- 20代で年収500万は夢見すぎ?
- 20代・30代で年収500万の割合はどのくらい?
- 20代で年収500万になるのはどんな職業?




20代や30代で年収500万を稼ぐのは、どういった職業の人が多いのでしょうか。
また年収500万円を稼ぐためにはどういった努力をすればいいのでしょうか。
20代や30代前半で年収500万円は勝ち組といってもいいのでしょうか。
この記事では年収500万の20代の割合と、年収500万円を得るためにできることについて詳しくまとめています。
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20代で年収500万円以上は勝ち組?
実際のところ、20代で年収500万円以上の人はどのくらいの割合なのでしょうか。
dodaが調べた20代の年収の割合は以下のようになっています。
20代の平均年収の割合
年収 | 割合 |
---|---|
300万円未満 | 32.7% |
300~400万円未満 | 39.1% |
400~500万円未満 | 18.6% |
500~600万円未満 | 6.5% |
600~700万円未満 | 2.0% |
700~800万円未満 | 0.6% |
800~900万円未満 | 0.2% |
900~1,000万円未満 | 0.2% |
1,000万円以上 | 0.1% |
20代の平均年収は342万円となっています。
そのため、年収500万円は平均よりもかなり高い金額であることがわかります。割合で見ると、90%以上の人が年収500万円を下回っています。
ココがポイント
20代の年収はだいたい400万円未満で、全体の約70%を占めています。
20代の平均年収は前半と後半でも異なる
20代の場合、前半か後半かによっても平均年収が大きく変わってきます。
20代前半は新卒後、入社して間もないため、給料も低いことが多いです。会社としてもまだまだ教育をしている時期であり、社員間での給料の差もほとんどありません。
20代後半になると、仕事に対しての経験値もあがり、人によっては社内でもメイン戦力としてバリバリ働くことになります。
中には早いうちに出生して、年収がグンとアップする人もいます。
20代で年収500万円は勝ち組
全体に対する割合を考えても、20代で年収500万円は十分に勝ち組であるといえます。
20代で500万を稼げる人は、ごくわずかしかおらず、かなりレベルが高いといえるでしょう。
20代前半で年収500万円に達する人は男女ともにほぼ0%です。
令和元年の会社員の平均年収が436万円だということを考えると、20代で年収500万はかなり高いといえます。
30代で年収500万円は勝ち組?普通?少ない?
20代で年収500万円はかなり高く、勝ち組だといえます。
では、30代で年収500万円でも勝ち組だといえるでしょうか。
30代の平均年収の割合
年収 | 割合 |
---|---|
300万円未満 | 15.5% |
300~400万円未満 | 28.7% |
400~500万円未満 | 25.1% |
500~600万円未満 | 15.4% |
600~700万円未満 | 8.0% |
700~800万円未満 | 3.6% |
800~900万円未満 | 1.8% |
900~1,000万円未満 | 0.8% |
1,000万円以上 | 1.2% |
dodaの発表によると30代の平均年収は435万円です。
男女別で見ると男性の平均年収が474万円、女性の平均年収が377万円となっています。
そのため、30歳で年収500万円は高いといえます。
もし、30歳で年収500万円は低いと感じている人は、自信を持ったほうがいいです。日本全体の平均から考えれば、十分に高給取りといえます。
年収500万円は年代別の平均年収より高い
それぞれの年代の平均から見ても、年収500万円は十分に高いです。
男性 | 女性 | |
20~24歳 | 278万円 | 248万円 |
25~29歳 | 403万円 | 328万円 |
30~34歳 | 470万円 | 321万円 |
平均で500万円を超えることはないため、20代や30代前半で年収500万円という金額は高いことがわかります。
ココがポイント
20代で年収500万円以上ならば、勝ち組といって問題ないでしょう。
20代・30代前半で年収500万円ある人の特徴
20代や30代前半で年収500万円に達している人たちには、どういった特徴があるのでしょうか。
- 大企業の正社員
- 難易度が高い専門職
- 歩合制の営業
年収500万円ある人の特徴①大企業の正社員
20代、30代前半で年収500万円以上の人は、大企業の正社員として勤めている場合が多いです。
雇用形態で見ると、年収500万円台の人は、約95%以上が正社員(正規雇用者)であるといわれています。
非正規雇用者で年収500万円以上ある場合は、なかなかなることができない専門的な職種であることが多いです。
ココに注意
一般的な仕事内容だと、非正規雇用で年収500万円は現実的ではなく、夢見すぎといわれてもおかしくはありません。
年収500万円ある人の特徴②難易度が高い専門職
難易度が高い技術職や専門職は年収が高くなる傾向にあります。
その中でも薬剤師や看護師といった国家資格として認められている資格が必要な職業は、他の職種に比べると年収が高くなりやすいです。
また、ITに関連する専門職も年収が高くなる傾向にあります。
IT系は、IT企業だけでなく、さまざまな企業で部署が設置されています。
そのため、高いスキルを持っていればかなりの需要が見込め、年収も高くなりやすいです。
年収500万円ある人の特徴③歩合制の営業
営業職の場合、成績によって年収が大きく変わるケースが多いです。
一般的な営業職だと、そこまで目立った高年収ではないですが、歩合制で高い成績を残すと、急激に年収が上がっていくことがあります。
製薬会社の営業や、保険、金融、住宅などの営業は歩合制のことが多く、優秀な営業マンだと年収500万円を超えるのは難しいことではありません。
とくに外資系の会社は歩合制のことが多く、頑張った分だけ年収に反映されることが多いです。
ココがポイント
成果が上がれば上がるほど給料がアップするため、仕事に対するモチベーションも維持しやすいメリットもあります。
20代・30代前半で年収500万円を稼ぎやすい仕事・職業
では、具体的にどういった職業だと20代や30代前半で年収500万円以上稼げるようになるのでしょうか。
- ITエンジニア
- 営業職
- コンサルタント
20代で年収500万円の仕事①ITエンジニア
20代や30代前半で年収500万円を目指すのにおすすめの職業は、ITエンジニアです。
IT業界では慢性的な人手不足が続いており、給与が高く設定されていることが多いです。
ITエンジニアの場合、開発経験やスキルによってベースの給料が決まるため、高い能力があればたとえ20代でも高収入が目指せます。
もし、未経験からITエンジニアへの転職を目指すならば、ITスクールへの通学やポートフォリオの作成など、エンジニアとしての実績が必要になります。


20代で年収500万円の仕事②営業職
営業職は男性でも女性でも若くして年収500万円を目指しやすい仕事です。
歩合制の場合、成果次第でどんどん年収を上げていくことができます。
とくに金融や不動産といった高額の商材を扱い営業だと、収入も高くなる傾向にあります。入社年数に関係なくインセンティブが付与されることがあり、20代や30代前半でも年収500万円以上稼ぐチャンスがあります。
また営業職で実績を積んでいると、他の営業職へも転職しやすいというメリットがあります。
ココがポイント
営業職の場合、資格などがなくても転職できる求人が多いため、これまでの営業の実績があれば転職に有利に働きます。
20代で年収500万円の仕事③コンサルタント
コンサルタントは、経営やIT、外資系などさまざまな職種で高い専門性を発揮する仕事です。
コンサルティング業務は1件の単価が高いため、他の職種よりも給与が高くなる傾向にあります。
多くのコンサルタントは、コンサルティングファームというコンサルタントの集団からなる企業に所属しています。ファームごとに専門性をもって支援をしていることが多いです。
コンサルタントの給料はファームによっても異なりますが、マネージャークラスになると2,000万円程度になることもあります。
20代・30代前半で年収500万円のためにすべきこと
20代で年収500万円以上の人はかなり少なく、誰でも簡単になれるわけではありません。
では、年収500万円を目指すためにはどういったことをしていけばいいのでしょうか。
- 年収の高い業種に転職する
- スキル・資格を身につける
- 副業を始める
20代で年収500万を目指す①年収の高い業種に転職する
まず考えられるのが、年収が高いところに転職することです。
大企業になるほど平均年収が高くなります。年間500万円以上稼いでいる人は、資本金10億円以上の大企業といわれる株式会社に勤めていることが多いです。
業種別に見ると、情報通信業や混合サービス業といった職種が年収500万円以上であることが多いです。
ココがおすすめ
電気・熱供給・水道業といったインフラに関する職種も年収が高い傾向にあります。
20代で年収500万を目指す②スキル・資格を身につける
スキルを身につけておけば転職の際に有利に働きます。
業種によっては関連する資格を保有していることが採用の要件となることもあります。
そのため、転職を希望する業種の資格は積極的に取得しておきましょう。
たとえば、IT関連ならば情報処理技術者試験、不動産関連ならば宅地建物取引士など、業種によって必要になる資格が変わってきます。
取得難易度の高い資格ほど、年収アップにつながりやすいため、できるだけ取っておくといいでしょう。
20代で年収500万を目指す③副業を始める
20代で年収500万円を稼ぐ場合、本業だけで無理そうだと感じたら、副業を始めてみるのも方法のひとつです。
最近はクラウドワークスやランサーズなどを利用して、個人で仕事を得る人も多いです。
またECサイトに個人で出品したり、ブログやアフィリエイトで稼いでいる人も数多くいます。
副業としてYouTubeを始める人も多いです。動画がバズれば思わぬ大金が得られることもあります。
副業をスタートする場合は、現職に役立つ仕事や、今後の独立や起業につながるような仕事を選びましょう。
ココがポイント
もし副業が軌道に乗れば、そのまま本業として独立する選択肢もあります。


年収の不安の解消法として転職を成功させるために
転職する場合、基本的には年齢が若いほうが有利に働くことが多いです。
そのため、20代や30代前半ならば他の年齢に比べて転職が成功する確率は高いといえます。
転職を成功させるために、以下の点に気をつけましょう。
- 自己PRを磨く
- 優先順位を決めておく
- 将来の昇給率を考える
勝ち組への転職のコツ①自己PRを磨く
転職の面接では、自己PRを話す機会がよくあります。
自己PRとは、自分が企業に就職した場合、どういった点がプラスになるかをアピールすることです。
転職の際は、どの年代でも聞かれる質問といえます。
20代の場合、まだあまり仕事の経験もないため、具体的な実績アピールはできないことも多いです。
その場合、自分の性格などでどういった点が会社に活かせるかをアピールできるようにしておきましょう。
勝ち組への転職のコツ②優先順位を決めておく
高収入の仕事を探し出すと、たくさん候補が出てくる場合があります。
候補が多くなると、どこを選んでいいのか迷ってしまうことも多いです。
よく考えないまま面接を受けて、なんとなく入社したら、社風がまったく合わなかったり、ブラック企業だったりといったこともよくあります。
そうならないためにも事前に企業のことはよく調べておきましょう。
また自分の中の優先順位を決めておくことも大切です。
高収入なだけでなく、土日が休みなのか、残業がないほうがいいのか、休日出勤はあるか、などなど自分が譲れない条件について明らかにしておきましょう。
こうして優先順位を決めておくと、自分に合った転職先が探しやすくなります。
勝ち組への転職のコツ③将来の昇給率を考える
転職する場合、給料がどうなるかは気になるところです。
ついつい求人票に書かれている入社直後の給料に目が活きがちですが、将来の昇給率についても考えておく必要があります。
今の自分の立場ならば十分だと感じるような収入でも、結婚して子供が生まれればなかなか厳しいということもあります。
そうならないためにも長く続けていったときにしっかり給料が上がっていくのかどうかも確認しておきたいです。
目先の収入だけでなく、将来の収入についてもよく調べておきましょう。
まとめ
20代や30代前半で年収500万円になることは、かなり難しいです。
しかし、難しいからといって夢を見すぎというわけでもなく、実際に500万円以上稼いでいる20代は存在しています。
もし今の会社に勤めていても、年収500万円が満たせそうにないと感じた場合は、転職を検討しましょう。
転職の際は、大企業であればあるほど高収入になる可能性が高いです。
ただしその分、入社するためのハードルも高くなるため、しっかり準備しておくことが大切です。
必要なスキルや資格を身につけたり、徹底的に企業分析をしたりと少しでも転職成功の確率をアップさせる準備をしておきましょう。
20代ならば転職することで年収500万円を目指すことは十分に可能です。
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