人のためになるおすすめの仕事ランキング！資格なしでもできる仕事は？

人のためになる仕事・人に感謝される仕事に就きたい。

そう考えている人は多いのではないでしょうか。

誰かの役に立つ仕事ならば、やりがいを持って仕事に臨めるはずです。せっかくならば社会の役に立つ仕事をしたいと考えている人は多いでしょう。

この記事では、人のためになる仕事をいくつかに分類して、その中からおすすめの仕事を紹介していきます。

人の役に立つ仕事をしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

人のためになる仕事の特徴

どんな仕事であっても、多かれ少なかれ誰かの役に立っています。

まったく誰のためにもならない仕事はないといっていいでしょう。あることを職業や専門にしている人ならば誰かの役に立っていることは間違いありません。

では、その中でも人のためになっていると実感しやすい仕事には以下のような特徴があります。

人のためになる仕事の特徴①誰かの助けや支えになる

困っている人を助けたり、誰かをサポートしたりする仕事は、人のためになっていると実感しやすいです。

たとえば、体が不自由なことで困っている人を助ける介護や医者、看護師などは相手と直接対面して手助けするため、人のためになっていると実感できます。

人のためになる仕事の特徴②社会問題の解決になる

社会問題を解決できるような仕事も、人のためになる仕事の特徴です。

社会全体に貢献するため、特定の個人から感謝の言葉をかけられるようなことはありませんが、多くの人があなたのおかげで助かっていると実感できれば、人のためになっていると感じられるはずです。

人のためになる仕事の特徴③他人を喜ばせることができる

他人を喜ばせることができるのも、人のために尽くす仕事といえるでしょう。

人に喜ばれる仕事は、たくさんの人を幸せにします。

たとえばお笑い芸人のような他人を笑顔にするような職業は、やりがいとも大きいです。

自分のスキルによって、お客様の満足度も変わってくるため、たくさんの人を笑顔にできれば達成感も得やすいです。

人の役に立つ仕事ランキング

では実際に人の役に立っていると実感できる仕事には、どういったものがあるのでしょうか。

人の役に立つ仕事ランキングは以下の通りです。

人の役に立つ仕事ランキング①医療従事者

人の役に立つ仕事で上位に入るのは、人の命を救う医療従事者です。

医師や看護師は、病気やケガをした人の身体的なケアだけでなく、メンタル面でのケアも必要になってきます。

また常に進歩している医療技術を身につけていく必要があり、とても大変な仕事でもあります。

さまざまな仕事がAIに取って代わられることが考えられますが、患者とのコミュニケーションが重要な医師や看護師の仕事は、当分AIに代替されるような心配はありません。

人の役に立つ仕事ランキング②弁護士

弁護士は、個人や企業などのトラブルに対して、法律の観点から依頼者をサポートする仕事です。

民事事件・刑事事件などなど、さまざまな分野で活躍しています。中には公益弁護活動や講演会などで活躍している弁護士もいます。

弁護士は困っている人の役に立つ仕事の代表といえるでしょう。

人の役に立つ仕事ランキング③教師

教師は、未来を担う子供たちを育てる重要な仕事です。

人の役に立つ仕事の中でも責任重大な仕事ですが、子供の成長を目の当たりにして、達成感が感じられるやりがいのある仕事でもあります。

教師の仕事は、授業だけでなく、生活指導や進路指導、部活顧問などなど多岐にわたります。

教員になるためには、大学の教員課程を履修してから、教員採用試験に合格しなければなりません。また大学を卒業してから教員課程を履修し、採用試験を受けるといったやり方もあります。

もし採用試験に落ちても講師として働きながら教師を目指すことも可能です。

人の役に立つ仕事ランキング④自衛隊

自衛隊は、日本の平和を守ってくれる仕事です。

日本の防衛だけでなく、国際平和協力なども任務となっており、日本国民だけでなく、世界の人のために尽くす仕事です。

被災地支援で自衛隊に救われた経験がある人も多いかもしれません。

人の役に立つ仕事の代表といえます。

自衛官になるには、中学校卒業から大学卒業までいろいろあり、年齢や学歴によって応募できるものが変わります。

人の役に立つ仕事ランキング⑤消防士

消防士は消火・救急・救助・防災などを主な任務としている人の役に立つ仕事です。

文字通り人を助ける仕事ですが、自分自身も危険な状況に遭遇する可能性があります。

人の命を救うことができれば、とても感謝されますし、かなりの達成感もあるはずです。

自治体に所属することになるため、消防士になるためには消防士採用試験を受ける必要があります。

女性の割合が多い人のためになる仕事

職種によっては男女比が大きく異なることもあります。

女性の割合が多い人のためになる仕事としては、以下のような仕事があります。

女性が多い人のためになる仕事①看護師

医療に従事する仕事の中でも看護師は女性の割合が多い仕事です。

看護師は医療機関に所属し、医師のもとでサポートを行う仕事です。患者さんと対面して接することになるため、感謝の声をもらうことも多いです。

そのため、人のためになっていることが実感しやすい仕事です。

勤務形態によっては体力的にキツいことも多いですが、患者さんが元気になっていく様子を見るとやりがいを感じることが多い仕事です。

女性が多い人のためになる仕事②介護士

介護士は、高齢者施設などで入居者の身のまわりのサポートをして人のために尽くす仕事です。

自分で思ったように体を動かせない高齢者にとって、介護士はなくてはならない存在です。密にコミュニケーションをとることが多いため、感謝の言葉ももらいやすいです。

ただし、入浴や排泄のサポートなど、決して楽とはいえない業務も多いです。

女性が多い人のためになる仕事③心理カウンセラー

心理カウンセラーは、心理学的なアプローチをもとにして悩みの解決を手伝う仕事です。

心理カウンセラーが活躍している場所は多岐にわたり、医療機関や学校、企業などさまざまなところで働いています。

悩みで苦しんでいる人をサポートして、共に解決していく仕事のため、大きなやりがいを感じやすいです。

ただし、さまざまな悩みを親身になって聞くことになるため、自分のメンタルを崩してしまうこともあります。

資格なしで人の役に立つ仕事

人のためになる仕事には、資格が必要なものが多いですが、中には資格なしで働ける職種もあります。

資格なしで人のためになる仕事としては、以下のような職種があります。

資格なしで人の役に立つ仕事①国際協力NGO職員

NGOとは「Non Governmental Organization（非政府組織）」のことです。

国際協力NGO職員は、政府とは異なる立場から、災害時の緊急支援活動や地球規模の問題の解決のために活動しています。

途上国の開発支援では、都市開発・教育の普及・医療・職業訓練といったサポートを行っています。

その他にも森林保全・人権擁護・地雷撤去などなど、複数のNGOが連携して世界平和に対して行動しています。

資格なしで人の役に立つ仕事②ウェディングプランナー

ウェディングプランナーは、結婚式の企画・運営を担当する仕事です。

顧客の希望に沿った結婚式にするためには、相手から上手く要求を聞き出すコミュニケーション能力が問われます。

ウェディングプランナーは資格なしでもなることができますが、「ブライダルプランナー検定試験」などを取得しておくと、就職に有利に働くことがあります。

資格なしで人の役に立つ仕事③医療事務

医療事務は、医療機関での受付や会計業務、診療報酬請求書といった病院の事務作業全般を行う仕事です。

患者さんと直接面と向かってコミュニケーションをとるため、やりがいを感じやすい仕事でもあります。

医療事務に関連する資格はすべて民間資格のため、なくても就くことができます。

＞＞女性向け！資格なしでも稼げる仕事の特徴は？高卒でも稼げる仕事はある？

人の役に立つ仕事に就くメリット

人のためになる仕事は多くの人に感謝される特徴があります。

ではその他にはどういったメリットがあるのでしょうか。

人の役に立つ仕事のメリット①モチベーションが維持しやすい

人の役に立つ仕事は、感謝の言葉をもらうことが多いため、仕事に対するモチベーションが維持しやすいです。

普段からいろいろな人に「ありがとう」といわれれば、仕事に対してのやる気がでる人も多いはずです。

もし自分がプライベートで嫌なことがあっても、誰かから「ありがとう」と感謝されれば、それだけでモチベーションがアップすることが多いです。

人の役に立つ仕事のメリット②誇りを持って仕事ができる

人のために尽くす仕事だという実感があれば、誇りを持って仕事と向き合うことができます。

人によっては、食べていくために仕方なく仕事をしているというケースもあります。

それに対して、人の役に立っていると実感できる仕事ならば、誇りを持って働けるはずです。

人の役に立つ仕事のメリット③AIに代替されない可能性が高い

人の役に立つ仕事は、将来的にもAIに取って代わられることが少ないです。

多くの人の役に立つ仕事は、人と人とのコミュニケーションを基盤に成り立っています。相手の気持ちを理解するようなコミュニケーションはAIには難しい作業です。

人のためになる仕事に就くデメリット

人の役に立つ仕事に就くことは、さまざまなメリットがあります。

ではデメリットとしては、どういったものが考えられるでしょうか。

人の役に立つ仕事のデメリット①労働環境が過酷な可能性がある

人の役に立つ仕事は、過酷な労働環境の可能性があります。

たとえば、消防士や警察官のような仕事は、自分が危険に巻き込まれてしまうような可能性も十分にあります。場合によっては命を落としてしまうようなこともあるでしょう。

大変だからこそ、やりがいが感じられることもありますが、それなりにリスクがあることは理解しておきましょう。

人の役に立つ仕事のデメリット②生活が不規則になることがある

対人間の仕事だと、いつ何が起きても不思議ではありません。

看護師であれば患者が何かあったときにいつでも対応できるようにしておく必要がありますし、消防士ならばたとえ夜中でもすぐに出動する必要があります。

そうすると夜中であっても気を張って起きている必要があるため、生活が不規則になってしまうことも多いです。

人の役に立つ仕事のデメリット③年収が低い場合がある

人の役に立つ仕事は、たくさん感謝の言葉はもらえるものの、年収が低い場合があります。

たとえば、日本人の平均年収は433万円ですが、看護師は370万円、介護士は322万円と平均よりも低いです。

参考：令和2年分　民間給与実態統計調査 | 国税庁

こうした仕事が年収が低くなってしまう理由は、サポートがメインであるということが考えられます。

より専門的な技術が必要なほうが年収が高くなる傾向にあるため、看護師よりも医師のほうが年収が高くなります。

仕事をする上で大切なことランキング

人のためになる仕事に就いている人は、どういったことを大切だと感じているのでしょうか。

ここからは人の役に立つ仕事に就きたいと考えたときにどういったところを大切にすべきか解説していきます。

仕事をする上で大切なことランキング①自分のやりたい仕事であること

仕事をする上で大切だと考えられているのは、やはり自分のやりたい仕事かどうかということです。

自分のやりたい仕事ならば、たとえきつい仕事であっても頑張れるはずです。

逆に自分のやりたくない仕事ならば、続けていく上でモチベーションを維持するのが難しくなってしまいます。

仕事をする上で大切なことランキング②給料が高いこと

仕事をする上で、どのくらいの給与がもらえるかも重要な問題です。

いくらやりがいがある仕事でも、給料が少なすぎればまともに生活することができません。そのため、最低限の給料はもらいたいところです。

人のためになる仕事は、給料が安い仕事もあるため、本当にその金額で大丈夫かどうかをよく確認しておきましょう。

仕事をする上で大切なことランキング③職場の雰囲気がよいこと

仕事を続ける上で重要なのが職場の雰囲気です。

人のためになる仕事であっても、職場の雰囲気が悪ければ続けていくのは難しいです。

また多くの人が職場の人間関係が問題で会社を辞めているため、職場の雰囲気はかなり重要な要素だと考えられます。

仕事をする上で大切なことランキング④自分の個性や能力が生かせること

せっかく仕事をするならば、自分の個性や能力が生かせる仕事に就きたいものです。

自分の能力が誰かの役に立つならば、これ以上幸せなことはないでしょう。

社会のためになる仕事で、なおかつ自分の力が生かせるような仕事を探してみましょう。

仕事をする上で大切なことランキング⑤長期間安定して働けること

世のため人のためになる仕事でも、すぐになくなってしまえば生活できなくなってしまいます。

誰かの役に立つ仕事で、なおかつ長期間安定して働ける仕事を選びたいところです。

人の役に立つ仕事はこれからも高い需要が見込まれるため、安定して続けられる可能性が高いです。

まとめ

どんな仕事であっても人の役に立つ仕事であることは間違いありません。誰の仕事でも誰かしらのためにはなっているはずです。

そのため、志望動機として「人のためになる仕事がしたい」というのは、あまり好ましくありません。

それを言い出すとすべての仕事に当てはまってしまうため、あえてその仕事を選ぶ意味がなくなってしまいます。

志望動機としては、もっと具体性が重要になります。

「こういう経験があったから、こういった仕事に就きたいと思った」といったように、自分の経験を交えて具体的に説明ができれば説得力も増します。

ただ「人のためになる仕事がしたい」だけだと相手の印象にも残らないため気をつけましょう。