- これから10年後まで儲かる仕事はある?
- 今から稼げる仕事はどんな仕事?
- 今後衰退する業界と伸びる業界の違いは?




将来のことを考えると、今の仕事をずっと続けていって大丈夫なのだろうかと心配になることがあります。
今後AIがどんどん発展していけば、AIに取って代わられる仕事も増えてきます。
これから10年後でも儲かる仕事にはどういった特徴があるのでしょうか。
また今から個人で事業を始めるとしたら、どういった事業を始めればいいのでしょうか。
この記事では、これから儲かる仕事の特徴を解説しつつ、これから衰退していくであろう業界についても解説していきます。
これから儲かる仕事を探そうとしている人は、ぜひ参考にしてください。
これから儲かる仕事・事業に共通する特徴
これから10年後も儲かる仕事にはどういった特徴があるのでしょうか。
これからの時代にあった仕事には、以下のような特徴があります。
- AIに代替されにくい仕事
- AI・プログラミングに関する仕事
- 業界の成長が見込める仕事
- 福祉・医療など健康に関わる仕事
- 衣食住など生活に関わる仕事
これから儲かる仕事の特徴①AIに代替されにくい仕事
これから将来は、AIによってさまざまな仕事が代替されていきます。
そのため、これから儲かる仕事を考える上で、AIに代替される可能性があるかどうかというのは考えておきたいポイントです。
たとえば人間の成長を手助けしたり、密なコミュニケーションが必要になる仕事は、これから10年後もAIに代替される可能性は低いです。
小学校の教師や中学校の教師などは、勉強だけでなく、道徳的な内容も教える必要があるため、すべてがAIに取って代われることは、しばらくはないでしょう。
またイレギュラーな状況になりやすい状況や、その場その場で臨機応変な対応が必要になる仕事もAIに代替されづらいです。
これから儲かる仕事の特徴②AI・プログラミングに関する仕事
これから儲かる仕事として、AIを管理したり、プログラミングしたりするようなエンジニアが挙げられます。
AIとは、コンピュータ上などで人工的に人間と同じような知能を実現させようとする試み、またはそのための一連の基礎技術のことです。
AIやプログラミングに関する仕事は高い専門性が求められます。専門性の高い仕事は高収入・好待遇の求人が多いです。
ココがポイント
今後AIの需要が高まれば、それに応じてAIに携わる仕事の需要も高まっていきます。
これから儲かる仕事の特徴③業界の成長が見込める仕事
これから業界が右肩上がりで成長し、その傾向が10年後まで期待できる仕事は、長い間安定した需要が期待できます。
これから需要が高まる仕事は、いきなり需要がなくなることは考えづらいため、10年後、20年後も儲かる可能性が高いです。
これから転職活動や副業を始める場合は、仕事の内容だけでなく、今後その業界がどうなっていくかもよく見ておく必要があります。
これから儲かる仕事の特徴④福祉・医療など健康に関わる仕事
これから儲かる仕事の特徴として、福祉や医療など人間の健康に関わることが挙げられます。
世界の中でも日本は高齢者の割合が多く、これから医療や福祉、社会保障への社会的な負担が高まっていくことが確実視されています。
医師のような人間とのコミュニケーションが必要で、突発的な事態に対応しなければならない仕事は、今後もまだまだAIに代替される可能性は低いです。
ココがポイント
福祉や医療に関わる仕事は、これからもますます需要が高まり、人間の手が必要になっていくはずです。
これから儲かる仕事の特徴⑤衣食住など生活に関わる仕事
衣食住は人間が生きていく上で欠かせません。
そのため、衣食住など生活に関わる仕事はこれからも永続的に需要があります。
どれだけ技術やAIが発達しても、人間が食事などから栄養を摂らなくていいようにはならないため、今後も食に関する仕事はなくならないでしょう。
こうした生きていく上で欠かせない仕事は、人間が存在する限り、途絶える心配はありません。
その一方で、一時的にニーズが高まる職種は、流行や社会情勢などで急に仕事がなくなる可能性があるため、注意が必要です。
今後儲かる仕事・ビジネスランキング
それではこれから先も儲かる仕事にはどういった仕事があるのでしょうか。
- ITエンジニア
- AIエンジニア
- WEBデザイナー
- WEBマーケター
- ゲームプランナー
- 医療関係の仕事
- 保育関係の仕事
- 福祉事業に関する仕事
- コンサルティング職
- クリエイター
今後儲かる仕事①ITエンジニア
IT関連の情報技術・システム開発を担うITエンジニアは今後も儲かるであろう仕事のひとつです。
今後のAIやDX、IoT技術を進歩させるためにはITエンジニアの力が必要不可欠です。
エンジニア業界は、完全実力主義の世界のため、学歴に関係なく、スキルさえあればいくらでも活躍することができます。
そのため、男女を問わずスキルさえあれば評価される仕事です。
ココがおすすめ
これからの仕事選びで迷ったならば、ITエンジニアを目指すのがおすすめです。
今後儲かる仕事②AIエンジニア
ITエンジニアと同様にAIエンジニアもこれから需要が高まる仕事です。
今後は今以上に発達したAIがどんどん普及していきます。
経産省が公表した資料を見ても、これからAIに関連する人材が必要になってくるのは、ほぼ間違いありません。
AI人材の需要は2018年の4.4万人から2030年には24.3万人まで拡大すると予測されています。
これからAIが普及していくためにもAIエンジニアが必要になるため、今後儲かる仕事のひとつであるといえます。
今後儲かる仕事③WEBデザイナー
WEBデザイナーの世界もエンジニアと同様に実力主義の世界です。
そのため、学歴に関係なく、スキルさえあれば評価されます。実力があれば個人で独立もしやすいです。
WEBデザイナーは女性にも人気があるため、スキル次第では男女関係なく設けることが可能です。
ココがおすすめ
最近ではオンラインでWEBデザインを学べるスクールも増えてきているため、これから手に職をつけようと考えている人にもおすすめです。
今後儲かる仕事④WEBマーケター
2019年にはインターネットの広告費がテレビの広告費を上回りました。
インターネット広告は、これからまだまだ成長していく業界です。
多くの企業がインターネット使った集客を検討していますが、新規参入したばかりだと、インターネットを使った集客のノウハウがあまりありません。
そのため、デジタルマーケティングやWEB広告の経験を持つ人材の需要が高まっています。
これから将来も、インターネットが日常生活からなくなることはないでしょう。むしろ今よりも生活に密接に根付き、情報収集だけでなく、売買も浸透していくことが予想されます。
そのため、WEBマーケターもこれから儲かる仕事であると考えられます。
今後儲かる仕事⑤ゲームプランナー
ゲームクリエイターは、ゲームソフトやゲームアプリの開発・制作全般に関わります。
ゲーム愛好家は日本だけでなく、世界中に存在しています。IT技術の進化やスマホの普及により、常に新しいゲームが開発され続けているため、今後もまだまだ需要が期待できます。
さらにVR(バーチャルリアリティ)はメタバース(仮想世界)などの新技術も続々開発されており、最新技術を扱える人材が求められています。
ゲームクリエイターはAIやロボットに代替されにくい発想力を要求されるため、これから将来も需要があると考えられます。
今後儲かる仕事⑥医療関係の仕事
医療事業に関する仕事はこれからも需要があり、儲かる仕事です。
医療は私たち人間が生きていく上で、必ず必要となる分野です。これまでに病院を利用したことがない人はいないでしょう。
2020年から流行した新型コロナウィルスの影響で、医療関係者の需要はさらに高まってきています。
肉体だけでなく、精神的にケアする仕事も需要があります。
ストレス社会と呼ばれる現代を生きていく上で、誰しもが心を病んでしまう可能性はあります。
そういった状況であるため、臨床心理士やカウンセラーのような心のケアをしてくれる人材も必要とされます。
今後儲かる仕事⑦保育関係の仕事
保育の現場では、さまざまなトラブルが起こり、それに合った対応が要求されます。
そうしたイレギュラーな事態が起こりやすい現場は、AIではなかなか取って代われません。
小学校などでは勉強を教えるだけでなく、情操教育や道徳教育といった授業も必要になります。
ココがポイント
人間同士で密にコミュニケーションをとる必要があるため、今後10年経っても需要があり、儲かる仕事だといえます。
今後儲かる仕事⑧福祉事業に関する仕事
介護や福祉の仕事はAI(人工知能)に代替されるには、まだまだ時間がかかります。
人間の手によって高齢者や障害者をサポートする仕事は、今後も安定した需要が望めます。
高齢社会にとって、介護や福祉の需要はかなりあります。
20年後30年後であっても、一部がAIなどが担うことはあっても、人間がまったくいなくなるようなことはないでしょう。
もし介護・福祉の仕事で高収入の仕事を目指したいならば、さまざまな資格を取得しておくことをおすすめします。
今後儲かる仕事⑨コンサルティング職
コンサルティング職は、企業などから依頼を受け、課題の解決に向けた支援活動を行う仕事です。
コンサルティング職は、常に情報を収集して、これからの需要を把握し、利益を上げていかなければなりません。
また、コンサルティングにはITコンサルティング・人事系コンサルティング・医療系コンサルティングなど、さまざまな需要に適した仕事があります。
コンサルティングをする際は、クライアントとのコミュニケーションが必要となるため、これから10年後もまだまだ需要がある仕事だと考えられます。
今後儲かる仕事⑩クリエイター
発想力が要求されるアーティストやデザイナー、演出家のようなクリエイター職は今後も儲かる仕事です。
こうした人間ならではの発想を問われる仕事はAIには代替されにくいです。
AIはデータの統計や単純な動作は得意ですが、人間の心をふるわせるような作品を作るのは、まだまだ難しいです。
ただしクリエイターのような仕事は誰にでもできるわけではなく、興味関心がないと、なかなか続けていくのは難しいです。


今後衰退が予想される業界・儲からない仕事
これから10年ずっと需要がある仕事もあれば、その一方で衰退が予想される業界・仕事もあります。
では、どういった業界が衰退していくのでしょうか。
- 印刷業界
- 製造業界
- アパレル業界
- ブライダル業界
- テレビ業界
今後衰退する業界①印刷業界
出版業界では、書籍や雑誌の企画から編集発行までを行います。さらに全国の書店などから消費者に販売する産業です。
最近は電子書籍が当たり前になってきており、スマホやタブレット、電子書籍リーダーで本を読む人が多いです。
そのため、紙の本の需要は減少傾向にあります。
全国出版協会が公表している出版市場規模によると、2014年から2020年にかけて、どんどん紙の出版物の市場規模は縮小しています。
それに対して電子出版物の市場規模は増加傾向にあります。
紙の本がまったくなくなることはないでしょうが、今後も業界自体は衰退していくと予測されます。
今後衰退する業界②製造業界
製造業界は原材料などを加工して製品を製造・提供する産業です。
日本経済を支えてきた業界ですが、バブル崩壊とともに横ばい成長になり、だんだんと衰退傾向にあります。
食品製造や機械製造、金属加工など、さまざまな分野がありますが、ロボットやAIを取り入れた自動化が進んでおり、人員は削減されていっています。
日本の製造業界は、海外と比べてIT活用がまだまだ発展段階にあり、これからAIやIoTをどのように取り入れていくかが課題になっています。
ココに注意
世界諸国と比較しても、日本の製造業界の競争力はそれほど高くなく、これから儲かるのは厳しいといえます。
今後衰退する業界③アパレル業界
アパレル業界は、衣料品のデザインや製造・販売などを行う産業です。
ネット通販が一般的になり、衣料品を安く入手しやすくなったため、業界全体が衰退傾向にあります。
低価格を売りとするファストファッションを選ぶ人が増えてきており、アパレル業界全体の売上が、どんどん縮小していっています。
またフリマアプリを利用してのリユース品の売買も活発になってきており、新しい衣類が売れづらくなっています。
今後衰退する業界④ブライダル業界
ブライダル業界は、結婚式や披露宴、結婚情報サービスなど、婚礼や結婚に関するサービスを提供する産業です。
2019年には令和婚ブームがあり、市場規模が微増しましたが、その後のコロナ禍で利益が低迷してしまいました。
挙式や披露宴のキャンセルが立て続けに起こり、売上確保も難しくなってきています。
まだまだブライダル関連市場の回復は難しいです。
ココに注意
婚姻件数自体が減っており、今後ブライダル市場が拡大していくのは、なかなか考えづらいです。
今後衰退する業界⑤テレビ業界
テレビ業界は、テレビ放送に携わる産業です。
ネット広告が伸びている一方で、テレビ広告費は縮小傾向にあります。
2019年にはついにネット広告がテレビ広告を抜いており、これからさらにテレビ業界は厳しくなっていくと予測されます。
総務省の発表によると若者間ではテレビを見ない層が増加傾向にあり、テレビ離れが深刻化しています。
YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスの普及により、今後もテレビを見る層は減っていくため、テレビ業界が衰退していく可能性は高いです。
これから個人で始められる儲かる仕事の特徴
これからさまざまな業界が衰退傾向にある中で、自分のビジネスを持っておくの選択肢のひとつです。
副業として始めるのもいいですし、独立してフリーランスで頑張るのもいいでしょう。
ではこれから個人で始められて儲かる仕事とはどういった仕事なのでしょうか。
- 利益率が高い
- ランニングコストが低い
- 少人数で運用できる
これから個人で稼げる仕事①利益率が高い
ビジネスをする上で基本的なことですが、利益率が高い仕事は稼ぎやすいです。
「売上-費用=利益」となるため、売上を高めることと費用を抑えることができれば、高い利益を生み出すことができます。
「利益÷売上×100=利益率」となり、利益率が低くなってしまうと、設けられる金額も低くなってしまいます。
個人で稼ぐためには利益率をいかに高くするかがポイントになってきます。
これから個人で稼げる仕事②ランニングコストが低い
ビジネスを考える上で、イニシャルコスト(初期費用)とランニングコスト(維持費用)についてはよく理解しておかなければなりません。
イニシャルコストは、ビジネスを始めるときに必要になるお金です。
たとえば機材を揃えたり、オフィスを借りたりするときにかかるお金のことです。
ランニングコストは、ビジネスを維持するためにかかるお金です。
電気代や家賃、人件費などがランニングコストに相当します。
こうしたコストをいかに下げられるかで儲けが大きく変わってきます。削減できるところは削減して、利益を増やしていく必要があります。
これから個人で稼げる仕事③少人数で運用できる
人が多くなればなるほど人件費がかかるようになります。
人件費を抑えるためには、なるべく人数は少ないほうがいいです。
可能であればひとり、あるいは2~3人程度の少人数でできるビジネスがおすすめです。
コストの中でも人件費はかなり大きく、売上が少ないうちは給料を支払う余裕がないことも多いです。
儲けることを考え得ならば、まずはスモールビジネスとしてスタートして、ビジネスが軌道に乗ってきてから事業を拡大していきましょう。
>>将来生き残る仕事・職業となくなる仕事とは?これから需要がある仕事
儲かる仕事を考えているならITスキルを身につけよう
ここまで紹介してきた情報を踏まえた上で、これから儲かる仕事を探そうとしている人におすすめなのがITスキルです。
ITスキルは今後も需要が高く、高いスキルを身につけておけば個人で独立することも可能です。
最近ではプログラミングを学べるスクールも多くあるため、個人で始めるのにもぴったりです。
これからスキルを身につけるのには、以下のスクールがおすすめです。
おすすめスクール①DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)


最短12週間でITエンジニアになれるプログラミングスクールです。
転職成功率98%を誇り、転職できなければ全額返金が受けられます。
未経験から即戦力を目指せる実践的な独自カリキュラムで、転職活動を有利に進められます。


おすすめスクール②デイトラ


業界最安級のWEBスキル特化型オンラインスクールです。
実務力が身につくカリキュラムで、仕事につながるWEBスキルを身につけることができます。
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おすすめスクール③TECH CAMP(テックキャンプ)


ITエンジニアに転職した卒業生の多くがリターンを実感している日本最大級のプログラミングスクールです。
転職後1~3年で、平均年収が144万円アップしており、ITエンジニアになってよかったという人が98%もいます。
未経験者に特化した学習環境が整っており、受講した人の97%がプログラミング未経験者というデータもあります。


まとめ
これから儲かる仕事を探すには、まず業界自体が発展傾向にあるのか衰退傾向にあるのか抑えておく必要があります。
10年後も儲かる仕事につきたい場合は、以下のような仕事を検討してみましょう。
- ITエンジニア
- AIエンジニア
- WEBデザイナー
- WEBマーケター
- ゲームプランナー
- 医療関係の仕事
- 保育関係の仕事
- 福祉事業に関する仕事
- コンサルティング職
- クリエイター
反対に以下の業界は衰退傾向にあるため、あまりおすすめできません。
- 印刷業界
- 製造業界
- アパレル業界
- ブライダル業界
- テレビ業界
これから稼げるスキルを身につけたい人には、プログラミングを学ぶのがおすすめです。
今後も需要があるスキルのため、副業として始めるのにもいいですし、将来的に独立していくことも狙えます。
今から儲かる仕事を探そうとしている人はぜひ参考にしてください。
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