技術を使い、さまざまな情報を解析していきます。また、エンジニアなどの実務経験で身につけた知識を使う場合もあります。
今後もデータを扱う職業の需要は増えていくため、給料も高くなっていくことが考えられます。
理系の高収入職業ランキング⑤アクチュアリー
アクチュアリーとは、保険数理士とも呼ばれ、保険にかかる保険料を計算する専門家です。
あまり知られていない職業ですが、実は平均年収1,250万円とかなり高収入な職種です。
リスクや損害賠償額を考えながら、保険金の掛け金を考えるのが仕事です。
さまざまな知識を駆使すするため、いろいろなジャンルの知識や高い計算能力が求められます。
ココがポイント
アクチュアリーになるためには、日本アクチュアリー会が主催する試験に合格しなければなりません。
理系の研究職で年収1,000万円を稼げる企業
理系の高収入な就職先として、定番になっているのが研究職や開発職です。
研究開発職でキャリアを積んでいけば、年収1,000万円を稼ぐことは十分に可能です。
研究職がある企業の年収ランキング
実際に研究職がある企業で、平均年収が1,000万円を超えているところは多数あります。
ランキング | 企業名 | 平均年収 |
1 | キーエンス | 2180万円 |
2 | スクエア・エニックス・ホールディングス | 1430万円 |
3 | レーザーテック | 1380万円 |
4 | ソフトバンクグループ | 1320万円 |
5 | 東京エレクトロン | 1280万円 |
6 | ファナック | 1250万円 |
7 | 中外製薬 | 1160万円 |
8 | ディスコ | 1140万円 |
9 | 鹿島建設 | 1130万円 |
10 | ワコム | 1120万円 |
ランキング上位の企業ならば、平均年収が1,000万円を超えるため、管理職までいかなくても年収1,000万円を超える可能性が高いです。
ココに注意
もちろん、こうした企業はとても人気が高いため、就職するためには高倍率をくぐり抜ける必要があります。
年収が高い業界
年収は業界によっても大きく変わってきます。
より平均年収が高い業界に就職できれば、年収1,000万円も現実味をおびてきます。
具体的に年収が高い業界としては、以下のような業界があります。
年収が高い業界
- 製薬
- IT
- ゲーム
- 通信キャリア
この中でもIT業界は今後も高い需要が見込めるため、高年収を稼げる可能性が高いです。
ココがポイント
とにかく高い年収を目指すならば、上記のような業界を目指すのがおすすめです。
理系女子が高収入な職業に就職しやすい理由
理系女子(リケジョ)は就活に強いといったいわれ方をすることがあります。
ではどうして理系女子は就職に強いといわれているのでしょうか。
その理由について解説していきます。
- 女性の活躍が推進される傾向にあるから
- 実力を発揮しやすい環境が多いから
- 女性ならではの視点が求められているから
理系女子が就職に強い理由①女性の活躍が推進される傾向にあるから
理系女子が高収入な職業に就職しやすい理由として、女性の社会的な活躍が推進されていることが挙げられます。
男女共同参画局による第5次男女共同参画基本計画で「2020年代の可能な限り早期に女性管理職の割合が少なくても30%程度なるように期待する」としています。
女性比率が少ない企業はまだまだ多いため、これから国をあげて女性が活躍できるような環境を目指していく可能性が高いです。
ココがポイント
理系の中でもとくに工学系は女性の割合が少ないです。そのため、理系女子が採用されやすい傾向にあります。
理系女子が就職に強い理由②実力を発揮しやすい環境が多いから
理系の大学は、もともと男性の比率が高いため、理系女子はそういった環境に慣れていることが多いです。
男性が多い環境の中で、授業や研究などで成果を上げてきたため、それが仕事にも活きてきます。
昨今は女性管理職の登用を目指す企業が増えています。
そのため、男性が多い職場でも実力を発揮できる理系女子は、高収入な職業に就職しやすくなっています。
キャリアアップを目指せる理系女子は、これからも企業がから注目される存在になる可能性があります。
理系女子が就職に強い理由③女性ならではの視点が求められているから
理系女子には女性ならではの視点が求められることが多いです。
たとえば、女性のための商品を製造しているメーカーならば、女性ならではの悩みや違和感などが商品開発に盛り込みやすくなります。
そうすることで女性のニーズに沿った商品が開発できます。
理系の職種では、実際に商品を作って発展させていくことが多いため、女性ならではの視点はとても重宝されます。
そのため、理系女子は企業から求められることが多いのです。


理系の稼げる学部ランキング
理系の中でもさまざまな学部があります。
その中でも高収入が多いのは、どの学部の出身者なのでしょうか。
理系稼げる学部ランキング
- 医学・歯学・薬学部
- 理工学部
- 情報学部
大学の学部で比較してみると、専門的な知識や技術が必要になる学部ほど、高収入になることがわかります。
中でも医療関係の学部は平均年収が高いです。
医療関係は、免許や資格を取る必要があるため、その分、就職するのが難しくなります。
難関を突破した分、収入に反映されるともいえるでしょう。
理系の高収入学部の主な就職先・職業
主な就職先
- 医師
- 研究開発職
- 1級建築士
理系の高収入学部出身の人は、上記のような職業に就くことが多いです。
医師になるためには医学部を出て、医師免許を取得する必要があります。医師は高収入が期待できますが、医学部にかかる学費は高く、就くまでにお金がかかります。
研究開発職や1級建築士も大学院卒以上の学歴が求められるため、大学を出れば簡単になれるというものでもないです。
理系で高収入な稼げる仕事に就くために
理系出身で高収入の仕事に就くためには、どういった点に気をつければいいのでしょうか。
理系の学部を出たからといって、そのまま自動的に高収入の職業になれるわけではないため、しっかり自分から活動する必要があります。
- 学ぶ分野を早めに決めておく
- 学歴は大卒以上を目指す
- しっかり企業研究を行う
理系で高収入な仕事に就くために①学ぶ分野を早めに決めておく
理系で年収が高い職業に就職するためには、早めに学ぶ分野を決めておきましょう。
理系は専門分野に特化して勉強することになるため、学部を選ぶ時点で将来のことを考えておく必要があります。
途中で気が変わっても学部変更することは難しいため、大学に入学する時点でよく考えておきましょう。
高収入な仕事につくためには、専門的な知識や能力が必要になることが多いです。
ココがおすすめ
将来どんな企業に就職したいかを考え、そこから逆算して学部を決めるのがおすすめです。
理系で高収入な仕事に就くために②学歴は大卒以上を目指す
理系で高年収の企業に就職するには、大卒以上の学歴であることが必須条件です。
理系の企業は研究職や専門職を募集していることが多いです。そういった職種につくためには大学でしっかり専門分野を学んでおかなければなりません。
そのため、大学院まででて、さらに専門的な知識を習得していると選考でも有利に働くことが多いです。
理系で高収入な仕事に就くために③しっかり企業研究を行う
年収が高い理系の企業に就職するためには、企業研究もしっかり行っておきましょう。
就職や転職をする上で、企業研究は欠かせません。
高収入が稼げるということは、それだけ要求も高くなることが多いです。一般的な企業よりも専門的な知識が要求されることもありますし、労働環境が過酷なこともあります。
その企業についてしっかり調べて、自分に合っているかどうかを確認するのはとても重要です。
まとめ
理系で年収1000万のような稼げる職業に就くためには、まずどういった方向に進むのか大学に入る前から考えておくのが重要です。
どういった企業に入りたいのかを考え、そこから逆算して大学の学部を選ぶようにしましょう。
理系の学部は途中で変更することが難しいため、学生のうちからよく考えておく必要があります。
また理系の大学に入ったならば、大学院まで進むことで、さらに高収入に近づけることが多いです。
理系で高収入な仕事につくためには、具体的戦略が重要になってきます。
この記事を参考にして年収1,000万円を目指してください。
コメント